しあわせのタネを蒔きました
きっと笑顔の花が咲くでしょう・・・たぶん・・・(⌒▽⌒)アハハ!
 




さて、この山行のメインイベントに行きましょう~
写真を撮り撮り燕山荘に戻り
そのままサンルームへ
ここで毎年この時期に行われているのは

ケーキバイキング!

ケーキフェアといい
ワンドリンクにケーキが食べ放題!

しかし、行ってみると残念なことに
ケーキの種類が4つのみ・・・
以前のレポートをみるともう少しあったはずなのに・・

でも、ま、そんなに食べられるわけでもないのでいいか

まずはりんごとカスタードのケーキ

お次はベリーのケーキ

最後はチーズケーキ~
ドリンクは飲み放題ではありませんので紅茶を追加です

あま~い・・
口の中が甘い!!!
しょっぱいものが食べたくなるわ~
でも、夕食もあるのであんまり食べてはいけません

みっつがちょうど良い感じかな

幸せな気分にひたってから

・・・さて、何しようかな?

ひとりというのはこの時間がとても暇なのです
たいていは本棚から本を借りて読んでいる
このときも本棚からマンガをとって読んでみた
しばらく読書していたけど
なんだか頭痛がしてきたので今夜の寝床に戻ってみた

どうやら同宿は3人組みの女性のよう
すでに横になっていた
ワタクシもその横でコソコソと横になった

サブザックがいけなかったのか
酷くはないが軽い頭痛がしていた
ザックの位置が悪いと頭痛になってしまうのは
きっと背筋が鍛えられていないからだろう
ああ・・筋肉が欲しい~

夕食まで寝床でゴロゴロ~
お隣さんたちはベテランな雰囲気
起き出して会話している内容がそんな感じ
誰でも最初があって経験を積み重ねてできあがっていくもの
それでもなんだかうらやましい~

帰るときまで「賑やかにしてすみません」と言っていたけど
全然そんなことはなくて
むしろワタクシの方が暗い人間ではなかったか?と心配になってしまった

お隣が華やかな山ガールで良かった(*゜ー゜)(*。_。)(*゜ー゜)(*。_。)ウンウン

夕食は6時から
この時も頭痛はそのままで薬も効かない
おいしそうな食事を前にしているのに食欲がわかない・・・
がんばって食べたものの少し残してしまった
煮魚・・・食べたかった~~
今まで残したことなかったのにo(TヘTo) クゥ


部屋に戻って寝床の準備をして寝ようと思ったのだけど
全然眠くならない!!

こんなに早く寝床に入ってしまうこともないから余計かも
疲れているのに眠れない
・・・横になると頭がズキズキする
起き上がっていた方がラクなんだけど
起き上がっていてもすることがないし
外はガスガスで夜のお楽しみの星が見えない
やはりゴロゴロするしかない~

9時ごろにお隣さんは就寝したが
ワタクシは寝ては目が覚め
寝ては目が覚め・・・つか、寝てた?
意識がずっとある状態で
どこかで聞こえる物音を聞いて眠れないのを紛らわせてた

そんな状態でどれぐらいすぎた頃か
ふと聞こえてきた声にハッとした

「すごいよ~」
小声で発せられた「すごい」

これでもしや!?と頭の上にある窓の外を見上げた

キタ━━━━ヽ(・∀・` )ノ━━━━!!!!

ガスが晴れて星が見えていたのだ

すぐさま暑くて脱いでいた靴下を履き
ウィンドシェルを着こんで玄関へ向かった
外から戻ってくる人もいたので
皆、星を見に出ているらしい
サンダルを借りて外に出ると

∑(◎▽◎*)あああああああっ!!

今までに見たことがない星空が
(・・どう表していいのかわからないが)
自分を・・自分のいる山を包み込むように広がっていた

今まで天井にへばりついていたように見えた星が
天井だけでなく壁にも広がっていた
そういう風に星が見えていた
うっすらガスがかかったように見えるところがきっと天の川と呼ばれる部分だと思う
初めてみる天の川・・・(違っていたら残念だけど)
満天の星空といってもいいかも

下界には安曇野の夜景がかすんで見えていた


なんなのーなんなのーなんなのー???('▽'*)
こんな素晴らしい景色をもう見ちゃってもいいの?
つか、今まで何を見てきたのー?

やっぱ、

皆も来ればいいのにー!

この見てきた空を皆にも見て欲しい~
なのにワタクシのデジカメはこの感動を撮る事ができない

星空が見えなくなるまで見ていたいが
実はとっても寒い!!
ウィンドシェルじゃ寒くて長くは見ていられないのだった

ちなみに外に沢山人がいると思ったらそうでもなかった・・・
部屋に戻って時間をみたら午前1時を過ぎていた
寝てるか~・・・

ということで、再びワタクシも横になったが
やっぱり寝たり覚めたり・・・

そうして真っ白な朝がやってきた
真っ白なのでご来光も無し

5時45分から朝食
朝食は残さずおいしく食べられたー
今日は調子いいぞ!

と、言っても今日は下山だけ
縦走ではないのだ・・・
でも、いつか縦走したいなぁ

朝食を食べて歯を磨いて
準備を整えてしゅっぱーつ!
お隣さんに声をかけて出発します
お隣さんは前日に燕岳山頂まで行かなかったので
これから登ってから下山するとのこと

外は相変わらずガスガスの景色
天気は午前中は霧のち雨
午後には雨がやむ予報ではあったが
雨に変わる前に下山したい



ワタクシはわりと早めの出発だったようで
前を歩く人が見えない

昨日半歩ずつ進んできた道を
今度は写真を撮り撮り進む
ガスガスの先に見える雲海が素晴らしいのだ
なので景色を眺め眺め進むので
昨日と同じぐらい時間がかかった





下山はじめて少し下ったところで
男性4人組の人たちに追い越された
彼らも景色を撮りながら下っていた




浅間山方面?

合戦の頭の手前のピークで再び一緒になった

あれが八ヶ岳ですかね~
と平らな山がくっついている山塊を指して声をかけると

「さあ、わからないんですよ~。あっちが富士山ですかね」

言葉のイントネーションから関西方面の方たちのよう

ワタクシはその指す方向は浅間山方面だと思っていたので

んー富士山はたぶんあっちの方向・・・
と、指をさした先の雲の間から見覚えのあるシルエットが・・

あ、ほら見えてきましたよ!あれが富士山ですよ~

雲の切れ間から富士山が見えてきた


あー富士山だ。言われなかったらあっちが富士山だと思ってました。

富士山がわかると先ほどのが八ヶ岳で南アルプスがあれで・・・とわかってくる

南アルプス


八ヶ岳

この雲海の先に富士山がある
富士山の存在感はすごいなぁ

そこから少し下って合戦の頭
ここからは常念岳方面が見えている


頭が白っぽいのが常念かな?
そう思って写真を撮っていると
そこにいた男性に向こうの山はなんですか?と尋ねられた
ワタクシも詳しくはないので
「常念岳方面ですかね」と答えた
ガスが切れれば槍ヶ岳が見えるらしいのだけど・・・

やがて合戦小屋

結構時間をかけて下ってきてしまった
ここでガスがだいぶ出てきた・・
というか、下ってきたのでガスのエリアに突入したというのかな

ここでトイレを借りたら下り再開(7時55分)

富士見ベンチ(8時23分)

第三ベンチ(8時56分)

第二ベンチ(9時22分)

第一ベンチ(9時48分)

登山口(10時16分)


下に行くにしたがって雨が当たった
ただ樹林帯を歩いているので濡れるほどではなかった

第二ベンチで持ってきたパンを食べてエネルギー充填
ここで下山者が食事をしている図はなんだかおかしなものだった
パンを食べたらザックカバーをして歩き出した
あと少し!

そして登山口に近づくにつれて雨が体にあたった
登山口では完全に雨になっていた
ここでレインウエアを着ることもできたが駐車場まですぐだからとそのまま歩いた
・・・が思った以上に駐車場まであった
こんなに車道歩いたっけ?と・・

それでもびしょぬれにならずに車へ

そして、有明荘へ燕山荘でもらった割引券を出して割引料金で温泉へ
ここ洗い場が5個ぐらいしかなくて交代で使わなくてはならない
少し遅れたらなかなか番がまわってこないかも
露天風呂は広くてきもちい~
露天風呂は貸切で使えた

さっぱりしたらバスの時刻表を確認~

車で来てるのになぜにバスの時刻を確認するか?

それは・・・


狭いとこですれ違わなくてはならないからよ~

残念なことに時間的にバスはすでに山懐を過ぎてこちらへ向かっているところ
しかし到着までにはまだまだ時間があるので
到着してから出発するのは時間がもったいない
注意して進むしかないかな~

有明荘を出発して20分ぐらい下ったところで先のカーブを曲がってくるバスが見えた
おそらく向こうもワタクシを確認しているはず
なので広い場所で待機してバスを待った
広い場所でのすれ違いでよかった~

その後、安曇野を走って
久々の酷道143号を上田に抜けて東部湯の丸から高速へ

たいへん満足の山旅でございました



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コメント
 
 
 
夢の先に・・・ (yocyan)
2013-10-23 19:14:11
超大作の山レポ拝見しました
私には日帰りコースとは思えない本格的な
山行です
前編の山荘前の山を見下ろす絶景が最高!!!
苦行が報われる一瞬、感動モンですね
山荘ケーキバイキングもありとなれば、是非
挑戦したい山です

低山相手でも疲れが少ないペース配分に気を
使うようになりました
本屋やネット情報から登り初めは飛ばし過ぎ
に注意して意識的に落とす様にしてます
それでも毎度ヒーハーの連続です

仕事柄、早くも年の瀬を感じる様になりました
気忙しくなりますが年内に山行計画中です。

 
 
 
驚きの連続~ (たね)
2013-10-23 20:29:19
yocyanさん、ワタクシもこれを日帰りできちゃう人はすごい!と思うのです
でもワタクシは時間をかけて歩いてましたが
コースタイムどおりに歩ければ日帰り圏内なんですよ
あの地獄があっての景色!
これがもしいつものようにガスガスであったらどうだったのかな・・・
地獄だけ~でグッタリしちゃったかなって思います

ケーキバイキングを目的にすれば
10月のはじめを狙ってください~
燕山荘のホームページに日程がのるので逃さないように~
隊長さんと是非行ってみてください
yocyanさんは「富士登山」というものさしがあるので
それほどツライこともなく登れると思います

御嶽山に登った時に意識して遅く登るように足を運び
それが後半のスタミナ維持につながったように思います
今回は苦労しましたけど・・・

ワタクシもいよいよクリスマスシーズンに入り
あっという間の年末になりそうです
来月に再び悪天候にならなければもう一山登りたいと思います
ちなみに先週登る予定だった一山は台風で流れましたー
そして今週の土曜日も・・・
今年の紅葉登山は燕岳のみになってしまいそうです
来週は晴れて欲しいものです~

そうそう、下山後の炭酸飲料は結構人気ですよね
ワタクシも以前炭酸炭酸~と自販機に向かったら
炭酸飲料だけ全部売り切れてたことが!!!
シュワシュワで祝杯をあげたいのに~
せっかくの小銭も意味がなかったです・・・
 
 
 
紅茶派ですか? (えてきち)
2013-10-25 00:45:39
雲を抜けた景色はホント別世界ですね。

そして星空・・・は素晴らしさは残念ながらわかりませんが伝わりました

ワシも同じ景色を見たときは同じように「来ればいいのに~!!」って叫ぶようにします
(…きっと起きることなく爆睡してるだろうが・・)


そういえば頭痛といえば、自分も先日のトレッキングで軽い頭痛を起こしました。
多分、標高と気圧の関係でなったと思います。
酸欠や寝不足でも起こるようですね
ザック・・・肩こりからも頭痛がでるようです
道具って大事なのかな


そして同様、ワタシも車での下山・・好んでいないのに夜中の酷道走行・・・ 泣きました

遠足は家に帰るまで とはよく言ったものです。

無事に帰還できてなによりです ← エラそうに言えない・・・


 
 
 
杉下右京さんも紅茶派 (たね)
2013-10-26 11:12:22
えてきちさん、コーヒーは飲めなくはないですけど
紅茶が多いです
でも、どこに行っても大抵「○○水で淹れた珈琲」という文句が
文字的にそそられますが結局は紅茶です~

雲の上って飛行機でないと行けない領域であると思っていましたが
歩いても行けたんですね
というぐらい雲が広がっていたんですよ!!!
もちろん広がっていなければもっとすごい景色が見られたのでしょうけど・・・

星空は「燕岳 星空」などで検索すると
ちゃんと写真に収めてくれている人がいるんですねー
とにかくすごいです!!
都会(それでも田舎寄りですが)にいると
この星空の一握り・・いや、ひとつまみしか見ていない(見えていない)と気づかされました
んーそれがいいのか悪いのかわかりませんが
感動はその分大きいと思います
ぜひ、夜中に起きて見てください
・・・いや、ガスが晴れれば夜中でなくても見られるはずなんですけどね

ワタクシの頭痛も標高と気圧の加減なのかなーとも思うのですが
肩こり持ちなのでそこからきてることも多く
ちょっとわかりませんが
お隣の山ガールさんたちは酸素タブレットを飲んでいました
来年高いところに行く時は酸素タブレットを飲んでみようと思います~
どうなりますかね~


ワタクシ、夜中にあの酷道を走ることなんてできません!!
バイクだから走破したものの
車ならなおさらですーー
無事に帰還されて本当になによりです!
ある意味見てはいけないものまで見えそうな・・・
そんな酷道ですよね・・
 
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