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JUMPファンとJUMPファンでない人への、創作「過食ロボットの『しょくこ』に出会ったら」シミュレーション(創作話)
しょくこ:22歳 AB型 ピンクのカーディガン着用 好きな食べ物はトンカツ
○髙木雄也
この前、番組のロケで、電動自転車に乗り、サイクリングの気持ちよさにハマる。今日はOFFなので、一人でどこかに行こうかな・・・と、まだベッドの中で思案中。
○岡本圭人
本日も「寝た子を起こすな。煮ダコをのこすな。2号店」でバイト。ねむい目をこすりながら、ベビーカステラを作っている。
○薮宏太
大ちゃんと知念ちゃんと三人で、仕事用ワゴン車で待機中。最後の一人、山ちゃんがまだアパートの入り口にやってこない。
○知念侑李
「涼介どうしたんだろ・・・!?いつもは、3分前に入り口で、ホットドッグ一気食べして、待ってるのに・・・。」
○有岡大貴
「あれじゃないの。オーブントースターから、アツアツのホットドッグ出すときに、やけどしちゃったとか・・・。」
○薮宏太
「それにしても、10分経過しちゃったぞ。Telしてみるね。あれっ、呼んでるのに、ぜんぜん出ないxxx。こりゃひょっとして、お腹いたで苦しんでるとか・・・。」
○有岡大貴
「みんなみてみて。タエコ(アパートの大家さんちの愛犬)つれた、イノちゃんがやってきたよ。
○伊野尾慧
「おはよ みんなおそろいでどうしたの?」
○知念侑李
「イノちゃんこそ、どうしたの?今日、一緒の仕事だったけ。」
○伊野尾慧
「タエコ。とってもいい子だったね。これをおあがり」(沖縄産アグー豚と玉ネギとしらたきが入った豚丼。紅ショーガ入りをタエコにあげる)
○有岡大貴
「えー☆※○□?イノちゃんいーの?そんなもの食べさせて。」
○伊野尾慧
「昨日こっ早く、テレビのスタジオで、ぼくが味見したからいーの。それよりみんなで誰待ち!?」
○岡本圭人
「何だか、すごい胸騒ぎがするっ!!」
○知念侑李
「ぜったいおかしいよ。もしかして、ゆうべ涼介の部屋にどろぼうでも入って・・・。」
○伊野尾慧
「煮込みソバでも、二人して食べてたりして」
○薮宏太
「とりあえず、寝込みでも、煮込みでもいーから、山ちゃんの部屋まで行くぞ!!」
○中島裕翔
さっきバイト中のケイティからLINEが・・・。
『富士山ばくはつ級の胸騒ぎ!!多分山ちゃんが一大事。すぐ助けに行って。アパートまで』
なぜか、アフロヘアの店長とベビーカステラを食べているところの写真付き。
「アン・ドゥ・トりゃあ~!!」
電動自転車に飛び乗り、もうダッシュ。
○薮宏太
みんなで、山ちゃんの部屋の前まで、来て様子をうかがっている。
○知念侑李
「なんだか怖い位しずかだね。(ピンポーン。ピンポーン)りょーすけぇ~。迎えに来たよぉ~!!」
○薮宏太
なんか、かすかに声が聞こえる。「う~。う~。う~っ」
○有岡大貴
「やっぱりなんか苦しんでるかもよ。せぇーの!!」
○中島裕翔
「どけ!!どけ!!うりゃあ~。」
○知念侑李
「あっユーティ、かっこいい。スースーメルツヨコツヨ2本ずつ、こめかみの所に貼り付けて・・・。」
○有岡大貴
「たたりじゃあ~、168墓村じゃあ~!!」
○薮宏太
「20倍位上になっちゃった。あっ山ちゃん、大丈夫?」
○山田涼介
「来るのが遅い。助けてぇ~!!」
○中島裕翔
「遅いのは、山ちゃんの方でしょ。みーんな待ってたんだよ。ワゴン車で。」
○山田涼介
「ごめんね。ほんと面目ない。」
○知念侑李
「りょーすけ、どうして、ご主人様が3週間ぶりに出張から、帰ってきて、喜ぶゴールデンレトリバーみたく、お腹見せて、両手両足カエルみたく広げて、びっくりしてるの。」
○山田涼介
「カエルはやめて!!順序だてて、話せばめっちゃ長くなるんだけど。」
○有岡大貴
「ひぇ~。山ちゃんの背中の甲羅が取れてる!!今日この4人で区民プールでロケなのに。」
○中島裕翔
「頼みの綱の甲羅が取れると、またカナヅチに戻ってロケが成立しないからって、それで白いTシャツの背中にトリモチなんかつけて。」
○有岡大貴
「ってゆうか、よく独身貴族の個人のお宅に、トリモチなんかあったよね。未解決事件の香りがするね。」
○山田涼介
「2日前に、イノちゃんが、ひょっこり来て、『この秋のトレンドはトリモチ。間違いないね』って言って置いてったんで・・・。」
○薮宏太
「ふっふっふっ・・・。あーそれで、背中にトリモチついたまま、甲羅にねれば、カッパ復活って、迷わず甲羅にダイブしたんだ。」
○知念侑李
「背中からでしょ。どこも痛くしなかったの?りょーすけ。」
○山田涼介
「大丈夫。それよりも、この甲羅の下から、『うーうー』声がするのが、怖すぎなんだけど・・・。ユーティ、おねがい。おれのこと、持ち上げてくんない?」
○中島裕翔
「せーの!!」
○髙木雄也
「よいしょお~!!」
○薮宏太
「あっ、ゆうやん。」
○髙木雄也
「ゆうやんはやめて。ちょー恥ずかしいから。マネージャーさんから、LINEで。今日の区民プールのロケ、近くに住む神主さんたちが、『日が悪い。頭が高い。凶100と出た!』って、社務所で大騒ぎしてるから、無しになったんだって。それをみんなに教えてきてって。」
○有岡大貴
「休みだったのに、ゆうやん、ありがと。」
○髙木雄也
「だからゆうやんって呼ばないで。あっ!?」
○薮・有岡・中島・知念・山田
「あー○※△○☆、しょくこお~!!」
○しょくこ
(無言)
○伊野尾慧
「みんな、ぬるま湯に浸かった気持になってぇ~。早く、早く・・・。」
○有岡大貴
「イノちゃん、わけわかんないよ。どういう気持なの。それって・・・。」
○伊野尾慧
「みーんな目つぶって。そして、古びれた銭湯で、宮川一朗太さんに赤ちゃん抱っこされて、髪の毛、ベビー石鹸で洗われてる気持ちになって。」
○髙木雄也
「それでいーの?それがぬるま湯に浸かった気持ちってことで・・・。」
○伊野尾慧
「ついでに、その後、冷え冷えの冷凍ミカン口いっぱいに頬張れば、完璧。」
○中島裕翔
「そしたら、このペラペラの圧縮イカせんべいみたくなった、しょくこ。もとのプリティしょくこに戻れるの?」
○伊野尾慧
「大丈夫。かんぺき。」
○知念侑李
「でも、肝心の冷凍ミカンがないよ。」
○八乙女光
「みんな、ひどいよぉ~。おれが電動自転車ハマってるの知ってて、どっかに隠したっしょ。」
○薮宏太
「ヒカルぅ~。水ボタボタさせて、手に持ってるのは?」
○八乙女光
「あっ!これは、そこのキヨスクで買った、冷え冷えの冷凍ミカンさ。電動自転車で10km走ったら、木陰で食べようと思って、お楽しみに買ったのに、肝心の自転車がないんだもん。J組の内村先生に言いつけてやるぅ~!!」
○知念侑李
「あっ、イノちゃんが、カッパの甲羅の内側に冷凍ミカンしぼって入れてる。」
○中島裕翔
「えっ、その中にペラペラのしょくこ入れちゃった。」
○しょくこ
(少しずつ、ふやけて、元に戻る。目はつぶったまま)
○薮宏太
「目は開けないねぇ~。これでいーの?イノちゃん、大丈夫?」
○伊野尾慧
「いーの。いーの。大ちゃんとユーティ、悪いけど、キヨスク行って、ホタテの貝柱(高級)買ってきて。」
○有岡大貴
「貝柱。なになに、みんなで食べるの?」
○伊野尾慧
「貝柱もこのミカン汁に入れて、ふやかして、戻った貝柱の小片をこの中のひとりがしょくこに口移しで食べさせる。」
○イノちゃん以外全員
「え~。え~。え~。」
○伊野尾慧
「えーえー言ってないで、そうしないと、しょくこ永遠に目を覚まさないよ。それでもいーの!?」
(珍しく切羽詰まって真剣なイノちゃん。このあとしょくこ、無事に生還できるのか!?)
秋の夜長は、ついついたべすぎる(泣)ほうほうほでした