よかったら、読んでみてね
ゆうこ:(ナレーション風に)私は、商店街の片隅で占いをやっている、「相合い傘の相手募集中ゆうこ」。今日も世の中の迷える子羊を待っています。
夕方4時30分、小腹から大腹になりかけたころ、お客さんがやってきました。
ゆうこ:この前のしがらみはぁ~♪ 麹味噌の三段目のなか~♪ はぁー、誰も来ないなぁ。
???:今いいですか!?
ゆうこ:ぐわぁ!!まぶしすぎるイケメンさん。あなたのお名前は?
???:サラーと大ちゃんの隣でおどって、うたったので、「さとりちゃん」って呼ばれています。
ゆうこ:高野山、延暦寺で、ママレモンで一生懸命皿を洗ってるみたいな名前ね。
さとり:ゆうこ、それどういう意味ですか!?
ゆうこ:まぁ、いつの間に私の名前を。きちんとして、立派ってことよ!!(つよめ)
さとり:なんか、褒められてるのか、怒られてるのか、わかんない位、ゆうこ目がキツキツで、何かあったの!?
ゆうこ:赤城山の埋蔵金くらいありすぎるから、ここんとこずーと目がキツキツで、寄り目にならなくて、カーネギーがふてくされてるのよ。
さとり:えっ!?どうゆうことですか。
ゆうこ:我が家で日がな一年中、暇にしてるカーネギーでも、たまに、思い悩むことがあるらしくて・・・。
さとり:うんうん。それで・・・。
ゆうこ:大好物の千歳飴にも、ときめかなくて、どうしたもんかと思って、小一時間、天知茂さんばりに、眉間にシワ寄せようとしたら。
さとり:カーネギー自身が眉間にニヒルなシワ寄せるってことですか?
ゆうこ:そう。そしたら、クックックックゥ~。アッハハハ、クルックル~。
さとり:ゆうこ、要所要所伝書鳩みたくなってますよ。
ゆうこ:あーごめんね。さとりちゃんが、新沼謙治さんに見えてきたもんだから。美声でイケメンで、鳩使いの達人で、ちょーステキ!!
さとり:そんなぁ~(照れる)。
ゆうこ:でもどう眉間にシワ寄せようとしても、カーネギー、けっきょく月形半平太みたくなるのよねぇ。
さとり:カーネギーかわいそ!!ナマケモノとして、何かにつかまってぼぉーと暮らすのに、飽きてきたのかなぁ。
ゆうこ:あっでも・・・。見る角度によって、さとりちゃんも似てるかも・・・。
さとり:さっきまで、新沼謙治さんに似てるって言ってたのに。
ゆうこ:いやぁ~、なかなかのもんよ。月形半平太にそっくり 今度映画に出て、世の中の悪をこらしめて、祇園の女子たちをとりこにしてほしいわね。
さとり:祇園限定なんですか。
ゆうこ:名セリフ知らない!?祇園の名花、梅松さんが「月さま、雨が・・・」って傘差し出すんだけど、半平太が「春巻きじゃ、ぬれて帰ろう」っていうの。
さとり:??? 春巻き、中華の!?
ゆうこ:そうよ。空から大量のカラッとおいしい春巻きが・・・。あれっちがったかな。肉団子か、もしくはカニのつめフライかも。
さとり:中華のファミリーパックみたくなっちゃった。大特価、798円。
ゆうこ:やすっ!!頭の中がゴマ油まみれになったので、これでかえりまーす。アツアツの春巻き食べたら、カーネギーも悩み、吹っ飛ぶかもしんないから、ばいばーい、またね!!
さとり:あーあ、ゆうこ結局、ぼくの悩み聞かないで帰っちゃった。ちなみに延暦寺は、比叡山だからね~!!しょうがないから、秋雨の中、ぬれて帰ろうーと!!
花・鳥・風のあとは、雨にぬれる月を愛でたい。。「相合い傘の相手募集中ゆうこ」でした。
今回は山田涼介くん編です。
雨の夜は、眠りが深いほうほうほでした
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