よかったら、読んでみてね
ゆうこ:(ナレーション風に)私は、商店街の片隅で占いをやっている、「ロンリーナイトだらけの日々も、もちのやきかたを絶妙にしたら、甘じょっぱい彼氏が、目の前にあらわれたりしてゆうこ」。今日も世の中の迷える子羊を待っています。
夕方4時30分、小腹から大腹になりかけたころ、お客さんがやってきました。
ゆうこ:スピンオフって、何曜日が休みぃ~♪はぁ、誰もこないなぁ
???:あのー。
ゆうこ:高身長のイケメンさん。あなたのお名前は?
???:番組のたまごやき対決の時に、アンガールズさんの前で、こげこげにしくじったので、こげルズちゃんって呼ばれています。
ゆうこ:じゃあ、こげルズちゃんの悩みプリーズ!!
こげルズ:はい。全然モテ期がこないんです。なんとかして下さい。ゆうこ!!
ゆうこ:まぁ、いつのまに私の名前を・・・。おかしいわねぇ、天地がひっくり返って、アダムとイヴが、行商に出て、こあじのフライを売りさばく日が、きたとしても、こぉ~んなに超イケメンのこげルズちゃんが、もてないなんて。
こげルズ:知らない間に変な妖気出しながら、歩いてませんか。ぼくって。
ゆうこ:まったく。そんなコトは・・・。でもあれかな?もしかして・・・。
こげルズ:いいんです。このさい、はっきり言って下さい。覚悟はできてるんで。
ゆうこ:そーお。言っちゃってもいーのね。
こげルズ:はい
ゆうこ:たしかに出してるわ。ようき。
こげルズ:(神妙な顔)
ゆうこ:それも3種類の。
こげルズ:(もはや泣きそう)
ゆうこ:ソースに、タルタル。そして、梅あんずソース
こげルズ:なんか、言ってる意味が・・・。
ゆうこ:あのね、それぞれの味が入ってる容器を、街ゆく人にちらちら見せながら歩いてるんだけどね。
こげルズ:はぁ
ゆうこ:もうね、2ヶ月半前から、ソースも、タルタルも、あと1回プッシュしたら、なくなるのに、全然たっぷりその容器にあたらしいの入れてくんないのっ!!
こげルズ:・・・。
ゆうこ:万年第3位の梅あんずソースをユラユラ見せながらじゃ、がまん強いお国柄の人達だって、ハレの日もケの日もこげルズちゃんのコト、見なくなるよ。今すぐ、ソースと、タルタル入れに、『じじばば商店』へ行ってきな。ゆうこ、メールしとくから。
こげルズ:なんか、自分がこんなに甘い人間だったとは。あーもぅー、世の人がこんなに、こあじのフライをほっしていたなんてぇー。全然わかんなくなってた。
ゆうこ:クイアラタメルのに、ハバカカラズやよ。こげルズちゃん。
こげルズ:ああ、なんか、ゆうこって、とっても深かったんですね~♪
ゆうこ:だから、知らぬ間に、あのたまご焼き対決の時、おさとうダバダバ入れたり、だししょうゆシャバダバ位入れちゃってたのよ。
こげルズ:そっかぁ~、本当は、自分のコト、自分が一番、知らなかったり、そっかぁ~。ありがとうゆうこ!!じゃあ、元気に『じじばば商店』行ってきまぁ~す。
ゆうこ:いつもの聡明で、オチャメなこげルズちゃんにもどったわ さぁ、ゆうこも帰って、久々に、カーネギーとだしまきたまごでも食べよーと!!
「ロンリーナイトだらけの日々も、もちのやきかたを絶妙にしたら、甘じょっぱい彼氏が、目の前にあらわれたりしてゆうこ」でした。
今回は、中島裕翔くん編です。ほうほうほでした