みようみまね屋のスパイシーコロッケ買いに行っていいですか!?

ふつうの主婦が、色々思いついた創作話を書くブログです。

JUMPファンと、JUMPファンでない人への創作「キューリー夫人の呼び方」シミュレーション

2017-11-17 12:45:36 | 日記

よかったら、読んでみてね

 

かっこいいHey!Say!JUMPのみんなが、夜な夜な「キューリー夫人を呼ぶときは、『キューリーさん』さんと呼ぶか『マリアさん』と呼ぶか」会議をしたらシミュレーション(創作話)


11月吉日(晴れ)PM7:00~ あとくされ公民館(梅の間)


議事進行係(知念くん)


知念くん:それでは、時間となりましたので、偉大な発明家、キューリー夫人を、「キューリーさん」か、「マリアさん」か、どちらで呼びたいかを議論したいと思います。


選手宣誓:八乙女くん


八乙女くん:私たちは今夜、オバケのQ太郎ではなくて、キューリー夫人について、マジメに議論することを誓います。

(一同、まばらな拍手)

 

知念くん:二週間前にハガキで通知を出して、3日前に、全員の集計が出ましたので、発表します。

 

キューリーさんと呼びたい派:5名(薮くん、山田くん、八乙女くん、知念くん、中島くん)

 

マリアさんと呼びたい派:4名(髙木くん、有岡くん、伊野尾くん、岡本くん)

 

髙木くん:ぼくは、女性が大好きです。三度のごはん位、大好きです。と同時に、すごく尊敬しています。なぜなら、女の人は子供が産めるからです。

マリア・キューリー夫人。たぶんキューリーは、旦那さんの苗字だと、なんとなく、そんな気がするんです。

尊敬していて、才能あふるる、大好きな女性については、その人が生まれて、ずーと持っている、マリアという名前で呼びたいと、ぼくは思います。

 

いいぞう~!!ピューヒュー!(どこからかの声)

 

知念くん:ご静粛に。

 

薮くん:私は、キューリーさんの方がいいと思います。

小学校の4年生の位に、だれもが、図書室で手に取る本。

大昔、りっぱなことを努力して、成し遂げた、伝記のものの代表選手、それは、キューリー夫人です。

5月の小運動会後の水曜日、ふらりと行き慣れてない、人影まばらな図書室で、初めて目にする、異国の年上の女性。

どんな男の子でも、一瞬で、モヤモヤァ~とした、第二次成長のトビラが開いてしまう瞬間です。

 

八乙女くん:あのーあの…。やっぱり、きゅうりのキューちゃんと、なんか遠い親戚なんですか?

 

知念くん:ご静粛に。

 

岡本くん:はぁ!?そんなわけないでしょ。日本のきゅうりの漬け物の、Mascot boyと、なんで、どうして。ガルルルルゥ…。

 

有岡くん:なんかケイト、珍しく荒れてるね。いつもはおとなしいのに。

 

パリ、ポリ、パリッ、ポリッ。

 

伊野尾くん:おいしいね。おいしいけど、こればっかりじゃ口の中が…。

 

八乙女くん:しょっぱくなるんだよね。カリッ。ポリッ。

 

伊野尾くん:これさぁ、おっきなおにぎりの中に、3コ入れるとおいしいんだよね。

 

八乙女くん:そうそう。4コじゃ多いし、2コだと物足りないんだよね。

相変わらず、イノちゃん、冴えてるね。

 

ザワ、ザワ。ザワ、ザワ。

 

山田くん:なんか、しょうゆくさくなーい!!くん。くん。

 

中島くん:あっ、あの二人。イノちゃん、ヒカ、二人して何たべてんの!

今回は派閥が違うのに、食べるときだけは、一致団結するんだから。

 

岡本くん:まだちゃんと議論もしてないのに。

I am a serious person.

They don't seem serious.

 

有岡くん:えっ!?ケイト、なんかすごい剣幕でまくし立ててるけど、何て言ってるの?

 

知念くん:ご静粛に。「私はまじめな人間です。彼らは、まじめに見えない。」って言ってるよ。

 

伊野尾くん:わぁー、すごい。知念ちゃんも英語わかるんだぁ~。尊敬しちゃう。

これ、よかったら食べてみて…。(キューリのキューちゃんをつまようじに刺して、わたす)

 

知念くん:ありがと、イノちゃん。カリッポリ、カリッポリ。おいしいね。

お茶うけが出ましたので、30分間休憩しまーす。杉の間に移動して下さい。

 

岡本くん:ガルルル。ガルガル…。

 

髙木くん:ちょっ、おちついて。ケイト、何かあったの、今日。

 

中島くん:あっ、これは…。朝鮮人参3倍マシマシ、バターコーン入り。

栄養ドリンク「口八丁、手八丁」だって。

 

山田くん:なにそれ…。3本ものんでる。大人1日1本までって書いてあるのに。

 

岡本くん:だって、これから年末にかけて、忙しくなるから、スタミナつけとこうーと思って、ガルガル…。

杉の間のテレビでは、大川栄策の「さざんかの宿」が流れている。

 

有岡くん、中島くん、髙木くんも、おなかがすいて、イノちゃん、知念くんが握ったおにぎり。

(キューちゃん入り)を食べている。

 

PM8:03

 

知念くん:それでは、みなさんの意見が固まったようなので、決をとりたいと思います。

 

白い箱の中に、無記名で紙を入れる(知念くん含め、全員)

 

知念くん:それでは、発表します。

キューリーさんと呼びたい派、7名。

マリアさんと呼びたい派、2名。

この結果、キューリー夫人のことは、キューリーさんと呼ぶことに決まりました。

 

岡本くん:え!?なんで、どして…。(スタミナドリンクが逆流してくる)うえっ、ぐえっ…。

キューリーさんじゃだめなんだってぇ~。いやだぁ~!!(一人外に飛び出してゆく)

 

山田くん:ケイトの荒れっぷりがすごすぎる。7対2て、みんなの寝返りっぷりの理由はもう…。

 

有岡くん:きゅうりのキューちゃんを、みんなで食べたら、そりゃそうなるよねぇ~。

でもさぁ~、そもそも誰が持ってきたの?キューちゃんを。

 

八乙女くん:もじもじ(顔が赤くなる)

 

髙木くん:ヒカが持ってきたの。イノちゃんかと思ったら…。

 

八乙女くん:(恥じらいながら、うなずく。)だってこの前、山ちゃんとおれだけ、お茶漬け食べられなかったからさぁ~。

 

山田くん:え!?

 

薮くん:あー、あの時、金田一ばりに推理して、山ちゃんとヒカルだけ、おあずけ食ったときの。結構昔だよねぇ~。

 

八乙女くん:うん、そうそう。みんな、サラサラーとお茶漬け食べて、キューちゃん、ポリポリ食べてたよね。

 

知念くん:だから、おとといの夜、スーパーで買い物してるとき、壊れたテープみたいに、永遠に嫁の悪口言ってるおばさんの中にムリヤリ…。

 

八乙女くん:ムリヤリじゃないから。

 

中島くん:スルスルーと入って、きゅうりのキューちゃん、12個買ってたんだ。

ヒカも、意外と優しいよね。じゃあ、山ちゃん、お待たせしました。

ヒカと二人で、楽しいお茶漬けの…。

 

伊野尾くん:ひとときを~!!てぇ~い!!瓦10枚割れたら、食べられま~す。

(8枚までしか割れず、2枚のこる)

 

髙木くん:まじ!?なんで瓦なの?

 

薮くん:苦し紛れに、瓦割りしてるけど、もうごはんがないんでしょ。

休憩時間におにぎり作って、みんなに振る舞ってたから。

 

有岡くん:イノちゃんの体に宿る、10年に1度の錬金術でも、おかまにポンって、ご飯出せないかぁ~。

 

山田くん:うそ~!!今度こそ食べられると思ったのにぃ~。(ダッシュで、1人泣きながら帰る)

 

知念くん:じゃあもう8時30分になるから、帰るよ~!!じゃあねー、ばいばーい。

 

5日後、髙木くんの所に、LINEが来る。

 

岡本くん:この前は、一人で取り乱して、先に帰っちゃってごめんね。

あの後、うちに山ちゃんが来て、二人で冷凍のごはんにお茶をかけて、その上にキャビアをのっけて食べました。

キューちゃんはなかったけど、おいしかったです。

 

P.S.もう少ししたら、女性初のノーベル賞受賞者の、すばらしいキューリーさんのことを思いながら、映画館に行って、「鋼の錬金術師」をみたいと思います。

 


「キューちゃんと私」っていう作文が書けるほど、竹馬の友のほうほうほでした

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする