みようみまね屋のスパイシーコロッケ買いに行っていいですか!?

ふつうの主婦が、色々思いついた創作話を書くブログです。

JUMPファンと、JUMPファンでない人への創作小話8

2017-03-30 12:55:12 | ゆうこシリーズ

よかったら、読んでみてね

 

ゆうこ:私は、商店街の片隅で占いをやっている、「カウントダウン花粉症ゆうこ」。

今日も、世の中の迷える子羊を待っています。夕方430分。小腹から大腹になりかけたころ、お客さんがやってきました。

 

ゆうこ:ふぅー、イタタ。何か体中が痛いわぁー。これはきっと、4日前の、「ミミズばれ商店街争奪・竹馬ナナメ走り」で頑張りすぎたせいかしら。年を取ると、次の日にすぐ来ないのよねえ、痛みが。

 

いっちゃん:あのー、こんにちは。僕、「いちずな ゆきち」と言います。みんなからは、「いっちゃん」と呼ばれてます。

 

ゆうこ:じゃあズバリ、いっちゃんのお悩みは何かしら。

 

いっちゃん:「石の上にも三年」っていうのが、どうにもこうにも、しっくり来ないんです。ボク的には。

 

ゆうこ:えっ、あの、確か、格言的なものよね。石の上にも三年って。他にも色々あるわよねぇ。「炊飯ジャーの上にも五年」、「ちくわの上にも十五年」。

 

いっちゃん:そうそう、いろんな上に乗りたがるよねぇー、ってちがーう!合ってるのは石だけで、炊飯ジャーもちくわも全部違いますよ。

 

ゆうこ:あれっ?!そうだっけ。最近体の免疫力が落ちたからかしら。たそがれ薬局に、マムシドリンク買いに行かなきゃ。

 

いっちゃん:すいませーん…僕の悩み、マジメに聞いてもらえますか?

 

ゆうこ:あっ、ごめんなさい。でも大丈夫よ、いっちゃん。これからちょっとしたテストをするわよ。

 

いっちゃん:えっ、テスト?何か怖いんだけど。

 

ゆうこ:じゃあ行くわよ。石焼きイモ、石狩鍋、石川啄木。とどめに、旧石器時代。

 

いっちゃん:うっ、うっ。あー、頭が痛い!ムカムカする、足がかゆすぎる!

 

ゆうこ:やっぱりね。

 

いっちゃん:やっぱりって何ですか。ひどいじゃないですか。デビルゆうこ!

 

ゆうこ:まぁ、いつの間に私の名前を。確実に、いっちゃんは「石たびたび恐怖症」にかかってるわ。最近、石でひどい目に遭ったでしょ。

 

いっちゃん:あったかなぁ、どうだろ。うーんと…あっ、そうだった。あれだー。5日前に出た、「ターメリック競技会」。「足つぼマッサージの上で縄跳び選手権」で、カラフルな石の上を…

 

ゆうこ:石の上を?

 

いっちゃん:跳んだんだ。あれは、すげぇ痛かった。足の裏に穴開いたと思ったもの。

 

ゆうこ:でも大丈夫よ。石のことを忘れれば、だんだん症状は良くなるわ。でも、いっちゃん…

 

いっちゃん:はい!?

 

ゆうこ:あなた、すごく頑張り屋だし、その上何でも器用にこなすし、頭もいいし、まさしく、小顔でキレイな必殺仕事人。だけど、時々ガムテープのように粘着性高いし、人のこともよく観察していて、見ないふりしつつ、たまに毒舌だったり、悪い顔してる時もあるわよね。

 

いっちゃん:あっ、ちょっと待って。前半すごくホメてるのに、後半ただの悪口じゃないですかぁ。

 

ゆうこ:ううん、そんなことないない。トータルでホメてるわ。たぶん。これで一大事解決ね。

 

いっちゃん:何か、解決したような、しないような。何だか泣きたいような。スッキリしないから、歌うたって帰ろう。(中島美嘉のモノマネで)泣きたくなったのは、いっちゃんだった~♪

 

ゆうこ:まぁ、嬉しそうに歌うたいながら帰ったわ。じゃあ、いっちゃん、またね。今度はスイーツ食べに行こうね。

 

くしゃみ、鼻水、満員御礼。「カウントダウン花粉症ゆうこ」でした。


前回は伊野尾慧くんでしたが、今回は知念侑李くん編です。

背中のかゆい所が、微妙に届かないので、ムリしたら、首がゴキュってなっちゃった。てへ孫の手の存在価値を強く感じた、ほうほうほでした

コメント
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