1226 古集 2009-05-11 | 巻七 雑歌 神前 荒石毛不所見 浪立奴 従何處将行 与奇道者無荷 三輪の崎 荒磯も見えず 波立ちぬ いづくゆ行かむ 避(よ)き道(ぢ)はなしに 「三輪の崎の、岩石だらけの海岸も見えぬほど、波が立ってきた。どこを行けばよい?(波を)避ける道もないぞ」