大寶元年辛丑幸于紀伊國時見結松歌一首(柿本朝臣人麻呂歌集中出也)
後将見跡 君之結有 磐代乃 子松之宇礼乎 又将見香聞
後見むと 君が結べる 磐代の 小松がうれを またも見むかも
大宝1年・辛丑(西暦701年)。(文武天皇が)紀伊国に行幸中に結び松を見る歌一首(柿本朝臣人麻呂の歌集の中にも出ている)
「後で(帰国の際に、再び)見ようと、あなたが結んだであろう岩代の若いマツの梢。あなたは再び、(結びマツを)ご覧になれたのだろうか」
後将見跡 君之結有 磐代乃 子松之宇礼乎 又将見香聞
後見むと 君が結べる 磐代の 小松がうれを またも見むかも
大宝1年・辛丑(西暦701年)。(文武天皇が)紀伊国に行幸中に結び松を見る歌一首(柿本朝臣人麻呂の歌集の中にも出ている)
「後で(帰国の際に、再び)見ようと、あなたが結んだであろう岩代の若いマツの梢。あなたは再び、(結びマツを)ご覧になれたのだろうか」