舞栗倉庫

過去ログ

この夏イベント #2

2006-08-19 16:53:19 | Life
しかし暑いなぁ。夏なんだから暑いのは当たり前で暑いから夏なんだけど、こうも暑いと試験勉強をする気が起きない。電気代がもったいないと言う訳ではなく、5LDKの我が家にエアコンは2つしかなく、勉強机がある部屋(兼・洗濯モン部屋干し部屋)にはエアコンがついていないから暑けりゃ暑いまま我慢をして過去問題集をめくるしかない。図書館を利用しようと思っても同じことを考える人がたくさんいて席は空いていない。しょうがないので勉強は諦めて、日記を書くとしよう。



シゾーカのオヤジは5年前に奥さん、つまり僕から見て義理の母親をガンで失ってから1人暮らしをしている。今は年金暮らしで仕事には就いていないもんだから、毎日な~んにもしない生活なんだそ~だ。元々料理も洗濯も掃除もマメにする人だけども、1人じゃぁ料理はしないよなぁ。

年金はいくらくらい受給してるのだろうか。義理の息子には聞けない。
しばらく前に都道府県別平均所得一覧みたいな統計が日経に載っていて、もちろん一位が東京なのは納得で、沖縄が東京の半額だったと記憶してる。今ネットで調べてみたけど統計の名称が違うのか記憶してた金額とに乖離があるし順位も違ってた。僕が記憶してるのは東京が400万円程度で沖縄が200万円ほどだったんだけど。
そう、それで解釈がちょいとランボーかも知んないけど、この統計結果から見れば東京では年間に400万円あれば生きていけるし、スタロ~ンでも沖縄で生活するんだったら200万円でOKだと言えるんじゃないかなぁ(ロ~ンて書くとご本人は確かイタリア系の筈だけど、なんとなくおフランス風に見えるのは何故?)。

年金は納めるときも受給するときも金額は全国一律なのは当たり前で、であればイタリアじゃなくって、リタイア後は沖縄だな、やっぱり。



まぁ「平均」て言葉にも時にマヤカシがあるので気をつけなくっちゃいけない。
この統計で言う所得は各都道府県民の所得の合計を単純に頭数で割って算出する場合と、所得の一番高い人と一番低い人を順番に1人ずつ辿っていって、上からと下からまったく同数でぶつかった人の所得を「平均」とするケースがある。お役所はその時々で都合の良い方の数字を遣うから騙されないようにしなくちゃ。

面白い統計を去年だったか見た。「平均貯蓄額」についてのもの。
貯蓄合計を単純に頭数で割ると、たしか850万位だったと思う。でももう一つの方法で算出すると400万台に減少する。霞ヶ関で「景気は良くなった」なんてことを言いたいときは850万を使うんだろうな。
ところで貯蓄がまったくなくって債務だけがある人は、この統計ではどう扱ってるんだろ?まぁいいか。



同じ所得の一覧表で予想外だったのがシゾーカの順位がたしか5番目位だったこと。てことは今のロジックでいけば都道府県別に見て結構な所得(年金)がないと暮らせないってことになる。事実、約1年シゾーカ県民だったけど物価は決して安くはなかった。駐車場代の方が僕の社宅の家賃より高かったからね(これも駐車場代が高いととるのか、僕の価値が車の1/3しかないととるか見方が2つあるけどね)。

オヤジがかつてどこの企業に勤めていて厚生年金がどうなってるのか知らないけれど、基礎年金だけじゃぁシゾーカでは生きてはいけないことは確かだ。



年間4回ほどはカミサンと一緒にシゾーカの実家を訪ねて生存の確認をしてるけど、カップ麺の買い置きが目につく。しょうがないかこれは。日頃の生活での外出は買い物だけ。万歩計を付けてるけど、1日でせいぜい2,000ほどしかカウントアップがないそうで、それを聞いた義妹がプロ野球を見た翌日にオヤジに屋外へ連れ出したいと言う。我が家の近くにBBQをする場所があればオヤジを歩かせてBBQを楽しみたいと提案があった。



義妹夫婦はBBQが好きで友達とたまに野外でやるようだ。シゾーカには川はあるし山はあるし海もある。BBQ会場には事欠かない。でも我が家の回りには・・・ないんだなぁ。都立公園にはBBQ用の広場はあるけど生憎当日の天気予報は台風の影響なのかど~か間違いなく雨ってことで公園は避けた方が良さそうだ。

僕は労組の下部組織に在籍してた間、夏のたんびに社員の子供達を集めて林間学校のようなことをしていた。ワンクール2泊3日で子供達が入れ替わる。子供達が楽しみにしてる夕食はカレーとBBQだ。なのでずっとその場所にいる僕の夕食もカレー、BBQ、カレー、BBQ、カレー・・・もううんざりだ。それ以来BBQはもちろんのこと焼き肉も食べたいと思わなくなった。

そうは言っても義妹の父親へのプレゼントの一環だと諦めて屋根のあるBBQ場を探してみると、ちょっと距離はあるけど秋川渓谷にいくつか見つかった。料金・場所・HPから伝わる対客への姿勢などから一つを選び電話してみると対応もよろし~んじゃないですか、で予約。

オヤジはあまり量を食べないし僕もBBQには辟易してるので一番安価で量の少ないコースをチョイスしておいたのだけれど、案内された席に持って来てもらった材料の量を見ただけで食欲がさらになくなった。こんなに食べられないよ~。食堂などで見かけるステンレスだかアルミだかのお盆2つに野菜と肉がどっか~んと載せられて、それ以外に焼きそばの麺が袋に入って置かれてた。どうやら経営母体がお肉屋さんのようで、なるほどぉ~だから肉の量がこんなに多いのね。結局不本意ではあったものの肉も野菜もすこ~しだけ廃棄処分してしまいました。
義弟も義妹もカミサンも結構大食漢だけど、それでも太刀打ちできません。

「ビールは自動販売機でお求め下さい」と言われて値段を見ると普通缶で230円、500ml缶で300円ってどうなのよと皆に聞くと「良心的!安いんじゃない?」とのこと。僕は滅多にビールを飲まないので値段を知らない。お中元で貰ったビールもへたをすると賞味期限を過ぎてしまうこともあるほど。

でもシークヮーサーの原液があると話は別。
先にスプーン一杯程度をキンキンに冷やしたグラスに垂らしておきその上からビールを注ぐと、良く撹拌されて美味くなる。順番が逆だとシークヮーサーがひとっ所にまとまってしまって不味い。
メキシコではビールを注いだあとにライムを絞るけれどもそれでも良く混ざっていて美味いのは何故なんだろうか?
答えはだ~れにも解らんだろうな。そんなくだらんことに疑問を持つ人は僕以外にいないだろうから。



義妹夫婦がどれほどの大食漢かと言えば、シゾーカに美味しい回転寿司屋さんがあると2回連れてってもらったんだけど、その時僕は6皿で満腹になったのに義弟が15皿で義妹が11皿。食べ終えて義弟が「前回来たとき程今日は食えないなぁ」と来たもんだ。こんなに美味い回転寿司屋さんは東京では味わえないよ。量を求めちゃぁバチが当たるってモンですよ。



回転寿司屋さん業界では人気がなくて何周も回ってしまい、もう売りものにならなくなったネタのことを「アニキ」と呼ぶ。マグロの赤身なら加工し直してネギトロの軍艦巻きになったり、他のネタなら茶碗蒸しの具になって再起をはかるそうだ。

義妹夫婦は僕のことを「アニキ」と呼ぶ。僕も加工し直さないと世間様に顔を見せられないネタなんだろうなぁ。

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