舞栗倉庫

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恒久的暫定税率。

2008-04-01 02:02:34 | Life
お昼のニュースで、
「あと○時間でガソリンが値下げとなります。ここ世田谷区のGSでは、今日まで144円のレギュラーが明日から122円と22円値下げとなり・・・一部混乱が予想され・・・」

夕方のニュースで、
「あと○時間でガソリンが値下げとなります。ここ世田谷区のGSでは、今日まで144円のレギュラーが明日から122円と22円値下げとなり・・・一部混乱が予想され・・・」

夜のニュースで、
「あと○時間でガソリンが値下げとなります。ここ世田谷区のGSでは、今日まで144円のレギュラーが明日から122円と22円値下げとなり・・・一部混乱が予想され・・・」



混乱、混乱、混乱って聞くと思い出すなぁ(行った事ないけど)。ナドト、ボケテミタリシテ。



夜のニュースしか見られない人は夕方のニュースは見られなくって、夕方のニュースしか見られない人はお昼のニュースは見られないから、だから鬱陶しい程「値下げで混乱、値下げで混乱、汐留のコンラン・・・」とTVではリピートするんだけど、


なんで「混乱」を強調するわけ?
さっぱり解コンラン(汗)。



今日買ったものが、品質も分量も全く同じで価格だけ下がるってことじゃない?
安かろ~、悪かろ~、で値下げになるんならいざ知らず、中身が一緒なのにいきなり1割以上安くなるんでしょ?
こんなにいい話、めったないでしょ?
一般庶民の立場なら全く異論ないんじゃないの?
ど~なの?
そ~でもないのかねぇ?


「GSでは明日からの新価格の準備に追われており・・・」って言ってるけど、GSじゃ、価格変更なんて日常茶飯事じゃん。日頃1円単位のパネルを貼り替えて済むところ、10円の単位まで弄んなきゃならないって手間は増えるかも知んないけど、そんなのアンタ、商売なんだから、ね。

それに今どきデンコーケージバンの方が多いんじゃない?
なら、スイッチで切り替わるんじゃないの?知らないけど。



「1ヶ月もしたら税金もとに戻るから、そのことを混乱って言ってるんじゃないの?」って言ってる人がいるんだけれども、「もとに戻す」って言ってるのは、やる気がないんだかその気もないんだかまったくもって「よくわからない」どこかの首相だけなんだから決まってることでもなんでもないし、「暫定」に戻して増税することを喜ぶ国民なんていないとも思うんだけど。

「すぐに戻すんなら下げなきゃいいじゃん」とも言う人がいたけども、んじゃさ、ほんとに「すぐ戻る」としてね、同じように「金曜日だけタマゴ半額セール」ってえの、スーパーでよくやるけど、土曜日にもとの値段に戻るなら「下げなきゃいいじゃん」なのか?

そんあこたぁないでしょ?





そもそも「期間限定で徴収されてた税金」の期限が来たから「徴収するのおしまい」なわけで。
それも「道路を造る費用に充てるため」と言う建前で徴収していた税金な筈なのに、一部省内で勝手気ままに使われちゃってても、誰も困んなくてすぐにバレない、そんなお気楽な浮いたお金だったんだから、払わなくて済むなら払わないで済むに越したことにないお金なわけだ。

なのに「混乱」「混乱」って連呼するのは「組んでしまった予算を執行できませんぞ!」「これがなければ道路は出来ませんぞ!」と暗示にかけようとしている。いわば疲弊している地方にとっての人質に使おうという魂胆なんだな。





それって、ズルイし政治家の怠慢だ。





カミサンは子供の頃から親に小遣いを貰っていた。多分幼稚園に通っていた時分からだろう。
小学校へ上がる。それまで10円だった小遣いが20円に値上げされる(時代考証はは正しいのか?)。
2年生になる。再値上げがある。
3年生になる。再々値上げがある。
4年生・・・
5年生・・・

中学生・・・
高校生・・・

社会人・・・当初、自分で稼げるようなるまでの暫定措置であった筈のお小遣い制度も、「お給料まだ少ないから、もう暫く援助、お願い!」の叫びにほだされ、娘可愛さも手伝い、母親も了承。小遣い継続。

その後の娘のベースアップ・昇格による昇給等、母親は知ってか知らずか、小遣い制度は継続のまま。いつの間にか双方にとって小遣い制度が恒久化してしまう。



「渡して当たり前」「貰って当たり前」



ところがついに母親が気付いてしまう。
・・・我が家もお父さんが定年退職して今後は年金暮らし。そんなに余裕のある暮らしは望めない・・・

「花子チャン、アナタも結婚して太郎さんと二人のお給料で少しは余裕ができたんじゃない?車も買ったし、海外旅行にも2人でよく出かけてるし、その度にブランドもの買って帰って来てるようだし・・・お小遣い、もう止めるわよ。お父さんの年金だけになっちゃうし。」

「え~~~~~っ、そんなぁ~~~~~!!おかぁさぁ~~~ん!まだいいじゃなぁ~い!だって~、おかあから貰ってるお金って、そのまま家のローンに充ててるのよ~。払えなくなっちゃうじゃな~い!」

「よく言うわねぇ、知ってるのよ、おかあさん。渡してる分全額ローンの返済に充ててるわけじゃないでしょ?月々の返済の方が少ない筈よ。(繰り上げ返済したって聞いたけど、「返済額軽減」で組み直しですって?ちゃんと考えてやってるのかしら、この子達ったらば。)

「え~~~~だってぇ~~~~いままでずぅ~っと貰ってたから、当てにしてるのよ~~~~。」

「そういえば先月太郎さんとなんとかってホテルで食事したって言ってたわね。あれ、さては浮かしたお金で行ったんでしょ!

そもそも、嫁いで夫婦共働きで稼いでる娘に実の母親が小遣いを渡すなんて道理は、今更言うようでなんなんだけれども現実問題としておかしな話なのよ。お父さんとも話したんだけど、今まで渡してたお小遣いは今年度をもって支給を無期限停止にします。

家のローンの支払にお金がもし足りないと言うんだったら、予算を組み直して他の費目から充当させなさい。『このお金は今月の洋服代。これは旅行の積立金』なんて硬直した予算管理は自滅を招くだけですヨ。時間はかかるかも知れないけれども、一度、太郎さんと2人でゼロベースから予算編成をし直してみなさい。

「足りなければ貰えばいい」なんて考え方が、そもそもの間違いなのヨ!

主婦の先輩として忠告しておきます!」





というフィクションを思いついたんだけれども、世の中そんな簡単にはことは運ばない、か。

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