舞栗倉庫

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モモタロ侍さん、出番です。

2006-09-10 19:44:58 | Disgusting
今日のTBS「噂の東京マガジン」で放送された内容。

埼玉県さいたま市の第一種低層住居専用地域のど真ん中で、26年間生コンクリート工場が操業されていて住民が怒ってる。

「操業は早い日で朝6時ごろから。日曜以外に休み無し。」
「砂、セメントなどの粉塵被害が酷く、洗濯物を干せないし、窓も開けられない!」
「ショベルカーなどの重機、また生コン車などの騒音と排気ガスがひどい!」
「狭い道なのに出入りする大型車の台数・頻度が多く、道路が危険極まりない!」

業者にしてみると、ここは住宅地だけに当然のように競合他社がいないから、違法だけれども美味しい商売だ。

住民が業者に対して「建築申請は?」と尋ねたら「取れるわけ無いだろう!」と逆ギレ。つまり業者は確信犯で、建築基準法・騒音規制法ともに届けのないまま操業を続けてきた。
住民の問いかけに対して「市に聞いてくれ」「市と話がついている」・・・いったいどんな話が市とついているというのだろう?

住民が警察に対し陳情書、さらには刑事告発状までをも提出してきたが、正式に受理されることはなかった。その理由は「主管官庁である市からの告発がないから」。

さらに市はこの26年間の違法状態の中、4段階ある対応手順のうち2段階目の「是正勧告」を出しただけ。勧告内容も市民には公開されていない。

そこで監督者であるさいたま市に取材を申し込んだところ回答は、

「業者が是正していくと答えているので、これ以上答えることはない」(環境管理事務所)

「番組作りのために業務を行っているわけではないので、取材を受ける必要はない」(建築指導課課長)

マスコミに訴えなければならないぐらい苦しんでいる住民の声が、行政には聞こえていないのだろうか?




いえ、聞こえてますけど、どうにもできないんです、今となっては。

テレビで見る限り工場の前面道路の幅員は4mくらいしかなく、車がすれ違う事もできない。
なぜ警察は大型車両の通行許可を出したのか・・・申請自体に不備はないからだとか。まぁ警察もお役所だからねぇ。

都市計画歩の定める用途地域は12種類。
「第一種低層住居専用地域」は規制が一番厳しく、生コン工場はもちろんの事、自動車修理工場も作れないし病院もホ・テ・ルも個室付き浴場だって建てられない。

「工場」を造って良いのは規制のもっとも緩い「準工業地域」「工業地域」「工業専用地域」だけなのに。

では、なぜ市役所は逃げの一手なのか・・・考えられるのは

1.業者からお金を貰っちゃたから。
2.業者からお金を貰っちゃたから。
3.業者からお金を貰っちゃたから。

ゼーキンから給料貰って市民の為に働く義務があるのに、給料貰って業者から裏金貰う事に業務時間を割いてるのか?

羞恥心てぇモノ、持ち合わせて無いんだろうな。

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