舞栗倉庫

過去ログ

「チッ!」

2006-12-19 18:50:18 | Disgusting
●近所の駐車場の入り口にパイロンがおいてあり、そのパイロンに白いテープで「大散少林止」の文字。はて、中国人所有の駐車場で「『大』をまき散らしたりすると森林が少なくなるから止めるのこと・・・」的な注意書かと思っていたら10秒後、少しずつ部首を足していくと「犬散歩禁止」か。なるほどね。

それだけの話。

●マンションの敷地の入り口に「ペットに糞尿をさせる者あり。絶対禁止!」と張り紙が。

これって無意味だと思うんだけど。

敷地の入り口には鉄製の頑丈な門扉があって、前を通りかかるといつもしまっている。実際に「させる者」がいるんなら、わざわざ門扉を開けて敷地に入って行ってるってことになる。塀は四方が柵になっていて見通しが効くから「させる者」の姿はどこからでも見る事が可能だ。

我が自治体はまだまだ自然が多く残っていているので、門扉をわざわざ開けて他人様のマンションの敷地に危険を冒してまで「させる」為にペットを連れて入って行くような必要性はない。

それでももしも「させる者」がいるんならそいつは確信犯だから張り紙は意味がないし、だいたいが「者がさせてる」んじゃなくって、「してる」のは自由気侭に生きている猫だと思う。というより、こんなにもっともらしく分析ぶってるけど、してるのは間違いなく猫だ。

(「してる」のが「者」だったら見てみたい気もしなくもないが)

だからいずれにしてもこの張り紙は無意味だ。

それだけの話。

●沖縄にある衣料品店でパンツ(下着じゃありませんぞ、そこのお父さん)を試着したところ、中に隠れていたサソリに刺されて、被害を受けた女性が病院に・・・ってニュースを放送していた。

事故が起こった会社は11月期の売上が好調で、今株価を見たら多少の調整はあったものの、この半年で3割程度上昇してる。製品の管理体制は充分だったのか?なんて話が明日にでもRadio-NIKKEIに取り上げられる事になるんだろうけど、僕の見間違いだったらマズいので、社名は出さない方がいいのかな。

このパンツは中国製で、捕獲されたサソリは当然中国産の「チャイニーズ・なんじゃらもんじゃら・スコーピオン」。タクラマカン砂漠からでも旅をしてしまったんだろうか?

まさか「中国固有種別の略取である!」とか「アジアに対して、中国製品に悪い印象を植え付けようとする行為である。日本帝国主の現れだ!」なぁんてことは言い出さないよなぁ。

●金曜日に新宿で呑んでいて、なんの話がきっかけだったのか忘れたけど子供を電車の中で座らせるか否か、の話になった。メンバーの中でお子さんのいらっしゃる方は1人だけだったんだけど、「ウチは小さい時から座席には座らせなかった。『座席は大人が座るもの』。子供の運賃は半額なんだし、その後も学割運賃。疲れているのは生活費を稼いでいる大人なんだから、席は大人に譲るもの。」と言い聞かせてお子さんは一切座らせなかった、と。

一字一句(用法、違ってるかも知んないけど)異論は無い。

シンガポールだったか、子供は座らせてはいけないってルールがあるらしい。座るのはいっちょまえになって、いっちょまえの料金払うようになったからで充分。子供が席に座るという行為が恥ずかしいという認識を子供と大人が持つようになれれば、これはこれで所謂一つの「美しい国」じゃないのかなぁ。

そういえばニートたけし(爆笑問題:作)も「なまじっかシルバーシートなんてぇ席があるから、それ以外の席は譲らなくっていいんだなんて気になるってもんだ。高校生だとか足おっ広げて座ってんだろ?電車の座席ぜ~んぶシルバーシートにしちゃえば、譲んなきゃいけないって気になるってもんだ。」と言っていた。

御意。

●いつの事だったか、3人掛けのシルバーシートの前に立った時、目の前には座席にひとり座る女性の姿が。

左右は空いている。と言うか人は座ってはいない。

車内は混雑はしていないが、立っている人も結構いる。

女性は自分の左側に紙袋を置いている。人が座る場所に紙袋をおいている。その分女性は少しばかり右に寄って座ってる。もう一度書こうではありませんか。周りには立っている人が結構いるのだ。

紙袋の説明をしようではありませんか。

丁度今時分、都内を歩いていると、鼻の下を3mぐらい伸ばしたスケベ心満載のおにぃチャンと、脱いだら凄いんだろうなぁ・・・いや、ニオイの事です、そんな事を想像させるロングブーツを履いた女の子が腕を組んで歩いていて、女の子が「今日はどうもありがとう」。おにぃチャン「24日にはそれ着けて来てよ」。女の子「うん、わかったぁ」。おにぃチャン「(口には出さないが、心の中で)ムヒヒヒ。ゲットォォォ~!!」

っていう時に女の子が持っているティファニーの小さい紙袋くらいに小さな紙袋、を目の前の女性は自分の左側において、周りに立っている乗客に座らせないように威圧していた。

何言ってんの?右側空いてるんじゃないの?と突っ込みたくなるだろうけど、この女性、平均的なそこら辺の女性よりもかなりふくよかで、肉付きが良く、冬にも薄着で済ませられそうな、簡単に表現すれば単に「デブ」なもんだから、本来ならば1人分空いていていい筈の座席が0.7人分位しかスペースが無くって、僕にはとてもムリポではあるし、シルバーシートに座る事は僕の本意ではなく、眼下に座する「デブ」を見下ろし「非常識なデブだなぁ」と半ば呆れていたら、世の中フロンティア精神豊富な方がいらっしゃるようで、デブの右側に分け入った中年女性がいらした。抗議の意味合いもあったのだろう、言葉は発せずに腰を落とした。

僕としては、さすがにデブは紙袋を膝の上に置くか別の場所に置き換えるかするんだろうと思ってたのに、次に起こしたデブの行動に僕は自分がいかに世間知らずであったかを思い知らされた。

「チッ!」

フロンティア・ウーマンを横目で睨みつけ、デブは自分は一切動こうともせず、周りの5人くらいには聞こえそうな音量で「チッ!」っと来たもんだ。

時間にして5秒か10秒か。フロンティア・ウーマンは頑張った。しかしデブはティファニーサイズの紙袋を動かそうともせず、はたまた自分自身が左側にズレる訳でもなく、さらにはフロンティア・ウーマンに対して自らの身体をゴリゴリ押し付けて来たもんだから、最後にフロンティア・ウーマンは根負けしてその場を去った。

正面に立っていただけとはいえ、僕としてなんか言わなくっちゃいけなかったのかもしれないけど、正直な話デブの目「逝っちゃって」いたもんだから、引っ越しおばさんみたいに布団たたきでぶたれるくらいならいいんだけど「刺されるかもしんない」恐怖感があって何も出来なかった。


「心の不自由な人」もシルバーシートに座るのか?

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