なまぬるい生活

エホバの証人 元二世のブログ

雑誌の提供方法 - 目ざめよ!2008年5月号

2008年05月05日 18時21分21秒 | 雑誌の提供方法
目ざめよ!5月号の表紙の記事「将来に不安を感じますか」の提供方法です。

いつもと同じパターンで、まず世の現状を語ってから聖書の話に結びつけます。

「今の時代,将来に不安を感じる方は少なくありません。
物事は良くなってゆくと思いますか,それとも悪くなるとお考えでしょうか。
[答えの間を置き,啓示 21:3,4 を読む。]
これまで人間が正せなかったいろいろな問題を,神は間もなく解決してくださいます。
なぜそのことを確信できるのかが,この雑誌で説明されています」。

家の人が「将来は悪くなる」と答えることを前提とした提供方法ですが、もし逆のことを言ったらどうするのでしょうか。

このブログを見ている人で、もしこの提供方法で目ざめよ!誌を紹介されたら、「将来は良くなると思います」と答えてみてください。

時間を無駄にする奉仕者たち

2008年05月04日 01時28分14秒 | 批判的意見
2008年1月14日に始まる週の奉仕会で、「宣教のための時間を有効に活用する」という王国宣教の記事が扱われました。

残された時が少なくなっており、宣教奉仕のために予定した時間を有効に活用するための助言が載せられていました。

要約すると、こんな内容です。

・必要な出版物を用意し、証言の仕方を考えておく。
・野外奉仕のための集まりは長くならないようにする。
・集まりが終わったらすぐに区域に出かける。
・グループと一緒に働く場合、一方が証言し終えるのを他方が待つことがないようにする。
・議論好きな人の話は巧みに切り上げ、改めて訪問する。

「大規模な霊的収穫」という業がまもなく終わるため、自分の時間を有効に用いるようにしましょう、と励まされました。


この記事の内容に異論はありません。
仕事や家事を調整して、せっかく奉仕に時間を割り当てたのですから、時間を最大限有効に活用したいものですよね。


でも、この記事の内容は、うちの会衆にまったく当てはまらないんですよ。

奉仕区域の広さに対して、奉仕者の数が非常に多いんですね。
網羅率が一ヶ月を切らないように区域を調整しているせいで、「群れの奉仕」に出ても実際に「家から家への奉仕」に出るのは30分程度、ひどいときには1~2軒しか入らないこともあります。
残りの時間は「再訪問」や「留守宅」などに回しています。

再訪問・留守宅は2組で車に乗って移動するのですが、片方が証言しているとき、片方が車でずっと待っていることもあります。

再訪問や留守宅と言ってもそんなに数があるわけではないですから、なるべくのんびり移動して時間を稼いだり、今行っても絶対にいないと分かっている留守宅にわざわざ訪問したりしています。

大して疲れてもいないのに、マックやミスドで休憩することも日常茶飯事。
会衆の用事(振込や買い物)もすべて奉仕中にやってます。
もちろん、その時間を奉仕時間から引いたりなどしません。

多くの開拓者にとって「時間を入れる」ことが最優先ですから、どんな手段を講じてでも時間をつぶそうとしているようです。

こうした現状で区域が飽和状態にも関わらず、相変わらず集会では開拓者・補助開拓者を目指すよう励まされています。

家の人を考えた奉仕ではなく、奉仕者の自己満足のための取り決めにしか見えないのは、「消極的な見方」でしょうか。


ちなみに、全国どの区域でもこんな状況ではなく、区域の広さに大して奉仕者が少ないところはもっとしっかりとした奉仕が行われているはずです。

僕は以前、田舎で奉仕していたのですが、真夏でも真冬でも「家から家の奉仕」で2~3時間歩き続け、休憩はほとんどありませんでした。
でも、その方が充実感はありましたけどね。

エホバの証人の二世特有の問題

2008年05月02日 23時15分44秒 | 一般記事
幼いときから熱心な親に教育され、エホバ神に仕える生き方こそ真理だと確信している二世ならいいのですが、中途半端に教育された二世は可哀想だと思います。

集会や野外宣教がつまらないと思っているのに参加しなければ親に怒られる、だから仕方なく参加している、という人も中には いると思うんですよね。

僕もそうだったんですけど、そんなブログを書こうとしたら目ざめよ!の7月号に先を越されてしまったので、この記事をよく読んでから書こうと思います。

エホバの証人とメンタルヘルス

2008年05月02日 22時08分07秒 | 一般記事
現代はストレス社会と言われ、多くの人が心の病気を抱えています。

もともと心の病を抱えていて、心の拠り所としてエホバの証人になったのか、エホバの証人になってから心の病を抱えてしまったのか分かりませんが、エホバの証人の「一世」にもそうした問題を抱えている人がいます。

では幼いときから聖書の原則を教えられ、「霊的パラダイス」で生活している「二世」はそのような問題がないかというと、そうでもありません。

二世には二世なりの問題があり、それぞれ難しい状況に直面している人も多いようです。

心の病を抱えていて、それを相談しても、「集会や野外宣教に定期的に参加しなさい」とか、「神に祈れば必ず助けてくれます」などと杓子定規なアドバイスしかなかったりするわけです。

間違っても、「しばらく集会を休んだ方がいいかもしれませんね」なんて言いません。

そもそも、鬱病などの心の病気を理解していない長老もいます。
そんな長老は、実際それがどのような病気で、どんな治療をされているか、薬の副作用など全く知らないんですね。

しばらく人に会いたくなくて「不活発」になった人に、何度も訪問して「励ましそう」としたり、抗うつ剤を飲んで眠そうな人に「疲れているようですね」なんてデリカシーに欠けることを言っているのを見たことがあります。


心の病は「霊的弱さ」ではありません。
もしそうした問題を抱えていて、親や長老に相談しても解決しないときは、精神科に相談してカウンセリングを受けて見るのも手だと思います。



[脚注] 「一世(いっせい)」とは「家から家の伝道活動」や「非公式の証言」でエホバの証人になった人、「二世(にせい)」とは親から教えられてエホバの証人になった人のことを指します。

このブログにはエホバの証人が使う「神権用語」が多く使われています。
神権用語は「括弧」で括っています。
もし意味が分からなかったら、エホバの証人にお尋ねになるか、ググってください。

目ざめよ!誌で見る自殺問題

2008年05月01日 05時35分36秒 | 一般記事
27日のブログで取り上げた、目ざめよ!2008年5月号には「自殺をしてはなぜいけないのか」という記事が載せられていて、2008年6月号には「兄弟が自殺した場合どうしたらよいのか」という記事が載せられています。

この「兄弟」はエホバの証人が信者の男性に対して言う称号ではなく、実の兄弟姉妹のことです。

自殺に関する記事は何度か「ものみの塔」誌などでも取り上げられてきましたが、2ヶ月連続で取り上げられるのは珍しいと思います。

エホバの証人の中でも自殺する人が増えているのかもしれません。

一般社会でも精神的な病気を抱える人は増えてきているようですが、エホバの証人の中にもそうした人が増えてきているのは事実です。

現にうちの会衆では何人かの人が鬱病で「不活発」になってしまいましたし、通院しながらも努力して集会に来ている人もいます。

「悪魔が時の短いことを知り、大きな怒りを抱いている」今日では、特に神の民が攻撃されているのだそうです。
啓示の書 12:12


でも、エホバの証人だから、特に「二世」だからこそ精神的に参ってしまう人が多いと思うんですよね。

そんな事情は次のブログで書きます。

星が明らかにする神の力

2008年05月01日 04時57分19秒 | 肯定的意見
雲のない夜空を見上げると、多くの星が見えます。
それぞれの星の一つ一つが太陽と同じように膨大なエネルギーを放っているのです。
宇宙には幾十億の幾十億倍もの星があるそうです。

これらの星はどのように存在するようになったのでしょうか。
聖書は「初めに神は天と地を創造された」(創世記 1:1)と述べています。

宇宙の広大さを思うと、神の力がいかに偉大であるか理解できるでしょう。

ある研究家は神の創造のすばらしさを次のように語っています。

ヤバイ。宇宙ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
宇宙ヤバイ。
まず広い。もう広いなんてもんじゃない。超広い。
広いとかっても
「東京ドーム20個ぶんくらい?」
とか、もう、そういうレベルじゃない。
何しろ無限。スゲェ!なんか単位とか無いの。何坪とか何ヘクタールとかを超越してる。無限だし超広い。
しかも膨張してるらしい。ヤバイよ、膨張だよ。

あなたもそのような神について学んでみたいと思いませんか?
どうぞ、お近くのエホバの証人またはものみの塔協会までお知らせください。