なまぬるい生活

エホバの証人 元二世のブログ

出会いの場としてのエホ証コミュニティー

2011年10月30日 01時53分12秒 | 肯定的意見

30歳を過ぎ、そして完全に「世の人」となり、仕事もそこそこ落ち着いた今、いい恋愛したいなぁと思っています。

接客業なので出会いもあるのかなぁとひそかな期待をしていましたが、そんなわけもなく、自分から行動しないと何も始まらないのだと身をもって痛感しています。

協会の出版物では、まじめな勤務態度によって異性から興味を持たれ、不道徳な誘いを受ける…なんてことが日常茶飯事みたいに描かれていますが、当然ながらそんな映画みたいなシチュエーションなんてありません。

恋活・婚活を始めてみて思うことは、気が合う人と巡り会うのはなかなかむずかしいことなんですね。

こういう経験をして改めて感じますが、エホバの証人というコミュニティーは出会いの場としてはアリなのかなぁ、と思います。

会衆内で出会うこともあるでしょうし、必要で出た先だったり、必要で入ってきた人と出会うこともあるでしょう。他の会衆に遊びに行ったり出張講演について行ったり、大会やRBCや開拓者学校など、いくらでも機会があるように思えます。(ちなみにうちの兄は必要で入ってきた姉妹と結婚しました。

中には大会の自発奉仕やRBCに参加するのが明らかにそういうのが目的なのがバレバレな人もいますが、人に迷惑をかけなければそれはそれでいいんじゃないかと思います。

お互いエホバの証人なので仲間意識が当然ありますし、共通の話題がありますし、共通のライフスタイルを持っています。会衆内で「特権」のある人や「霊的」な人であれば低学歴・低収入でもあまり関係ありません。

僕が子供の頃はいつかエホバの証人の姉妹と結婚するんだろうなぁと漠然と思っていましたし、世の中のモテない男たちはエホバの証人になればすてきな人たちがたくさんいるのに、なんて思ったこともありました。

で、なんでこんなことを考えるようになったかというと、某大手ポータルサイトのサービスを利用してみたり、お見合いパーティーなるものや合コンに参加してみたりといろいろと行動してみたんですよ。

最近、数名の方と会って食事したり、メールしたりデートしたりしてみたものの、やはり共通の話題がなかったりすると盛り上がらないものなんですね。

エホバの証人の友達と食事したり、職場の同僚と飲んだりするとすごく盛り上がるので、自分のことをわりとおもしろい人間だと思っていたのが、実は他の人からのフォローやツッコミ、共通の話題に頼っていたりで、それほどおもしろい人間ではないんじゃないかと痛感しているところです。

そんなわけで、近況はこんな感じです。世の中なかなかうまく行かないものですね。


社交場としてのエホ証コミュニティー

2011年08月26日 06時58分45秒 | 肯定的意見
僕の両親は僕が生まれた時からどちらもエホバの証人で、現在も熱心に活動しています。

僕が現役の頃にエホバの証人に関するさまざまな資料を読み、ショックを受けると共に両親にも目ざめて欲しいと思ったことが何度かありました。

毒になる親」に書かれている「対決」をしようと思ったこともありました。

いろいろ考えた結果、辞める理由を詳しく話さずこの組織を「自然消滅」という形で去り、親との関係はこのままなまぬるい関係を続けることにしました。

というのも、60代の親のことを考えるとショックを与えて病気になってしまったら困りますし、今さら人生の方向転換をするのも難しいでしょうし、本人たちが信じているのだから地上の楽園や永遠の命といった夢をいだきながら余生を過ごさせてあげるのも愛なのかな、なんて思っているんですね。

子どもに宗教を押しつけるのは今でも反対ですが、一部の人たちにとってエホバの証人という組織は社交場としてはアリなんじゃないでしょうか。

協会の出版物を読むことによって読書の習慣がつきますし、予習や割り当ての準備をすることで物を書く習慣がつきます。
集会に行けば人と会話し、歌を歌い、野外奉仕に行けば運動になります。
物をあげたりもらったり、一緒に食事したり、旅行する楽しみもあるでしょう。

こんなことを考えてみると、この組織に属している方が幸せな人たちやこの組織でしか生きられない人たちにとっては、家で一日中テレビを見ているより内容はでたらめと言えどこの組織は必要悪なのかなぁと思っています。

エホバの証人による災害時の対応

2011年07月15日 00時21分21秒 | 肯定的意見

東日本大震災の発生後、被災地のエホバの証人のために災害救援委員会が組織され、必要な物資を提供する人、提供された物を現地まで届ける人、現地で復旧にあたる人など様々な要請があり、多くのエホバの証人がボランティアで応援に駆けつけているそうです。

また車を提供できる人、近県で家を提供できる人、被害のあった地域へ移動できる長老などが募集され、先日それらの必要が満たされて募集を締め切ったという話を現役の親から聞きました。

このような災害時 即座にチームができ、ボランティアですぐに駆けつけることのできる成員が多いというのはエホバの証人の良いところだと思います。
(今回は珍しく褒めてるんですよ)


何年か前、ある災害が起きたとき会社を休んで応援に行きました。
王国会館は被災者より多くいるんじゃないかと思うほどエホバの証人が集まり、わざわざ会社を休まなくても必要な人数が揃っているんじゃないかと思い がっかりしました。
僕がやった仕事の内容は被災者に弁当を届けに行くという仕事で、届けに行く以外は特にやることもなく、王国会館でおしゃべりして時間をつぶしていました。

僕と同じ会衆のおばさん姉妹と被災地を回り弁当を届けたのですが、正直な感想としてはわざわざ弁当を届けるほどの被害状況でもない家が大半でした。
地域全体が被災していて、中には全壊しそうな建物もある中、それらの家はスルーしてそれほど被害の少ない仲間だけに弁当を届けに行くというのが、しっくり来なかったのを思い出します。
被災地のエホバの証人と記念式の記事にもありますが、仲間を優先するのは当然なのかもしれませんが。

今回の地震では非常に大勢の「世の」ボランティアが被災地で分け隔てなく復旧にあたっています。
エホバの証人の方々も、余力があるなら仲間の信者以外も助けてあげてくださいね。


星が明らかにする神の力

2008年05月01日 04時57分19秒 | 肯定的意見
雲のない夜空を見上げると、多くの星が見えます。
それぞれの星の一つ一つが太陽と同じように膨大なエネルギーを放っているのです。
宇宙には幾十億の幾十億倍もの星があるそうです。

これらの星はどのように存在するようになったのでしょうか。
聖書は「初めに神は天と地を創造された」(創世記 1:1)と述べています。

宇宙の広大さを思うと、神の力がいかに偉大であるか理解できるでしょう。

ある研究家は神の創造のすばらしさを次のように語っています。

ヤバイ。宇宙ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
宇宙ヤバイ。
まず広い。もう広いなんてもんじゃない。超広い。
広いとかっても
「東京ドーム20個ぶんくらい?」
とか、もう、そういうレベルじゃない。
何しろ無限。スゲェ!なんか単位とか無いの。何坪とか何ヘクタールとかを超越してる。無限だし超広い。
しかも膨張してるらしい。ヤバイよ、膨張だよ。

あなたもそのような神について学んでみたいと思いませんか?
どうぞ、お近くのエホバの証人またはものみの塔協会までお知らせください。

エルサレムが陥落したのは紀元前607年?

2008年03月29日 00時00分40秒 | 肯定的意見
エルサレムが陥落したのは西暦前607年だとエホバの証人は根拠もなく主張している。
多くの考古学者は西暦前587年~586年だとしているが、そのことは信者に一切知らせていない。


…という内容の批判記事を読んだことがあって、どういう理由で607年だと主張しているのだろう、と思っていたのですが、1981年発行の「あなたの王国が来ますように」の14章に解説されていました。(今頃気づきました)

最初と最後を少しだけ抜粋すると、こんな感じです。

聖書の伝えるところによると,ネブカデネザル配下のバビロニア人は,彼の治世の第18年(即位した年を含めると第19年)にエルサレムを破壊している。(エレミヤ 52:5,12,13,29)したがって,上記の新バビロニアの年表を受け入れるとすれば,エルサレムは西暦前587年から6年にかけて荒廃したことになる。しかしこの一般の年表は何に基づいており,聖書の年表とどのように比較されるだろうか。

[中略]

ユダヤ人が西暦前537年に故国に戻った時から70年を逆算すると西暦前607年になる。それはネブカデネザルの治世の第18年で,彼がエルサレムを破壊し,ゼデキヤを王位から除き,地上のエルサレムで王位に座すユダの王統に終わりをもたらした時である。



資料の全体を知りたい方は、どうぞお近くのエホバの証人にお尋ねください。

「エホバの証人」を「エホバ」と略さないで。

2008年03月26日 23時53分10秒 | 肯定的意見
エホバは出ていけ!!

よくエホバの証人のことを「エホバ」と略す人がいますが、それですとまったく意味が違ってきます。

キリスト教会の人を「キリスト」、仏教徒の人を「仏陀」と呼ぶようなもので、信者そのものを表す適切な表現とは言えません。

略すなら、「エホ証」や「JW」の方が僕は好きですね。

ちなみに、神の名前を「エホバ」と呼んでいるのはエホバの証人だけではありません。
参考リンク:神の御名を復元している聖書翻訳