なまぬるい生活

エホバの証人 元二世のブログ

エホバの証人はキリスト教?

2010年02月19日 23時13分23秒 | 一般記事
「エホバの証人はキリスト教ですか?」そんな質問をされたらエホバの証人はどう答えるでしょうか。

おそらく、キリスト教かどうか直接答えるより「聖書を研究しているクリスチャンです」などと間接的な答えをすることがほとんどだと思います。

というのも、エホバの証人もキリスト教なんですか?のスレッドにもありますが、エホバの証人が唯一キリストの教えを実践している「真のキリスト教」であって、それ以外の「世」のキリスト教はまとめて「キリスト教世界」と呼んでるんですね。

なので、「キリスト教です」と答えて他のキリスト教と一緒にされたくないという気持ちがあるためそのような答え方をするようです。

ところで、「キリスト教かどうか?」と聞かれて「キリスト教には属していない」と答えた場合、相手にはどのように映るでしょうか。
おそらく、エホバの証人が意図したことではなく「異端な宗教」や「新興宗教」と思われるかもしれません。

なぜこんなことを記事にしているのかというと、YouTube で聴覚障害者だけを集める エホバの証人という動画でそう答えていたからなんですね。

動画を見ることができない人のために、会話をテキストにしてみました。
「あの~、私キリスト教には属していないんですが」
「なんですか それは」
「私エホバの証人という…」
「撮影してよろしいですか」
「あぁ、どうぞ、はい」
「エホバの証人の方ですね?」
「はい、そうです」
「で、私エホバには関係ないんですが、他の階も回っておられます?あなたは」
「私は回ってないですね」
「ここだけですか?直接ここへ来られたんですね?なぜここへ来られたんですか?」
「私、手話ができるので、あの ろう者の方と…」
「なんでここに ろうあ者が住んでいるのを知っとるのですか、あんたは」
「あの、私の仲間が以前、あの、1件1件ここを回っていて、そのとき会って」
「いや、会ってないはずですよ、誰も」
「あぁそうですか、あの、その情報の経緯はちょっと私は分かんないですけれども」
「誰と、会ってないですよ、誰も。エホバの証人とは誰も会ってないですから、ここに ろうあ者が住んでいることも、お宅には情報は流れてないはずなんですが」
「そうですね、でも、あの~、なにか調べたわけではなくて、私たちの情報はそういう情報だけで」
「なんでそういう情報がお宅に流れるんですか?」
「なんでと言われても~
「だから、今回直接あなたがエホバの証人として、うちに来られただけですよね?」
「そうです、そうです」
「布教活動に。で、うちは毎回断ってるんですが、」
「はいはいはい」
「それでも来られるんですよね?毎回毎回」
「そうですね~」
「じゃ、すみません、そういうことで。はい。」
ちなみに、動画は色調が反転されていますが、画面をキャプチャーしてペイントに貼り付け、「色の反転」をすれば青いシャツを着た兄弟を確認することができます。

エホバの証人というのは年中区域を回っていますし、新聞やNHKの集金など、他の方法で知り得た情報も共有しているので、外国人や聴覚・視覚障害者など、どこに住んでいるのか区域の情報にはかなり詳しいんですよね。

それで「訪問してください」の用紙(S-43)を使って担当する会衆・群れに情報を送り、そこから直接訪問するわけです。

そういった仕組みを知らない人からすると、この動画のように「聴覚障害者だけを集める」と誤解されてしまうのかもしれません。

動画の音声から、何度断っても布教活動に訪問されるのが迷惑だということが伝わってきますね。(この様子だと「訪問拒否」になったかもしれませんが)


キリスト教かどうかの話に戻りますが、もし一般の方でこのブログを見ている方がおられましたら、エホバの証人が訪問したときに質問してみてください。

曖昧な答えをするようでしたら「キリスト教かどうかと質問しているのですが」と切り返し、相手が矛盾するような答えをしたらそこを指摘してやってください。
ま、そこまでして相手にする価値があるかどうかは分かりませんが。