なまぬるい生活

エホバの証人 元二世のブログ

聖書の中でエホバが殺した人数

2010年02月12日 02時10分08秒 | 一般記事
[注意] この記事はエホバの証人や組織ではなく、聖書そのものについて疑問に思っていることを載せています。
「エホバの証人は嫌いだけど聖書は信じている」という方にとっては不快な内容かもしれません。


神と悪魔が聖書内で殺した人間の数を比較で紹介されている Dwindling In Unbelief: How many has God killed? のページを日本語の表にしてみました。

結構な量なので、別ページに載せました。
聖句・人数・累計は英語のページをそのまま日本語にし、リンク先を新世界訳聖書にしています。

この表を見て、ヘブライ語聖書(旧約聖書)は血生臭い描写がとても多いなぁとあらためて思いました。

このような聖句を読むと、エホバはすぐにキレてささいな罪でも殺しちゃう残酷な神様なんだなぁという印象を受けます。

ものみの塔 2010年1月1日号 13, 14, 15ページではエホバを擁護する記事が載っていますが、それを踏まえてもやはり残酷なことには変わらないなと思います。

例えば、列王第二 2:23-24 でエリシャのハゲをバカにした子どもが熊に殺された話。
子どもなんて一人がやり出すとみんなマネするでしょ。それで42人も殺すなんてひどくないですか?

それと、殺し方も残酷ですね。
民数記 25:8 では、子槍でイスラエルの男と女の陰部を刺し通した、なんて書いてあります。
(この「挿絵」が過去の資料にはあるようです。お持ちの方はメールで送ってください)

ところで、このような描写を幼いときから聖書朗読させられているエホバの証人の子どもはどう感じてるのでしょうか。
情景を思い浮かべながら朗読し、内容を黙想しているのでしょうか。

上に上げた虐殺もそうですが、それ以外にも裁き人 19章の集団レイプや 2人の娘と性関係を持ったロトや、酔っぱらって陰部丸出しで寝ていたノアの話のように性的な描写も多いと思います。

『史実であっても戦いや武術を呼び物とした暴力的な映画やビデオは暴力に対する抵抗感が薄れる』と「エホバの日を思いに留めて生きる」の本にはありますが、聖書中の殺戮を思い浮かべるのと大して変わらないような気がします。

ちなみに、歴史の戦闘モノでグラディエータートロイアレキサンダー300 など有名な映画は大体 DVDで見ましたが、古代の戦闘シーンなどは聖書の内容をよりリアルに思い浮かべるのに役に立つかもしれません。