白河夜舟

水盤に沈む光る音の銀砂

水鏡

2008-11-09 | 音について、思うこと
水鏡を、胸の底へと嵌めてあります。 そこへとなにか、美しいものを、 石にしてから投げこみます。 ちゃぽん、 波紋のせいで、胸底に映る碧空も揺れて乱れて、 綿雲が、白板にまでひき延ばされます、 それに、ことばを書き連ねます。 *************************** かそけき呼吸の、ほとんど静寂となる夜に、 押し黙ってひそやかに、ペルセウスの瞬くのをば じぃっと聴い . . . 本文を読む