舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

ドコモ前にて

2009-12-09 01:06:17 | 徒然話
ただいま、私は今市のドコモショップ前におります。
ついに母との確執が頂点に達し、決裂したため家出…というのではなく、その母マミちゃんの新携帯電話をゲットするためです。
これが13,000台限定というふざけた代物で、各店舗数台ずつしか入らないってんで、こうして夜の9時30分から並んでいるのです。

母の携帯のためですが、もちろん、並ぶのはほとんど私です。マミちゃんは控え選手ですね。まぁ、どのみちコエの病の人に無茶はさせられません。

人事を尽くして天命を待つ。我々と、ともに並んでいる3人と、そして夜中から待っているすべての人に幸あれ。

お菓子屋のかえるさん

2009-12-07 23:36:02 | カエル偏愛
以前、法事の際にサン・マルタンの「宇都宮マダム」を差し上げたところ、親戚がいたく気に入ったため、お店で送っていただきに行きました。
毎年なぜかうちに送られて来る「チャ○ット」のバレエのカレンダーも一緒です。

親戚というのは、祖母の妹一家ですから、もちろんあちらもダンス家系です。
特に小さい頃からバレエを非常に本格的に習っている子がいるので、バレエのカレンダー自身も、フラとかベリーダンスとかやっているスタジオに飾られているよりは、バレエを頑張っている女の子の家に飾られた方が幸せであろうということで(笑)、毎年お送りしているのです。

サン・マルタンなどに長時間滞在しているとろくなことが起きません。
だってもう次から次へと買いたいモノが増えて増えて。
どれを見ても美味しそうなので、包装してもらっている間などに、連続事件的に間違いが起きまくります。

今日なんて「うちの分の宇都宮マダムも買っとく?」程度のノリだったにもかかわらず、フト気づいたらエッグタルトだの悪魔の結晶宇都宮マダムの切り落としだのをゲットしてしまいました。

宇都宮マダムの切り落としは非常に危険です。
なにせ、あの宇都宮マダムの端っこがすぱちょーんと豪快に切られた代物なのです。ハァハァハァハァ
製造工程で出来る悪魔の結晶、否、神よりの授かり物を、有難くもお譲りいただけるのですね。

しかしいわゆる商品ではありませんから、あるかどうかは運次第です。
ってか、世の中のあらゆるお菓子屋さんも、もっとこういう「製造工程で出来る端っこ」をガシガシと売っていただけないでしょうか。

今日ハァハァしたのは切り落しだけではありません。
なんと、ショーケースの隅の方に、画像のかえるたちがさりげなく佇んでいたのです
クラフト細工なのでしょうか。いずれにしてもこれまた悪魔的な可愛さです。

いろんな商品などに埋もれていたのを、例によって目ざとく発見し、「かえる。かえる。かえるかえるかえる」と莫迦の一つ覚えのように連呼し、「かえる。かえる、撮っても良いですか。かえる」と、いきなり物凄い形相で訴え始めた私に、店員さんたちはある種の戦慄を覚えたやもしれません。

しかし店員さんたちはそんな明らかに怪しい私の様子に動じることもなく、にこやかに「どうぞ」と言ってくださったので、遠慮なく撮らせていただきました。
まぁ、私の持っているバッグからもかえるが常時3人くらい顔を出してるため、この状況で突然コーフンが始まっても、特に不審には思わなかったかもしれません。

それにしてもあの子たちは、一体何のための子たちなのでしょうか。
まさか食用..............そ、そんなことはないよね。あの愛くるしいかえるたちを食べるような人はいないよね。

もしいたらこの私が..........
...いえ、すべてを言うのはさすがにやめておきましょう。

ただ、私の地元でかえるをメニューに入れていた料理屋は既にすべて潰れたということだけは、明記しておきます。

コエの病・第二章

2009-12-06 23:53:00 | 徒然話
第二章ってTo LOVEる...じゃなかった虎舞竜みたいだな(笑)。
ともあれ、いつもコエの病常連の私ではなく、今度は母マミちゃんが患ってしまいました。
金曜日の途中から声が出にくい状態で、生徒さんにはご迷惑をおかけしておりまして、申し訳ありません

今日、日曜診療の病院に行ったところ、幸いインフルエンザとかではないとのことでした。
どうぞご安心ください(笑)。

つーか、日曜診療の病院ってホントに有難いですよね。
世の中には日曜休診のところが多いけれど、どうしても日曜日に休めないって人は絶対に多い筈です。
尤も、マミちゃんがお世話になった先生は、「宇都宮では結構多いですよ。私の友達もやっていますし」とおっしゃっていたようですが...。

マミちゃんの報告によれば、日曜の病院は意外と空いていたようです。
救急病院ではなかったので、みんな知らないのかもしれませんね。日曜というと、どうしても救急病院しか思いつきませんから。
でも、救急のところだとどうしても急を要する患者さんが優先なので、大したことのない(と言っても本人にとっては充分死活問題な訳ですが)用事で来ている人はどんどん後回しにされてしまいます。
なるべくなら、日曜日も空いている病院を調べて行った方が良いですね。

かくいう私も、忘れもしない去年の8月、派手に指を怪我して、あわや爪を剥がす大惨事かと思われた状況だったにもかかわらず、おもいっきし後回しにされまくったあげく、物凄く軽いノリで診察された覚えがあります(笑)

「つ、つ、つ、爪を剥がすとかは無いですかね(涙目)」と声を震わせる私に対し、先生も看護士さんもレントゲン技師さんも軽いこと軽いこと。
明らかに怪しい調子で出血しているし、もう死にそうな思いだったのに、プロの人があまりにも軽いんで、こっちも気が楽になりました。

そう考えると、自分がさほどでもないのに病院で騒がれたのは、前述の喉の疾患です。
マミちゃんは今くらいで喉が痛い声が出ないと大騒ぎしていますが、私はあの程度に出なくなることはしょっちゅうで、稀に39度台に突入しても病院に行かない人です。
そうなってしまったのは、ひとえに病院で辟易させられた経験があるからなんですわ。

その時はそうとう重症だったので、病院嫌いの私もさすがに病院に行きました。
しかし私は幼少時から重症なら重症なほど平然と振る舞うという困った癖があります。それも完全な無意識で。
最も分りやすいのは、高熱になると早口になるという現象です。
早口で喋ることによって、頭がぼやけているのを紛らわそうとし、視界もグルングルンと回っているのに、それを認めたくないがためにシャキシャキ歩きます。もう、普段より活発になると言っていいほどです(笑)。

この癖ゆえに、その重症な時も「ぜっ、全然大した事ないんだからねっ!」とツンデレ並の強がりっぷりだったので、お医者さんが「入院してください。手術してください」と言い出した時は焦りました。
焦るあまり、逃げるように病院を退出し、逃げるように東京へ行って大学の授業に出ました。
...東京のアパートで更に重症化し、人生最悪の一夜を過ごしたのは言うまでもありません(笑)。

これに反省して、具合が悪くなったら病院に行き、先生の言うことを良く聞いて...となるかと言ったら、とんでもありません。
むしろ逆です。また入院だ手術だと騒がれるのがイヤなので、もうどんなに具合が悪くなっても病院には寄り付かなくなりました。

不思議なもので、「もう病院には行かんぞ」と決意すると、人間あまり具合が悪くなるまで無理をしなくなるようです。それ以来、あすこまで具合が悪くなったことはありません。

そういえば、ウチに通いだしてからすっかり病気をしなくなったというスタジオ最年長の生徒さんも、検査も含めて病院には全然行かないとおっしゃってました。
その方(もちろん、今度の東京クリスマスイベント組の一人です。来年はディズニー・ハロウィーンにも行くそうです)を見ていると、その言葉には非常に説得力があり、病院には行かん!という私の決意も悪くないかなという気がしてきます。
ただ、残念ながら彼女と私ではそもそも食生活がだいぶ違うんですけどね...。

宇宙ちゃんと分解くん

2009-12-05 23:50:29 | 徒然話
「♪私の名前は宇宙ちゃん」あるいは「♪僕の名前は分解くん」で始まるコマーシャルをご存知でしょうか?
「宇宙ちゃん」は、宇宙人に会える日を待ちわびながら、全身を青く塗って生活する女の子の話。
「分解くん」は、何でも手当り次第に分解してしまう男の子の話です。

私はこのCMがとにかく大好きなんですね。
特に「宇宙ちゃん」編。宇宙ちゃん本人よりも、全身青塗りの女の子を普通に受け入れている家庭や学校が、実に素晴らしいと思うのです。
なぜならば、私自身が「宇宙ちゃん」だったからです。
...もちろん私も幼少時代は青塗りだったって意味ではありません(笑)。

「青い染料は身体に悪いからダメ」とかそういうことは、この問題の本筋から離れているので抜きにしましょう。
じゃあ、この染料は一切身体に害がないという設定で(笑)。

見るからに異質な子供に対して、学校や社会、家庭はどう接するか。
幸い私の家庭は宇宙ちゃんを容認する家庭でした。母も「染料が身体に悪くないなら構わない」と太鼓判を押してくれました(笑)。

しかし残念ながら、私の行った学校はそうではありませんでした。
私が学校時代のことを思い出す時に、決まって呼び起こされるのは、「周りに迷惑をかけている訳じゃないのに、何故、彼らは私に構わないでいてくれなかったんだろう?」という思いです。
これは別に最初から他人を拒絶している訳ではなく、私の得意な嗜好や言動に対する周りの反応に思ったことです。

確かに、どう贔屓目に見ても私はヘンな子供でした。
なんたって給食で出されるまで魚の切り身を見たことのなかった人間です。幼稚園の先生に「そんなに部屋の中にばっかりいると、お尻から根っこが生えちゃうよ」とか言われても、「なワケないし」とクソ可愛くないことを言いつつヲタク遊びに励んでいた人間です。
たいてい、一人で何か考えているので、自覚はありませんがセルフ百面相とかもしていたことでしょう。

明らかに扱いづらいタイプですが、どうぞ冷静に考えてみてください、さっきも言ったとおり私は誰にも迷惑をかけていない。
物を壊したり、他の子供にちょっかいを出したりしないだけでなく、「嘘をついたらダメ」「物を盗んではダメ」みたいな人間としての一般常識は、誰に叩き込まれた訳でもなく身につけました。
つまり、こういうタイプの人間が大きくなっても、著しく偏った大人にはなるかもしれませんが、決して必ずしもグレたり問題を起こす大人になったりする訳ではないということです。

であれば、何もわざわざそういう子供の特異性をつぶす必要はないということですよね。
大体、つぶそうと思ってつぶれるほど、こういう特殊な子供はヤワじゃありません。何しろ自分の周りに鋼鉄よりなお堅固な鎧を纏っています。
この鎧は周りとの間に壁を作っているのではなく、あらゆる攻撃を跳ね返すための鎧です。周りから圧力が加わろうが、煮られようが焼かれようが、中の人間はケロッとしています。

よく、いじめられたり進路で悩んだりして自殺した子供の話を聞くと、その子にはこの便利で快適な鎧がなかったんだなあと、深く同情してしまいます。
鎧はすなわち自分の世界ですから、たとえ現在の環境に苦しんで行き詰まっても、それだけが世界のすべてじゃないと分っているために、必要以上に落ち込まないで済むのです。
「井の中の蛙大海を知らず、されど空の高さを知る」とは、まさにこのことです。
だから、私に過度に干渉しようとしたり、ときに矯正しようと思った人達は、まったくの骨折り損のくたびれ儲けだった訳です。

ただ、今言ったように、鎧は「壁」ではないので、周りで何が起きているかは見えています。ま、外から石とか投げられたり焼かれたりしてたら、そりゃイヤですよね。
ちょうど、真夏に密閉された室内から窓を見たら虫がビッシリ付いている状態に似ています。虫が入ってこないのは分っていてもやっぱり気持悪いものです。

そうするとやはり、自分自身もそうであった経験から、「宇宙ちゃん」に寛大な世の中であって欲しいと、切に願わずにいられません。
べつに協力的であれとは言いません。ただ、どれほど異様に見えても、確固たる信念を持って何かをしている子供に対して、それがいけないことや危険なこと(それこそあの青い染料が身体に悪いとか)でないかぎり、そのままにさせてあげて欲しいのです。

20年前の宇宙ちゃんだった私にも、寛大な人は沢山いました。
私の長所に本人より早く気づいてくださった恩師であったり、明らかにヘンな私と偏見なく付き合ってくれた友人であったり。
そういう人たちに救われて、今の私があると思っています。

宇宙ちゃんを受け入れられるような世の中であれば、たぶんもっとクリエイティヴな人間が表立って増えると思います。しかも、そういう人が活躍する場がもっと増える筈です。
普通の人と違う考え方が出来る人は、世の中を変える力を秘めているかもしれませんから、その特殊な思考回路をむしろ伸ばした方がきっと世の中のためになるでしょう。
ま、私あたりは只の変人ですけどね(笑)。

ちなみに私は「分解くん」もあながち悪くないと思っています。
マミちゃんは「私だったら怒るよ」と言っていましたが。
私だったら、とりあえず元に戻すように言ってみて、直せなかったり直す気がなかったらその時は怒るけど、元通り直せたらそれはかなり貴重な才能ですから、逆に褒めると思います。
ってか、それ以前に、あんなに分解したがる子供なら、分解されてもいい物を沢山与えてあげた方がいいような気もします。

アドヴェント♪

2009-12-04 23:00:33 | ダンス話&スタジオM
キリスト教圏では、クリスマス前の数週間を「アドヴェント」と呼びます。
一週ごとに一つずつ蝋燭にともす灯りを増やしたり、クリスマス関連の行事をしたりして、厳かな気持でクリスマスに備えます。

我々日本人は、そんなキリスト教徒は何の関係もないくせに、ちゃっかり便乗してクリスマスを楽しませてもらっている訳で。
私自身、恥ずかしながらそういう安直な日本人の一人です。ってか、キリスト系の大学に行って聖書全部読んで礼拝に通ったからいいんだとか思ってるけど、あくまでも似而非者ですからね。あまり偉そうには出来ません。
といいつつ、今年もまたクリスマスを楽しむ気持満々です。

今回は珍しく地元を飛び出して都内のクリスマスイベントに参加することになりました。
港の素敵なヨットクラブのレストランを使って行われるフラのイベントです。

県外ですから全員でというわけには行きませんでしたが、生徒さんたちも何人かご一緒いただくことになってます。
お揃いで着るのはもちろん、華やかなヨットクラブでのクリスマスパーティーにこの上なく相応しい、「あの」ドレスです。
このドレスを作った時から、このイベントに参加する運命だったとしか思えませんね。
是非とも素敵な場所を見つけてみんなで記念写真を撮りたいところです。

といっても、コスプレパーティーではないので(笑)メインはあくまでもダンスです。
自由に参加できるメレフラタイムの他に、グループごとの発表もありますので、今日もその曲をしっかり練習しました。
がっつりフォーメーションをこなす曲ですから、誰がどの立ち位置になってもいいように、毎回くじ引きで並び順を決めています(笑)。

問題は、素敵な衣装で踊るよりも前にランチタイムがあることです
いえ..........普通の人にとってはそれは何も問題ないのですが.............我々にとっては、衣装が入らなくなる恐れすらある死活問題なのです
しかもランチは素敵なコース料理。衣装も怖いけど、美味しいお食事を残すなんて死んでもイヤ
この飽くなき強欲さが己の首を、いえウェストを締め上げ続けているのだとは思いますが、やはりこればっかりは捨てられないんですのよねぇ。
ならせめて本番まで粗食にすりゃいいんですが.........あ、今日も焼肉行っちゃった.........。

.............考えれば考えるほどドツボに嵌ってゆく問題には蓋をして(うぉい)、楽しい当日のことを考えましょう。
このメインのフラ・イベントに加えて、ごく一部のメンバーはそのままお泊まりに突入します。
しかも、寝る前に夜の部・ニューハーフショーに繰り出そうとか思ってます(笑)。
もちろん、信頼できる旅行会社の方を通じて、予約もすでに手配済み。
後は当日、昼の部で力を使い果たさないようにペース配分に気をつけて参りましょう。

ペース配分と言って思い出しましたが、今回はなぜか同じ方面から参加するメンバーがとても多く、我々と同じ電車で地元を出るメンバーが全部で8人に上ります。
女三人寄っただけでカシマシイのに、8人寄ったらどうなることやら...??? 朝っぱらから凄いテンションになりそうな気配がします。
あんまりはしゃいだら夜まで保たなくなりそうだけど、だからってあまりセーブするのも面白くないと思いますので、どういうノリで行くかは当日のテンションに従いましょう(笑)。

浅見光彦~妄想章~

2009-12-03 23:32:28 | 徒然話
「数年に一度は豪華客船でクルージング作家」こと内田康夫さんの代表作をドラマ化した『浅見光彦~最終章~』、とりあえず毎回見てます。
「とりあえず」というのは、私のような生活をしている人間ですと、夜9時頃に定期的にテレビの前に座るチャンスはほとんどないため、録りためたものを暇を見つけては観ているため、放映よりだいぶ遅れて観ているからです。
ですから、今日の妄想話も、11月18日放映分までを観ての妄想ですので、現在の事実と激しく乖離していても大目に見てくださいませ。
そして、これから語ることはあくまでも妄想です。実際の話とは一切関わりありませんので、どうぞお気になさらず(笑)。

浅見光彦シリーズは、主人公の浅見さんはもちろんのこと、周囲のレギュラー陣も大変楽しくて魅力的です。
未だに浅見さんを「坊ちゃん」と呼ぶお手伝いさん、なんだかんだ文句を言いつつ意外と浅見さんを自慢に思っているお母さん、そして物凄くエリートな刑事局長のお兄さんと、彼が絶大な信頼を置く腹心の部下の青年です。

そして今日(って18日のですが)の回を観てて、私は鮮明に気づいた、いや、妄想したことがあります。


すなわち、この「腹心の部下」は上司である刑事局長を愛しているに違いないと。


きっかけは、局長が奥さんと一緒に「警視総監からの縁談」を彼に持ちかけた時でした。
にこやかに「そろそろ家庭を持っては」などと話す局長夫妻とは対照的に、顔を強張らせて「結構です」の一点張りの青年。
奥さんが「断るのはせめて会ってからにしたら」と取りなしても、不自然なくらい取りつく島もありません。
この様子を見て、私はピーンと来たのです(※妄想だろ)。

しかし、考えれば考えるほど、この妄想は的を射ているように思えてなりません。

根拠。刑事局長なのに「腹心の部下」がこの人しかいない。
警察機構に詳しくない私には、このお兄さんの地位がいかほどのものか分りませんが、作品内での黄門様の印籠的な扱いから鑑みるに、そうとう超絶エリートなようです。

にもかかわらず、だだっ広い局長室には大抵本人とこの部下の二人しかいません。
局長が席を外している間は、専ら彼一人が留守番をして電話にも出ています。
どう考えても、このお兄さんほどの地位がある人間なら、電話番をする部下くらいいくらでもいるでしょうし、そもそももっと大勢部下がいた方が身辺警護のためにも安全なのではないでしょうか。

ということは、この「腹心の部下」が、不断の努力によってゲットした局長からの信頼と自信の地位を最大限に利用し、恋敵...もとい同僚たちを排除したと考えるのが妥当ではないでしょうか(※妄想フルスロットル)。
電話口で、彼より遥かに年上の刑事がめちゃくちゃ媚びへつらってたところを見ると、歳若いとはいえ彼自身もかなり上の立場なのでしょうから、そのくらいのことは朝飯前でしょう。

では、こんなに若くして出世できたのはなぜか。
警察には多大な功績を上げた人の他に、高学歴者のエリートコースがあるそうですが、いくらなんでもそれだけではそこまで早く出世できないでしょう。
その原動力となったのこそ、局長へのだったかもしれませんよ。

局長のところに追いつきたい、そばにいたいという一途な思いからここまで上り詰めたというのなら、これほど美しい愛が他にありましょうか。
しかも、普段はあくまでも思いを秘めて「腹心の部下」としての振る舞いを崩さないのは、愛妻家である局長を思い遣ってのことでしょう。だとしたら、切なくも崇高な愛ではありませんか。

なのに愛する局長とその奥さんから見合い話なんて持ち出されちゃ、そりゃ顔も強張るよ。
彼の切ない心情を慮って、あまり詮索しないでやってくださいな、局長さんも奥さんも。
それ以上食い下がると、この気の毒な青年もキレちゃうよ。

あ、でも、いっそのことキレてしまうのも一興かもしれません。
あまりに執拗に結婚を勧める局長に対し、この際だから涙ながらに叫んでみましょう。「局長、僕はあなたを愛しているから、結婚などしたくありませんッ!!」と。

あとは「警察学校時代からあなたに憧れてました」とか、「あなたの幸せな家庭を壊したくないから黙っていたけど、もう我慢できないッ」とか、どうぞ思いの丈を存分にぶつけてください。

しかし本当にそれをやってしまうと、本当に局長の家庭が壊れるか、またはこの青年が左遷されるかのどちらかしかなく、そこには悲劇しか待っていないので、最終的に夢オチということでケリをつけてください(笑)。
夢の中とはいえ思いの丈をぶつけられたことに満足し、青年はこれからも忠実な部下として局長のために尽くし続ける...。そういうオチが綺麗な締め方かなと思います。

ポスター描いてみました

2009-12-02 22:19:45 | 創作活動
只今、新部員募集中のシルバー大ハワイアンダンスクラブの皆さんのために、募集ポスターを制作してみました。
B4サイズで描いて、A4に拡大コピーしたものを掲示用にお渡ししました。

こういうものを作る時は、ぶっつけ本番専門の私も流石に下書きをします。
最初からがっつりペンで書き込んでいって、最終的にスペースが足りなくなったり余ったりしたらマズいですものね。

しばらく白紙を見つめて構想を練った後、鉛筆で薄~く下書きを入れます。
私は筆圧がおそろしく高い(※たまに紙を破くレベル)ため、自分によく言い聞かせないとどんどん鉛筆の線が濃くなり、最終的に鉛筆で清書したかのように黒々としてしまいがちなので、注意が必要です。

それでも、本当は下書きがあまり好きでない私は、「この辺にこの文章」「ここに女の子の絵」みたいなスペース分のマルを描くだけにしておいて、じっさいに描くのは清書でいきなり、ということがほとんどです。

ポスターですから目立ってナンボなので、要所のみハッキリ大きく描き、後の必要事項は読みやすくさえあればいいというスタンスです。このメリハリが大切ですね。
というわけで、「HULA」の文字がやたらめったら巨大です。
本当はこの部の正式名称を「ハワイアンダンスクラブ」というのですが、部が出来た15年前ならともかく、今となっては「フラ」の方がなじみがありますからね。
まったく、この15年で世の中が随分変わってしまったものです。

それと、イメージ用に写真も2枚だけ入れておきました。
折角画像処理の得意なMacBook Proを使っているくせに、手書きポスターにこだわるあまり、カラーコピーした写真を糊ではり付けるという超原始的手法を用いています。
きっとナントカという装置(※ソフトと呼ぼうねソフトと)を使えば、イラストも手書き文字も取り込んで、写真と一緒にレイアウトしてプリントできるんでしょうが、どうも「コンピュータに取り込んだ絵」が纏ってしまうデジタル臭い雰囲気が好きでなく、きっと今後もいつまでもペンで書いたり糊で貼ったりするのでしょう。

私の大好きな「いさましいちびのイラストレーター」こと水玉螢之丞さんという、最高に素敵な絵師様がいらっしゃいまして、その方のイラストも現在のパソコンを用いた画風より、十数年前の手書き&手塗りの頃の方がもっと好きでした。
もちろん、今だって十分好きですけどね。

実を申しますと、私が目指しているのはずっとこの方のイラストです。
人の猿真似が嫌いな私にしては珍しく具体的な目標にしている方ですね。
この方の絵と文章を組み合わせた芸風?も、絵の描き方も文字の形もみんな好きです。
何とかああいう風に描きたいとずっと思っているけれど、なかなか難しいんですよね。

文化祭写真

2009-12-01 23:45:03 | ダンス話&スタジオM
過日の「日光市民文化祭」にお越しくださった生徒さんから、ステージ写真を頂きました
今日はその中の一枚をご紹介しますね~。

こちらは、読売カルチャーフェスティバルの新聞記事にも掲載された、ジプシー衣装です。
但し、この妖しげに顔を半分隠しているシーンは、読売で踊った曲とは別のものです。
この衣装で踊っている曲は、今のところ2曲あるんですね。

読売でも踊った方の曲はわりかし明るく元気なイメージですが、こちらの曲は旋律がちょっとマイナーです。
ジプシーダンスはフラメンコと違い、笑顔で踊って良いモノですが、イメージの関係で私はこっちの曲ではあまり微笑みません。

そして、妖しく顔を隠すだけでなく、小道具なんかも出てきてドラマチックです。
まだ一部の場所でしか披露してないので、今後も踊る機会があると思います。
未見の方は、是非一度ご覧になってくださいまし。

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