舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

論文『フラの研究』要旨

2006-01-14 03:31:09 | 創作活動
さっそくですが、卒論の要旨をコピペしておきます。
長いので、さくっとナナメ読みしちゃってくださいませ。


<キーワード> フラ ハワイアン・ルネッサンス カヒコ アウアナ
        ハパ・ハオレ 伝統 革新 ダンスとしてのフラ ハワイ文化


要旨

 本論文は、ハワイの伝統舞踊「フラ」に対する理解を深めることを目的に、その歴史、文化的背景および今後の展望について述べたものである。

 第1章ではフラの歴史について論じる。すなわち、フラの発祥に始まり、白人勢力の台頭による幾多の危機に遭いながらも二度のハワイアン・ルネッサンスを経て復興し、現在の姿に至るまでの概説である。

第2章はフラを3種類に大別し、古典フラであるカヒコ、現代フラのアウアナ、そして白人によって作られた英語によるハパ・ハオレ・フラのそれぞれについて、踊り方や演奏形態、服装等にみられる特徴を説明する。特にハパ・ハオレに関しては、成立事情や批判的意見について触れたのち、ハパ・ハオレがフラの歴史において果たした役割を論じる。

第3章の考察では、フラの創始時から存在しており今後も守り続けるべき伝統、および新たに起こった革新について論じる。特に、ダンスとしてのフラの発展の可能性を、フラ以外のダンスからの着想を得つつ考察する。その結果、フラの担い手が自らの向上のためになすべきこととは、ハワイ文化全般の知識とダンスの技術の両面における研鑽であり、それがハワイ文化を尊重し伝統を継承することにつながると主張する。
また、それを自分自身の立場に当て嵌め、将来フラの指導に携わるためにはとりわけ重い責任が課せられていることを論じる。

最後に補足として、日本におけるフラ事情についても概説する。



......ね。

長いでしょう。


とはいえ、本文はもっと長いです。書いてるうちに過剰にノッて来てしまい、ついうっかり27枚と指定されていたところを46枚書いてしまいました。テヘッ。
尤も、ここではそんなバク大な量をねこそぎ載せたり致しませんのでご安心を(※当然である)。

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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
本文も読みたい!!!! (なか☆とも)
2006-01-14 20:54:36
すご~い!!

なんだか興味深いお話ですね

私はちょっと(ちょっとなのか?!)脳みそが足りないので理解するのに時間がかかりそうですが

フラにどんな歴史があるのかとっても興味があります。

タヒチアンやマオリ族(マオリは関係ないのカナ?)とのつながりは?????って実はフラダンスを始める前から気になっていました

機会があったら本文ものせてくださいね
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比較文化でやんすね (lanarana)
2006-01-15 00:14:31
タヒチもマオリもフラとの関係が深いです

彼らのルーツは同じ民族で、長い時間をかけて航海し、太平洋の各地に広がったといわれています。

で、最後にたどり着いたのがハワイだったのだとか。

だから、言語もダンスもモトが同じなので共通点が沢山あるんですね。

とはいえ、今となっては全然別のモノとしてそれぞれ発展しております♪



これって、ラテン語から分かれたスペイン語やフランス語が今や全然別の言語となっているのに似てますね。(ああ、譬えがどうしようもなく語学フェチ!!!)
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