舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

エピリカコウ2019【1日目】

2019-09-07 04:07:00 | ダンス話&スタジオM
土曜日はエピリカコウの1日目です。
朝に弱い我々ですが頑張って早く起きて会場へ💨



というのも、朝9時からのオープニングで早速生演奏と先生方のパフォーマンスが観られるのです🎵

ミュージシャンのお一人はブレイン・キア先生。
先生がバンド活動もなさっているのは存じておりましたが、元々美声をお持ちなのに加えて、ハワイアンは勿論の事それ以外のジャンルにも造詣が深い事をうかがわせる素敵なフィーリングの演奏でした。





ゲストの先生方も全員踊ってくださいました。
敢えて受けるワークショップを予め決めておかないで、ここで先生方の踊りを観て心惹かれた方のクラスを受けるのも素敵かもしれませんね!




などと言いつつ私の憧れの眼差しはやはりポーハイ・スーザ先生に向かうわけで(北の国からナレーション風)。
ごく自然でさりげない動作や表情に込められた豊かな表現力。
先生のようなフラを前にすると、上辺だけの技巧を凝らしたオーバーアクションや大袈裟な顔芸がすべて虚しく感じ、本当に美しいフラはそれらをことごとく削ぎ落として一切の無駄が無くなった境地にこそ存在するのだと実感します。
本当に美しいフラが身についていれば、そんな小手先のテク(?)は要らなくなるんだよなぁ。
よし、私もその境地を求めてもっと登攀しよう。




そして今回ワークショップでお世話になったもう一人のクム、メレアナ・マニュエル先生もまた、ポーハイ・スーザ先生とはまた異なる魅力的なフラを踊られる先生でした。
メレアナ先生の踊りもやはり自然で美しく、さらにカワイイ💓
先生のフラを拝見するのもワークショップを受けるのも今回が初めてでしたが、とても素敵なクムですっかり魅了されました!




土曜日午前中のメレアナ先生のクラスを受けた関係者は総勢7人。
しばしばショーの冒頭でグリーティング曲として踊られる、エレガントなハパハオレソングでした。

なぜワークショップなのに写真の我々がケニケニのレイを掛けているかと申しますと、なんとこの曲がレイを使用する振付だったからです。
しかも貝やククイなどの実ではなくお花のレイが適切との事でしたので、そういうレイの手持ちが無かった我々はワークショップの休憩時間に廊下へ飛び出し、「この中にどなたかお医者様は……もといレイを売っている方はいらっしゃいませんかァァ‼️」と叫んで、無事ケニケニをゲットした次第でございます。
やってて良かったハワイアンショップ。




ただ、今回の振付の為にはいささか短かったため、一本多く買って急遽繋ぎ合わせました。
ニードルの代わりに使ったのはなんとヘアピン(笑)。しかし意外にもヘアピンニードルは使い易かったです。




そして午後はポーハイ・スーザ先生のクラスを11人で受けました。
とはいえ全体の受講者は40人近くにのぼったため、いくら広いお部屋といえどイモ洗い状態でした。
しかも今回の曲はウリウリ!お隣さんにぶつからないよう細心の注意が必要です。
でも、ウリウリのワークショップが余りに楽しくて、イモ洗いのストレスを全く感じませんでした。ウリウリの振り方からして全く違っていて、新鮮で面白かった〜‼️


ワークショップが終わると、先生方との質疑応答の時間「クカクカセッション」があり、そのあといよいよ夜のホイケになります。




ホイケ出演者用の控室に参ります。
各教室に十分なスペースをご用意頂いて、本当に有難かったです。

エピリカコウのホイケは、教室ごとの演目とワークショップ曲がランダムに上演されます。
そして、そのプログラムは全く参加者に知らされません。(注: もちろん断じて意地悪ではなく、本当に本番まで曲順が決まらないらしい)。
流石に自分達のグループの演目が大体何番目に来るかはふんわり教えていただきましたが、ワークショップ曲に関してはいざこれからという瞬間に初めてイントロドン(古)の要領で知ることになります。
な、なんというギャンブル性。ギャンブル好きの人だったら興奮の余り卒倒するレベルです。
幸い私はギャンブルに過度に興奮する性癖を持ち合わせていないため卒倒には至りませんでしたが、いつ何が来るかわからないというのは大変ハラハラドキドキしました。舞浜の三大マウンテンよりドキドキでした。




ドキドキの原因はもう一つあり、ゲストの先生方がなんとこのように審査員席と見紛うポジションにズラリと座ってらっしゃる事です。
コンペでも無いのに何故だあああ。

しかし、通常のコンペと決定的に違う事が1つあります。
それは先生方(の一部の皆様)がガッツリ呑んでらっしゃる点です。
人はアルコールを摂取すると幸せな気持になり、いつもより心が寛大になって、普段より多くのものを赦せる心理状態になるものです(少なくとも私はそうです)。
初っ端からガチ呑みモードで盛り上がる先生方の様子にホッとしたのはここだけの話です。





ホッとしたところで本番です。




前半は(服装こそ派手ですが)踊りはごく普通を装ってお行儀よく踊ります。




しかし、演目のちょうど真ん中あたりで曲調がガラリと変わるのに合わせて、我々の様相も一変します。





先生方ヤンヤの大歓声‼️‼️
お酒のチカラはやっぱり偉大………ではなく(笑)、シラフの先生方も大変ウケてくださいました。良かった良かった。
最もきこしめしていた某先生は曲中で何度も繰り返されるモーションをいたくお気に召して、その後会場で目が合う度にこちらへ向かってそのモーションをしてくださいました(笑)。




先生方のみならず、会場の多くの方々からもたくさんの喝采と手拍子を賜りまして、お陰様で大変楽しく踊らせて頂きました🎵




あ〜楽しかった…などと余韻に浸ってばかりはいられません。
大急ぎで着替えて会場に戻って間もなく、我々のワークショップ曲のお呼び出しがありました。
まずはメレアナ先生の曲です。




前述のとおりレイを持って踊る曲ですので皆さんそれぞれのレイを持って踊っていらっしゃいますが、レイをお持ちでない受講者の皆さんには、なんと審査員(みたいな宴)席にお座りの先生方が貸してくださいまして、めでたく全員レイを持って踊れる事に‼️
先生方のお気遣いに感謝です💖





レイを持って踊る曲も楽しかったです!
それも途中までではなく全編レイを持ったまま踊り、最後にそのレイをお客様に差し上げて締める演出がとても素敵でした。





もう一つのワークショップ曲・ポーハイスーザ先生のウリウリの演目は、ホイケのかなり終盤で踊りました。




今迄ウリウリはタフアフアイくらいしかやった事の無い四代目も楽しそうに踊ってました。


最後は皆でハワイアロハを歌って1日目のホイケが終了しました。



一目惚れしたフラ禁止ピクトグラムに別れを告げて自室に戻りました。


さて、翌日の日曜日はなんと8時半からの朝練ワークショップで始まります。
絶対寝坊しないで早く起きるぞと誓いつつパイナップルサングリアをあおりました。


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