舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

チャリコンから二週間

2007-06-09 23:18:15 | ダンス話&スタジオM
チャリティコンサートに出演した各クラスのレッスン時に、皆さんの出演の映像をお見せして回っています。
今回はほとんどの方が自分のグループの出来に満足してらっしゃるようですね♪
なかには自画自賛の拍手が起こるクラスも!!
マーク様じゃないけど、演出やレッスンの段階では指導者の責任だけど、舞台での功績は出演者のものです。
その本人が喜べるような舞台なら、それがなにより理想的だと私は思いますね。もし自分の出来に満足しながら踊っていれば、表情も自然と良くなって、それがお客さまにも伝わるはずですし。

ただ踊ってその場で満足して終わりでは、たんなる自己満足ダンスの域を出ません。
でも映像で客観的に見た時に、自分のみならずグループ全体の演技に満足がいったなら、それは自己満足ダンスの域を脱し、一歩高いレベルに達したということ。
ましてや拍手まで出るような出来ならなおさらです。
今回の出来に満足できなかった人も、具体的に次からはこうしよう!という反省点が一つでも見つかればよいのです。大きな一歩だと思います。
人間は向上する生き物だから。たとえ一歩ずつでも、着実に前進してゆくのが楽しいのです。

ちなみに、マミちゃんは前進しなければ耐えられないマグロのような人です(笑)。
十年前と同じことをやり続けるなど、この人には堪え難いのです。いえ、それどころか、一年前からも何かしらは変わっていたいと思っているタイプなんですね。
うちはメレフラ・パーティなど合同で何かやるときのために、どこのクラスもある程度は共通のレパートリーを教えているのですが、それにしたってマミちゃんは最新の音源を使うとか、フォーメーションをガラリと変えるとか、なんとか新しくしようとしています。

前も言ったかもしれませんが、マミちゃんは幼少の頃から新しい遊びを流行らせるのが大好きでした。
でも、世間一般にそれが広まった頃には、もう既にさらに新しいことに目を付けている人です。
以前、最もセンスの良いクムフラと尊敬し奉っている故パレカ・マトスさんが「私はフラ界のトレンド・セッター。私がやったことを次の年にはみんな真似するの」とおっしゃってましたが、かように偉大な人と比べるのはまことに不遜なれど、マミちゃんも人間の系統としてはかなり近いラインです。
いや、比べる云々ではないんです。あくまでも系統の話ですね。

ここに載せた画像は骨髄バンクでついにほぼ全員勢ぞろいのタヒチアンの模様です。
そういえばこの衣装も、マミちゃんが考え出したイメージを私が絵にしたものを基にほうぼう探しまわってかき集めたものですね。
マミちゃんが納得いくためには案の定「どっかでフル装備を調達してきて終わり」ってわけにはいきませんでした。
そういうかき集めモノの場合、トータルできちんと調和が取れていなければならず、パッと見で寄せ集めとバレちゃあいけません。
寄せ集めは成功すれば決して真似できない独創性に優れたものが出来上がるけど、失敗したら一発で貧乏臭くなってしまいますものね(笑)。

って偉そうに書いてるけど、正直私にはできません。マミちゃんのセンスに頼りきりです。母も私のセンスを思いっきし莫迦にしてるし(笑)。「あの服いいよね」とか不用意にいうと、ここぞとばかりにコテンパンにこきおろされてしまいますよ。
やっぱVOGUEの書評欄と占いだけ読んでるんじゃダメなんだなあ。

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