goo blog サービス終了のお知らせ 

舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

2014 Hula on ASUKA II (2)

2014-11-28 05:56:53 | おでかけ
乗船から一夜明けて22日(土)朝、飛鳥は富士山のそばを通過しました




もちろん我々は朝7時からガッツリ朝食です。
四代目の分も頼んだのに本人が寝ちゃってどうしようもなかったので、けっきょく二人で1.5人前ずつ美味しく頂きました。


マミちゃんなぞこの魚の開きを3枚ペロッと行きました
彼女は猫族なので魚の食べっぷりが本当に綺麗です
どうやら四代目もイクラとかホタテとか好きだし、なんで一家で私だけ……


ともあれ腹ごしらえしたら早速フラレッスンです。
今日はこのイベントの目玉の一つ、ナニ先生達によるワークショップが行われる日なんですね~。

しかしこのワークショップに割り振られているのはなんとたったの45分
短ッ。
目玉なんだから少なくとも90分くらいは割けば良いものを……。

しかもカヒコとアウアナがそれぞれ午前と午後に2回ずつ開催されるのですが、時間がまるっきり被っているのでカヒコとアウアナを1回ずつ受けるか、どちらかを2回受けるかの究極の選択を迫られます。
今回、午前中のクラスの時点ではまだ四代目が寝ていたので、アウアナを2回受ける事にしました。




アウアナはナニ先生とお嬢さんを含めた3人の女性ダンサーの皆さんが担当されました。
課題曲は思ったとおり最近出たばかりのLim FamilyのCD収録曲でした
こんな事もあろうかとCDを持参しておいて良かった~

驚くべき事にこの曲、ご子息のBABAさんが作ったものなんですって
ミディアムテンポの踊りやすい曲ですし、歌詞もお祖母様(と言えばもちろんあのファルセットヴォイスの名高いメアリー・アン・リムさんです)の事を歌った美しい詞です。

だが、いかんせん長い。
私ゃもう歌詞カードを見た瞬間に悟ったね。
とてもじゃないけど45分で完遂出来る長さじゃないよコレ。


懸念通り、ワークショップはマッキマキに巻いて進行されたにもかかわらず非常に時間がかかり、なんと予定を40分オーバーしてしまいました。
いやいや、コレはナニ先生達が悪いんじゃないですよ。どう考えても時間配分が少なすぎたんです。

実をいうと船内イベントはえてしてスケジュールがギッチギチに詰まっているものでして、いくつもの会場で同時開催される催しを全部制覇する事は物理的に不可能ですし、出来るだけ多く出ようとしていると「デッキチェアでお昼寝」とか「海を見ながら読書」みたいなクルーズの優雅な船内生活のイメージからはほど遠い過密スケジュールをこなさなければなりません。

一つの会場に割り振られるイベントも非常に多いため、実はここでもフラレッスン終了予定時刻の数分後からまた別のイベントが開催されるスケジュールになっていました。
そのイベント目当てでやって来た人達にはもちろん、フラレッスンが「元々無理のある時間配分だったためにやむを得ず」押してしまったなどという事情は分りませんので、中には船のスタッフの方にクレームを入れるお客さんもあったようです。
う~ん、クレーム入れた人の気持も分らなくはないよなぁ。

やっぱりあくまでもフラがメインテーマのクルーズなんですから、フラレッスンには最初からもっと多く時間を割くべきだし、少なくともその後は多めに時間を空けておくべきだったと思うの。


そんなことを考えているうちに長引きまくったレッスンも終わり、昼食の時間となりました。
ドンピシャのタイミングでメシの気配を察したのか四代目が起きました(笑)。




昼食も朝と同じ会場で和食を頂きます
今日のお品書きは釜揚げうどんだそうな。かき揚げや小鉢も付いてちょっとした御膳です。

しかもメニューに「ご希望の方には北海道産いくら醤油漬もございます」とあるじゃないの
もちろん希望致しますとも




という事で希望しまくりました

って例によって私の口には一粒も入らないんですけど(笑)、マミちゃんも四代目も大変な喜びようで良かった良かった。
それにしても随分多いんじゃないの。
イクラを希望するとどうやって持ってきて頂けるのかと思っていたら、なんとウェイターさんがイクラのどっさり入った大鉢を抱えて来て、大きな匙ですくってガバチョとご飯の上に掛けてくださるのです。
アメリカのカフェテリアのオバチャンがマッシュポテトでも配っているかのごとき豪快さです。

この日ウチのイクラフェチ二人が食したイクラの量ときたら、完全に私が今までの31年間に摂取した量を凌駕していましたが、よそって頂いた分は残さず綺麗にいただきました。


さて、たっぷりの睡眠とイクラでフル充電となった四代目、いよいよワークショップに参戦です。
というか、彼女が(短いとはいえ)本格的なワークショップを受けたのはこれが生まれて初めてでした。
我々もいつまでもどちらか片方が子供の面倒を見てワークショップを受けられない人生を送っているのはイヤなので、いっその事子供も一緒に受けさせられればと思っておりまして、今回のようなワークショップはそのお試しとして最高の機会でした。

普段のレッスンでは、気が向いた時や覚えたい曲の時には参加するけれど、また途中でフラッといなくなってしまう事も多く、極めて気分次第の四代目。
果たしてどれほど受け続けてくれるやらと思っておりましたら、フタを開けてビックリ。
ちゃんと1時間集中を切らさずに参加していたではありませんか。

正直、途中で本人が飽きたり他の事に興味が行ってしまったりして抜ける羽目になるかなと半ば諦めておりましたので、彼女が3歳児とは思えぬほどの集中力を発揮し、お手本を良く見て忠実に模倣し続ける様子には我が子ながら驚きました。

しかもこれはあくまでも大人向けのワークショップであり、子供を飽きさせない遊びや仕掛けが入っていないにも関わらず、最後まで集中力が持続するってのがビックリだよね。
自分自身が初めて大人向けのワークショップを受けたのが10歳前後であった事を考えると、ひたすら驚きを禁じえません。

おそらく彼女はダンスに対して並々ならぬ集中力を発揮する人間なのでしょう。
ダンス絡みの事、つまり「見本を忠実に模写すること」と「音にマッチした振付を自分で創作すること」は彼女の中で大変なウェイトを占めており、それらの行為をしている時、「頼む、頼むからちょっと落ち着いてくれ」と哀願している普段のワルガキの面影などどこへやら、全く異なる一途で真剣な様相を呈します。

その集中力をもう少し日常生活に割り振ってくれたらと思わんでも無いですが(笑)、四代目がダンスに対して愛と情熱を持ってくれるのは何にもまして有難い事なので、ダンスさえ頑張ってくれるなら他の部分がたしょうアレでも大目に見ようと思います(…「たしょう」?)。




レッスンの後はおやつタイム
しかし、思ったとおり「ダンス以外の部分はアレ」な四代目、いつまでも大人しくお茶に付き合ってくれるはずも無く、早々に席を立ってウチの生徒さん達のテーブルに乱入し、トドメは自分で勝手に激しく動いて頭を打ってギャン泣きするという安定のワルガキっぷりでございました





人気ブログランキングへ

こちらのブログランキングをクリックして頂ければ幸いです

ブログランキング参加してみました。クリックして頂けると幸甚の至りです。