舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

スタジオMアーカイヴ

2014-03-20 04:01:28 | ダンス話&スタジオM
ある方から「昔の写真も載せて!」というリクエストを頂いたのを受けまして、今日は大昔のステージ写真を紹介したいと思います。

アルバムの日付を見ると平成2年6月17日、つまり24年前です。おお、前々回の午年かぁ
宇都宮市の健康ランド「南大門」での出演の模様です。
当時あの施設は今よりだいぶゴージャスで、ステージイベントもほとんど毎週末ゲストを呼んで本格的にやっていたんですよね~。


とりあえず、ケイキフラの模様から。
当時私は小学1年生、バリバリにケイキです。



ウリウリ持って踊ってます。
うおおお、ドレスというよりムームーのデザインが四半世紀前ですな~。
造花(造葉?)のマイレレイって当時この1種類くらいしか手に入らなかったような気がします。先端にちっちゃいハイビスカスが1個ついてるの。
前列中央にいるのが私です。やっぱ四代目よりだいぶ無愛想だ(笑)。




ポイボールもやりました。
しかしなぜポイボールをこんな格好で踊っているんだ。
理由は簡単。四半世紀前の日本ではマオリの民族衣装なんか手に入らなかったのです。

でも内容的には当時のハワイアンセンターと同じくらいのクオリティのポイボールをやってます。というか当時の回し方の癖がハワイアンセンターのと一緒で驚いた(笑)。まあ同じイリマフラスタジオがルーツですし。




私や母は出てませんが、大人クラスの演目です。
うっわ、このレイポオとか今見ると有り得ない!!(爆笑)
でもホントにこういう物しか手に入らない時代だったんですね~。
ドレスの生地もハワイとは無関係です。ポリコットンのハワイアンファブリックなんて出回ってなかったですから。
さっきのケイキクラスのムームーの花柄生地だって、いわゆるハワイアンファブリックとは違いますね。

しかし四半世紀経って、今またハワイのダンサー達がハワイアンファブリックを使わなくなり、光沢のある素材やレース生地を使うようになって来たわけで。
流行は巡るものなんですねえ。
そういえばこの頃のウチの衣装にも、レースを使ったドレスがありましたっけ。




そしてタヒチアン。
四半世紀前のハワイのルアウショーの香りがプンプンします。
ここにはマミちゃんもいます。左側の白い衣装の人ですね。

今ではタヒチアンのモレやイイの素材といえば

このようなナチュラル素材ですが、これまた当時は手に入らなかったため、手芸メーカーから大量の材料を取り寄せて自作してました。
ってもちろんスズランテープじゃないよ。小学校の運動会のダンスじゃあるまいし、ウチゃいくら四半世紀前でもそんなショボい物は使わないって(笑)。

この後、ウチのタヒチアンの衣装はルアウショーとかTDLのポリテラ辺りでおなじみのあの巨大な冠を取り入れたり、レイの量および種類をもうちょっとナウく(笑)したりなど時代の変遷に合わせてバージョンアップを計っていきます。
各時代のタヒチアンの装いも、のちのちご紹介しますね

もちろんフラの衣装も時代とともに進化して来ました。
その辺りも比べると面白いのでもっと写真を発掘しようと思います。
こないだ古いビデオを引っ張り出して観てみたら、踊りも四半世紀分進化してるんだけど、そこを画像で紹介するのは流石に難しいだろうなぁ~。

それより凄いのは、今回紹介した写真には今もウチにいらっしゃっている生徒さんが何人も写っているという事です。
ココに写っていない生徒さんも、20年・10年来のメンバーという方はけっこう多く、先日もそういう生徒さんと「たまに昔のビデオ観ると面白いよね」「衣装はケイキ時代のから全部取ってある!」なんて話で盛り上がりました。しみじみ。




最後に全員でフィナーレをするのは当時からのスタジオMの伝統です。




二代目(母)と三代目(私)。
こうして見ると四代目よりだいぶ肝っ玉小さそうな子供ですが、口先ばかりは一丁前で、本番前でナーバスになっている生徒さんに「やるしかないんだからやらなきゃダメなのよ」と横浜のちょい不良オヤジみたいな台詞を吐いたらしいです。クソ生意気にもほどがある(笑)。

当時を思い返しても、確かに私は自分自身をそういう風に叱咤して舞台に立ってましたね。
何しろ中身はオタク少女、しかも叶うならヒッキーになりたいくらいの勢いでしたので。
私はかなり小さい頃から自分のダンスの才能の無さを理詰めでカバーして踊っているという思いがありました(今もあります)し、笑顔だってずいぶん大きくなるまで母に言われてやっと微笑む程度でした。

その点、自分の踊れる曲ならという前提つきとはいえ、心から楽しそうな笑顔で舞台に立つ四代目を見ると、根本的な部分で違ってるんだなあと思います。
こっちが教えなくても真剣に踊りを観て覚えようとするとか、私や母にせがんで教えを乞うとか、どれも私には無かった部分です。
そんな四代目は、どちらかというと物心つかないうちから椅子の上でラテン音楽に合わせて踊っていた母の方に近いですね。

ただ、母は調子に乗って踊った末に椅子から落ちて骨折したので、くれぐれもその轍は踏まないで欲しいものです。







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3月19日(水)のつぶやき

2014-03-20 03:02:03 | 徒然話

ある生徒さんが春の出産に備えて産休に。でも自分の例から言えば、体調さえ良いならフラとかベリーダンスは臨月まで踊ってて大丈夫です。出来るだけギリギリまで動いていた方がストレスもたまらないし産後の回復も速いよ。もちろん「無理せず」が大前提だけど。



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