土曜夜の『世界弾丸トラベラー』という番組で、司会の3人がハワイに行った..のはよかったのですが、今日放映された前編を見る限り、ハワイにおいて非常に重要な部分が欠けていました。
そう、アラモアナです。
ごめんベタで。
ベタなれど、アラモアナは我々にとって決しておろそかに出来ない重大スポットです。
私はアラモアナとともに育ってきました(←これは決して誇張ではない。私は20年以上にわたり、アラモアナが際限なく巨大化して今に至る過程を見て来たのだから)。
20年前の面影はだいぶ薄れてしまったとはいえ、アラモアナには私の幼少や青春の思い出がたくさん詰まっています。
だからどうしたってこの愛を捨てずにはいられないのです。
とはいえ、余りにも巨大になってしまったアラモアナ、オススメ店だけに絞ってもすべての店舗を紹介する事はとても出来ません。
そこで、今日はとりあえずアラモアナに入っている4つのデパートをご紹介しようと思います。
アラモアナの東西南北を司る(かどうかは分りませんが4極に存在する)デパートを高級な順に並べると、以下のようになります。
(1) ニーマン・マーカス
(2) ノードストローム
(3) メイシーズ
(4) シアーズ
「高級」というのは品揃えとその値段だけに限った話ではありません。
陳列の密度、レストランのランク、果てやトイレや試着室に至るまで、いろんな要素がこの順です。
つまり、もうおわかりの事と思いますが、トイレは迷わずニーマン・マーカスを利用すべきです(笑)。
コレ、昔は誰も知らない穴場情報だったのに、今じゃスッカリ有名だよな...。
しかしトイレだけを利用させてもらうんじゃ悪いので、レストランくらいは使っておきましょう。
というわけで向かうのが最上階のメインダイニング「マリポサ」です。
高級感漂うレストランですが、大丈夫、ランチくらいなら気楽に利用できます。っつーか我々もランチでしか行きません(オイ)。
問題なのは予算よりむしろ時間ですね。海に面したバルコニーのある店内は開放感にあふれていて、開け放たれた窓からはハワイの海側のさわやかな風が吹き込み、天井のファンがゆったりと回り、籐の椅子や落ち着いた色合いのインテリアが極上の食事どきを演出してくれるだけあって、1時間かそれ以上を食事に割ける時間的余裕がないと、ここでお食事をいただくのはちょっと勿体ないです。
我々はここでいつも2時間くらい使いますね。
でも、ここで使う時間は2時間だろうが3時間だろうが、決して無駄な時間ではありません。
できるだけスケジュールをいっぱいいっぱいに詰めるばかりが有効な過ごし方とは限りません。むしろ、こうして十分にハワイらしさを満喫した時間の方が、後になって鮮明な記憶となる事が多いのです。
2番めに挙げたノードストロームは、最も新しいデパートです。
このデパートだけでなく、ノードストロームへ通じる道の一帯が新しく作られたエリアで、お店がもの凄くたくさん増えました。
これらの新しいお店の中にも、けっこう良いアパレルショップが入っていますので、ノードストロームへの道すがら見ていく事をおすすめします。そうすると、なかなか本題のノードストロームにたどり着けないのが難点ですが...。
ノードストロームは一見、高級そうに見えますが、ニーマンマーカスに比べたらかなりお手軽な品揃えなので、壁沿いにあるブランドコーナーにビビらず(笑)果敢に見て回る事が肝要です。
ブランドと言ってもジューシー・クチュールのような手の届きやすいものも沢山あり、また、日本語はあまり通じませんが店員さんが適度に親切なので(※無駄にストーキングして回ったりはしないという意味)、充実したショッピングを楽しめます。
そして3番目のメイシーズは、我々にとって非常に特別なお店です。
一昔前、ここは「リバティハウス」という名前のデパートでした。それが全米チェーンのメイシーズに買収されて今に至るのです。
買収されたとはいえ、内容はかなりリバティハウス時代のそれを踏襲しています。化粧品や靴売り場など、基本的な構造も往時とほとんど変わりません。
しかも、何より嬉しい事にリバティハウス独特の香りが今もしっかり息づいています。
私は幼稚園に上がる前に初めてハワイを訪れた時から、このリバティハウスの香りこそハワイの香りだと強く認識しているため、いつもハワイに着いてこの香りをかぐとこのうえない幸福感に包まれます。
ただしアラモアナ店はスタバが入っていたりして若干オリジナルとは違う香りになってしまっているため、この香りを堪能したい時は、ワイキキ店の方がオススメです。
もちろん、ここの魅力は香りだけではありません。
高級度で3番目というだけあって、品質と価格のバランスが丁度いい感じです。地元の人が着る普段着~ちょっとおしゃれなくらいの服を、カジュアルな(けどゴチャゴチャしてるってほどではない)店内で探す事が出来ます。
2階は比較的若者向けの服があり、週末放課後はパーティーで着るドレスを探す地元の女の子達で大混雑となるため、ロコガールの生態やファッションチェックをしたいのでない限り、避けた方が無難です。売り物はどこに何があるか分らないほど散らかってるし、試着室は満室ですから。
3階はもっと落ち着いた雰囲気の中、ハワイブランドのリゾートらしいウェアやフォーマルドレスを取り扱っています。
その売り場の奥には素敵なレストラン「パイナップルルーム」があり、リージョナルキュイジーヌが気軽に楽しめる上、ロバート・カジメロさんがプライベートで訪れているのを見た事もあります(ってそれは関係ないケド)。
ここも事前に予約しておいた方が無難ですね。
最後のシアーズは、リバティハウスが途中でメイシーズに代わってしまった事を考えると、最も昔からあるデパートです。
デパートというより量販店ですね。完全地域密着型の、普段着はもちろん家電製品なども扱っているお店です。
日本語はほぼ通じませんし(っつーか日本人をまったくと言っていいほど見かけない)、洋服売り場はちょっと陳列密度が高くて見て回るのがたいへんですが、地元の雰囲気を味わい、いかにも普段のハワイらしい服や日常遣いのサンダルを求めるには最適のお店です。
通路の真ん中に丸テーブルがおいてあって、時計やアクセサリー、クリスマスのような季節の商品などがものすごいセールになっている事もあります。
そういったものは本当の安物ではなく、掘り出し商品である事が多いので、整理が行き届いてなくて見づらいのを気にせず探せる根性があれば、良いものに出合える事も。
ちなみに、このシアーズとニーマン・マーカスのトイレを見比べると思いっきり高級感の違いの象徴みたいになってますが、ドアの上と下がきょくたんに大きく空いてるシアーズのトイレも、それはそれでハワイらしくて懐かしく、わざわざ立ち寄ったりしています(笑)。
やはり、思い出というのはあんがいそういう何気ない日常の一コマに残るものなんですな。
そう、アラモアナです。
ごめんベタで。
ベタなれど、アラモアナは我々にとって決しておろそかに出来ない重大スポットです。
私はアラモアナとともに育ってきました(←これは決して誇張ではない。私は20年以上にわたり、アラモアナが際限なく巨大化して今に至る過程を見て来たのだから)。
20年前の面影はだいぶ薄れてしまったとはいえ、アラモアナには私の幼少や青春の思い出がたくさん詰まっています。
だからどうしたってこの愛を捨てずにはいられないのです。
とはいえ、余りにも巨大になってしまったアラモアナ、オススメ店だけに絞ってもすべての店舗を紹介する事はとても出来ません。
そこで、今日はとりあえずアラモアナに入っている4つのデパートをご紹介しようと思います。
アラモアナの東西南北を司る(かどうかは分りませんが4極に存在する)デパートを高級な順に並べると、以下のようになります。
(1) ニーマン・マーカス
(2) ノードストローム
(3) メイシーズ
(4) シアーズ
「高級」というのは品揃えとその値段だけに限った話ではありません。
陳列の密度、レストランのランク、果てやトイレや試着室に至るまで、いろんな要素がこの順です。
つまり、もうおわかりの事と思いますが、トイレは迷わずニーマン・マーカスを利用すべきです(笑)。
コレ、昔は誰も知らない穴場情報だったのに、今じゃスッカリ有名だよな...。
しかしトイレだけを利用させてもらうんじゃ悪いので、レストランくらいは使っておきましょう。
というわけで向かうのが最上階のメインダイニング「マリポサ」です。
高級感漂うレストランですが、大丈夫、ランチくらいなら気楽に利用できます。っつーか我々もランチでしか行きません(オイ)。
問題なのは予算よりむしろ時間ですね。海に面したバルコニーのある店内は開放感にあふれていて、開け放たれた窓からはハワイの海側のさわやかな風が吹き込み、天井のファンがゆったりと回り、籐の椅子や落ち着いた色合いのインテリアが極上の食事どきを演出してくれるだけあって、1時間かそれ以上を食事に割ける時間的余裕がないと、ここでお食事をいただくのはちょっと勿体ないです。
我々はここでいつも2時間くらい使いますね。
でも、ここで使う時間は2時間だろうが3時間だろうが、決して無駄な時間ではありません。
できるだけスケジュールをいっぱいいっぱいに詰めるばかりが有効な過ごし方とは限りません。むしろ、こうして十分にハワイらしさを満喫した時間の方が、後になって鮮明な記憶となる事が多いのです。
2番めに挙げたノードストロームは、最も新しいデパートです。
このデパートだけでなく、ノードストロームへ通じる道の一帯が新しく作られたエリアで、お店がもの凄くたくさん増えました。
これらの新しいお店の中にも、けっこう良いアパレルショップが入っていますので、ノードストロームへの道すがら見ていく事をおすすめします。そうすると、なかなか本題のノードストロームにたどり着けないのが難点ですが...。
ノードストロームは一見、高級そうに見えますが、ニーマンマーカスに比べたらかなりお手軽な品揃えなので、壁沿いにあるブランドコーナーにビビらず(笑)果敢に見て回る事が肝要です。
ブランドと言ってもジューシー・クチュールのような手の届きやすいものも沢山あり、また、日本語はあまり通じませんが店員さんが適度に親切なので(※無駄にストーキングして回ったりはしないという意味)、充実したショッピングを楽しめます。
そして3番目のメイシーズは、我々にとって非常に特別なお店です。
一昔前、ここは「リバティハウス」という名前のデパートでした。それが全米チェーンのメイシーズに買収されて今に至るのです。
買収されたとはいえ、内容はかなりリバティハウス時代のそれを踏襲しています。化粧品や靴売り場など、基本的な構造も往時とほとんど変わりません。
しかも、何より嬉しい事にリバティハウス独特の香りが今もしっかり息づいています。
私は幼稚園に上がる前に初めてハワイを訪れた時から、このリバティハウスの香りこそハワイの香りだと強く認識しているため、いつもハワイに着いてこの香りをかぐとこのうえない幸福感に包まれます。
ただしアラモアナ店はスタバが入っていたりして若干オリジナルとは違う香りになってしまっているため、この香りを堪能したい時は、ワイキキ店の方がオススメです。
もちろん、ここの魅力は香りだけではありません。
高級度で3番目というだけあって、品質と価格のバランスが丁度いい感じです。地元の人が着る普段着~ちょっとおしゃれなくらいの服を、カジュアルな(けどゴチャゴチャしてるってほどではない)店内で探す事が出来ます。
2階は比較的若者向けの服があり、週末放課後はパーティーで着るドレスを探す地元の女の子達で大混雑となるため、ロコガールの生態やファッションチェックをしたいのでない限り、避けた方が無難です。売り物はどこに何があるか分らないほど散らかってるし、試着室は満室ですから。
3階はもっと落ち着いた雰囲気の中、ハワイブランドのリゾートらしいウェアやフォーマルドレスを取り扱っています。
その売り場の奥には素敵なレストラン「パイナップルルーム」があり、リージョナルキュイジーヌが気軽に楽しめる上、ロバート・カジメロさんがプライベートで訪れているのを見た事もあります(ってそれは関係ないケド)。
ここも事前に予約しておいた方が無難ですね。
最後のシアーズは、リバティハウスが途中でメイシーズに代わってしまった事を考えると、最も昔からあるデパートです。
デパートというより量販店ですね。完全地域密着型の、普段着はもちろん家電製品なども扱っているお店です。
日本語はほぼ通じませんし(っつーか日本人をまったくと言っていいほど見かけない)、洋服売り場はちょっと陳列密度が高くて見て回るのがたいへんですが、地元の雰囲気を味わい、いかにも普段のハワイらしい服や日常遣いのサンダルを求めるには最適のお店です。
通路の真ん中に丸テーブルがおいてあって、時計やアクセサリー、クリスマスのような季節の商品などがものすごいセールになっている事もあります。
そういったものは本当の安物ではなく、掘り出し商品である事が多いので、整理が行き届いてなくて見づらいのを気にせず探せる根性があれば、良いものに出合える事も。
ちなみに、このシアーズとニーマン・マーカスのトイレを見比べると思いっきり高級感の違いの象徴みたいになってますが、ドアの上と下がきょくたんに大きく空いてるシアーズのトイレも、それはそれでハワイらしくて懐かしく、わざわざ立ち寄ったりしています(笑)。
やはり、思い出というのはあんがいそういう何気ない日常の一コマに残るものなんですな。