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舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

キャンドルライト・リフレクションズ

2009-11-06 23:19:21 | Disney (パーク、映画&テレビ)
すみません。昨日はウッカリ熱くなり、けっきょくミラコスタの窓からの景色のことを書きそびれてしまいました。
というわけで気を取り直し、今日は平和的に、シーの景色を愛でましょう。


ミラコスタに泊まっていると、ときおりシー内でやっているリハーサル風景を目撃することが出来ます。
そういうものが見られなくても、閉園後は中をばりばり普通の乗用車が行き交っていたり、たった一人で広い敷地を丁寧にお掃除するキャストさんがいたりして、かなり見応えがあるんですけどね。

今までで最も感激したのは、朝になって窓のカーテンを開けたら昼の水上ショーのかえるさんが、わざわざウチの部屋の方を向いて待っていたときです。
かえるさんは我々が窓を開けたのを確かめると動き出し、しばらく練習していました。

そして今回は、10日から始まるクリスマスイベントでの夜の水上ショー「キャンドルライト・リフレクションズ」のリハーサルが行われていました。
窓を開けて耳を澄ませると、音楽も微かに聞こえてきました。

最初はお試し段階だったらしく、キャンドル(に見立てた照明)を乗せた小さなボートの動きや照明の点き具合を確かめているようでした。
ボートも試運転だったためか、途中で傾いだりと若干危なっかしい状態に...。
お試しを繰り返しながらボートが巨大なツリーの周りを何周か回り、最終的にはゾロゾロと退場していきました。

と思ったら、これで終わりではありませんでした。
しばらくの間の後、小さなボートが再びゾロゾロ出てきて、同じように周回を始めたのです。

結論的に、一晩あたり4回くらい入退場を繰り返していました。
合間には、何やら調整している様子がうかがえ、回を重ねるごとに、完成図に近づいているのが分りました。

どうやらフルバージョンでやっているらしいものも見かけました。
フルバージョンの場合は周囲の照明も動員され、サーチライトが空やミラコスタの壁面を照らし出したり、ボートやツリーとともに色彩を変えたりします。


このフルバージョンを見るかぎり、キャンドルライト・リフレクションズの筋書きはこうです。

まず最初に、周囲の照明が落ちたところで、昼の水上かえるショーと同じ方角からボートが列をなして出てきます。
中でも比較的大きくキャンドルの沢山乗ったボート(おそらくここにキャラクターが乗る)が数台と、その間に小さなボートが連なり、水上に光の輪を描きます。

その光の輪に見とれているスキに、海の中央では次の仕掛けが仕込まれ始めます。
つまり、巨大なツリーがにょきにょきとせり上がり出すのですね。
しかしこのツリーはまだ一切点灯していないため、ボートが描く光の輪に気を取られていると気づきません。

そして、すっかりせり上がったところで、初めて巨大なツリーが点灯します。
この点灯時には、逆に周囲のボートが消灯しますので、何も無かった闇の中から突然このツリーが出現したかのような驚きがえられるでしょう。
お客さんの「おぉ~」という声が聞こえてきそうですね。

ツリーの裾野(といっていいのかどうか)にも仕掛けがあり、クリスマスカラーの赤緑をはじめとしたさまざまな色に点灯したり、夜の水上キリンショー(だからブラヴィッシーモだってば。確かにある角度から見ると火の精がキリンにしか見えないけど)の水の精のスカートよろしく噴水になったり、多彩なイルミネーションを見ることができます。

それを堪能した後、いよいよ周りのボートも再び点灯し、水上はますますきらびやかになります。
ボートの仕掛けもなかなかのもので、灯りが本物のキャンドルのように揺らめいたと思ったら、星のように白く瞬くこともあります。
中央のツリーとその周りを回るボート、そして水面を照らしている照明が見事に調和し、ロマンチックなムードを堪能することが出来ます。


こりゃ、完全な音量で聞いてみたかったなぁ。
しかもキャンドルライト・リフレクションズは今回で最後だそうです。
未見の方は是非一度ご覧になってください。個人的にはキリンショーよりもいいです。

九十五ヶ条(ってそんなにないけど)の提題

2009-11-05 23:02:21 | Disney (パーク、映画&テレビ)
今回のハロウィーン滞在は仮装が目的のため、仮装を禁じられているシーにはまったく行かないか、あるいはきょくたんに少ししか滞在しないであろうと踏んで、ミラコスタは海の見える部屋にしました。
けっきょく最終日にちょこっとだけシーに入ったけど、窓から景色を見たりミラコスタのレストランで食事したりしていたおかげで、初めて入った気はほとんどしませんでした。

だから、滞在をランドにしてミラコスタに泊まるというのも、両方を楽しむ一つのテかもしれません。
移動が面倒に思うかもしれないけれど、リゾート内を走っているモノレールに乗るなら、移動時間も楽しめますしね。
ただハロウィーンのときは、こないだお話ししたシー駅の見張り風紀委員に辟易させられるおそれもありますが(笑)。


そうそう。スタッフぅ~に辟易させられたのは、実はアレだけじゃなかったんですよ!!
あ~、ホントはもっと平和的に窓からの景色の話を書こうと思っていたんだけど、こうなったら全部書いちゃう。

私はプロに対して非常に厳しいので、最初にお断りしておくと、これから書くこともけっこう厳しいです。
そんなのイヤ、キャストさんに悪い人がいるわけないという方には、読むことをお勧めしません。
いいえ、素晴らしい「キャストさん」も大勢いるんですよ、きっと。
ただ、今回我々の遭遇した人がそうでなかったというだけで。


こないだも言ったように、シーが仮装禁止になっているせいで、入場時の服装チェックがムダに厳しいんですわ。
春夏秋冬同じようなコンセプトの格好で入っているのに、なぜかハロウィーンだけ基準が変わってしまうかのよう...。
でね。今年も思いっきり言いがかりをつけられてしまいましたよ、我々は

「言いがかり」と言い切るのはダテじゃありません。
なんたって、朝はまったく同じ格好で何一つ問題なく入れたのに、夜はその服装で止められたのですよ。
コレが言いがかりじゃなくて何なんですか~

我々の格好がどんなのだったかと申しますと、黒のワンピースにマミちゃんはXOXO(※栃木県内ですら売っているブランドです)のニットカーディガンを羽織り、私に至ってはシー内のショップ「D24」で買ったTシャツを着て、二人ともミッキーの耳をつけているという代物でした。

強いて言えばワンピースは若干一般の方よりケッタイな代物だったかもしれない(笑)。
しかし、しかしですよ、おんなじものを着ていても朝入ったときは止められなかっただけでなく、「コイツ大丈夫やろか」という目で凝視されることだってありませんでした。

たとえばそのワンピースが場所をとるから迷惑だとか、風紀上問題がある(ってフルレングスのスカートにどんな風紀上の問題がって感じですが)とかだったら、日中の時点で止められていた筈です。
そして、最初入ろうとした時ににダメ出しされたのなら、我々だって「あ、この服装は何かヤバいんだな」と納得したでしょう。納得したところで、それが私服なんですから非常に困りますが(笑)。

なのに、その同じ格好で夜に再入場しようとしたところ、ゲートのスタッフが「その格好で入って良いか、私には判断できかねますので、その場でお待ちください」と、例によって高圧的な口調で通告してきたのです。
「さっきも同じ格好で入りましたよう!」と訴えても聞く耳を持たず、それどころか「で、さっき入ったときとは違うものを足したんですか?」と、罪を確信した取調室の刑事のような口ぶりです。

だぁら同じ格好だって言うとるやんか(笑)。しかも、確信犯的に装飾を付け足す悪質な客なら、普通の格好で何くわぬ顔で入場してから付け足すでしょう。わざわざ入場時に装着する莫迦がどこに(笑)。

けっきょく、判断能力のある人とやらが到着するまで、非行少年のようにゲート入口の地べたに座り込んで待たされましたよ。
「この格好の何がイケナイの?」という問いかけにも、要領を得た答えは返ってこず...。
一体何のためにこんな思いをさせられたのか、最後まで分らずじまいでした。


我々の「私服」が善良な一般市民のそれと違うことは分っています。
このブログをお読みになっている方の多くもご存知のことでしょう(笑)。
しかし重要なのは、我々はいつだって好きな格好でシーに入ろうとしているにも関わらず、ハロウィーン以外には問題視されたためしがないことです。

たとえば今年3月にシーに行ったときは、25周年記念ソングを歌った石井竜也さんにインスピレーションを受け、シルクハットとタキシード風ジャケットで馳せ参じました。
マミちゃんに至っては、今回と同一のXOXOのカーディガンに、あまつさえ頭には電光掲示板までつけています。
どう考えても、何か問題があるなら明らかにこっちの方が問題っぽいです(笑)。

にもかかわらずハロウィーンのときばかりこういう目に遭うのは、どうもシーで仮装しようとする人が後を絶たないため、仮装者(っぽい人)にムダにぴりぴりしているせいらしいです。
ただ、そのぴりぴりの仕方が半端なので、ただのケッタイな私服にダメ出ししてしまう(しかも人によって基準が変わる)一方で、ジャンプの人気漫画「ワン○ース」のコスプレした人は入れちゃうという、混乱状態になっているのでしょうな。

「ムダ」で「半端」なのは、実際には存在しない(あるいは有名無実化している)ファントムなマニュアルに踊らされているからでしょう。
服装規定の解釈が時期や時間帯によって異なるのがその証拠です。

結論。
マニュアルなり規則なりを決めるなら、きちんと一貫させなさい。
筋の通った規定なら、それに納得できない客は行くのをやめるでしょうし、それでも行きたければ遵守するよう心がけるでしょう。

そして、一連の個人的な体験からもう一つの結論があります。
それは、「言いがかりやダメ出しをするようなスタッフほど、態度が悪く言葉遣いも出来ていない」ということです。

(1) シー駅の改札で、これからランドに行く客であることを確かめもせず「ここはシーの駅ですよ!?」とまくしたてたスタッフ。
(2) シーの入場口で、さっきも同じ格好で入ったということをいくら説明しても聞かなかったスタッフ。

今回我々が遭遇した上記2件のスタッフはいずれも、口調はムダに押し付けがましく、言葉遣いも敬語が聞いて呆れる代物で、なおかつ、最終的に己の誤解が判明しても、誠意ある謝罪はけっきょく一度もしませんでした。

逆に言えば、言葉遣いも美しく、接客態度の良いスタッフ(彼らのことを私は喜んで「キャストさん」と呼ぼう)は、シーの中であっても誰一人我々の服装に物言いをつけたりはしてきませんでした。
しつこいようですが、まったく同じ格好なのに、です。

そうなると、経営サイドの方針やマニュアル自体に問題があるのではなく、これらのスタッフの判断基準が間違っていたために、こういう目に遭ったのだという仮説が立てられます。

おそらくハロウィーンのシーには「仮装者を入れるな」という上からの指示が行き渡っているのだと思います。
しかし残念ながらすべてのスタッフが的確な判断を出来る訳ではない。中には残念ながら、ムダに使命感に燃えるだけで判断基準がおかしかったり、必要以上に熱心になってしまう人もいる。
そういうスタッフは、そもそも根本的にプロの接客業に相応しいレベルでないがために、判断基準がなってないうえ、言動もプロとしてのそれに相応しくない代物になる。

あまりにも「ヘンな言いがかりをつけたスタッフ」イコール「言動がプロとしてダメダメなスタッフ」だったので、そこから導き出される結論は、「マニュアル遵守に熱心だからといって、必ずしも優れたスタッフではない」ということです。
もし、そういう人が本社オリエンタルランド(特に人事担当の人)から美しい誤解をされていたらたいへんです。社の評価全体に関わってしまうじゃないですか。
これはひとつ、本社の人の誤解を解いてあげた方が良さそうだな...。

ハートの女王 Ver. 2.0

2009-11-04 02:10:14 | Disney (パーク、映画&テレビ)
こちらが2009年ディズニー・ハロウィーンで着用したハートの女王仮装の画像です。

今度の女王衣装でも沢山写真を撮りましたが、やっぱりウチの素人デジカメより、ランドの撮影スタッフにお願いしたものが一番良く写ってるな~。
これはランド中央のプラザにいくつか設けられたフォトスポットのひとつで撮影したものです。
ここで撮った写真は、自分のカメラで撮影して現像したものと同じく、ランド内のカメラショップで購入することが出来ます。
オリジナル台紙もついていますし、なんたって自分で撮るより腕がいいので、毎年撮っております。

ちなみに今回は2パターン撮りました。
もうひとつのバージョンは、例のギリギリまでかかって完成した過度にマニアックな衣装です。
あんのじょうマニアックすぎて、しかも研究途上なのがマミちゃんの気に入らず、じっさいに着て歩いたのは2時間程度でした。
ま、コレの話はおいおいするといたしましょう。


今日はとりあえずこの女王仮装(バージョンアップ)の話です。
前回からの変更点はおもに2点です。
一つめはこの白いもこもこ。裾や袖口についているものですね。
昨年、マミちゃんが「赤に黒に黄色に白なんて色が入り過ぎじゃ!! 入れないわっ!!」と例の美的感覚を振りかざしてゴネたため、もこもこの代わりに金の縁取りをつけました。

でもこうして白いもこもこをつけた姿を見れば、どう考えてもこっちの方が本物っぽいですし、何よりゴージャスです。
ゴージャス。それは我々の最も愛する要素です。
普段着はどうあれ、人様にご覧に入れる衣装はゴージャスでなければならぬというのが、我々の美学です。
...まったく、なんで去年からこのもこもこをつけなかったんだろ(笑)。

もう一点もゴージャスを追求し、襟をバージョンアップしてみました。
何が苦労したって、この大きな襟を立たせることです。明らかに、こんな襟を立たせるためには何か入れなくちゃいけません。
一般的な襟用の芯じゃとても無理。そこで、チュチュとかに使うようなチュールを仕込んでみました。
そのため、襟のカタチを直そうとするとがさごそ言います(笑)。

パニエは前と同じく、長さが異なる特注の品を二重に重ねて、ワイヤーなどを入れること無くボリュームを出しています。
ワイヤーでハリボテのように膨らまさない方が、動きも自然で綺麗ですし、場所をとり過ぎずアトラクションにも乗れます。

同じ理由で、襟にはチュールを使いましたが、パニエは柔らかい素材をふんだんに使ってます。
そのぶん分量はチュールやなんかで作るより遥かに沢山使わなくちゃイケナイんですけどね。

メリーモナークのカヒコを観ても、ペラン素材などを使えば大した事ない分量でも膨れてくれるものの、これでは動いたときの美しさは望めません。
張りだけでボリュームを出そうとしても、いざ動き出せば誤魔化しはきかないのです。

ゴージャスなスカートを作るためには、「何の生地を使うか」より「どう生地を使うか」の方が遥かに重要です。
ダンスの衣装作りとハロウィーンの仮装作りは、そういうノウハウを相互に培ってくれて一石二鳥だなぁ(笑)。
衣装に取り入れたアイディアが仮装に活かされることもあるし、逆もまた然り、ということですね。

とはいえ、次のスタジオMの衣装が女王コスみたいになる訳ではありません(笑)。
今度の衣装のデザインは...まだ超開発段階ですが、マミちゃんがある服(※ウチの衣装ではない)の襟を指して「この襟は『今』の襟ではないッ」と断言していたので、また何か流行を取り入れようとしているようですよ。

とか言っても、流行は必ず毎回取り入れていますから、何のヒントにもならないんですけどね(笑)。

ハロウィーン行ってきました

2009-11-03 01:18:35 | Disney (パーク、映画&テレビ)
どうもどうも。お久しぶりです。
宣言していたディズニー・ハロウィーン、行って参りました!

相変わらずミラコスタ好きなので、いちいちランドに移動するのが面倒くさいと分っていつつも、またまたミラコスタに泊まりました。
シーに入らなくても(つーか、どのみち仮装だから入れない)シーにいるような気分になれるのはいいんですが、滞在中5往復くらいするハメに(笑)。


そうそう。ディズニーホテル宿泊者の新しい特典として、「シーとランド両方入れるパスポート」が買えるようになりました。
ふつう、ディズニーリゾートのパスポートは片方しか入れなくて、一日に両方入りたかったら、パスポートを二重に買うしかありません。
それが例外的に入れるのは、「3日以上の長いパスポートの3日め以降」か、「バケーションパッケージなど一部のプランについてるスペシャルパスポート」、そして「カウントダウンパスポート」くらいでした。
今回、めでたくそこに「ディズニーホテルでゲットしたパスポート」っていうのが加わったんですね。

とはいえ、もちろん普通のパスポートよりは若干高いです。まぁ、一日で両方回れるんですから仕方ないね。空いてる平日に上手くやれば、一日でシーとランドの目当てのショーやアトラクションを全部征服することだって夢ではないもの。
それが必要なければ、普通のパスポートを買うことも出来ます。

今回、私達はとにかく仮装がしたかったので、敢えて普通のパスポートにしました。
泊まっているのがミラコスタだから、行き来するのはまったく面倒じゃないんだけど、その度に着替えるのが面倒だもの。


ところが、です。
今回、これとはまったく別の意味でおっそろしく面倒な目に遭ってしまいました。

何度も嘆いているとおり、ハロウィーンのくせにシーでは仮装が出来ません。
シーこそ仮装で練り歩きたいような美観がたくさんあるし、アリエルやジャスミンのようにシーでしたい仮装だって無限にあるにもかかわらず、です。

まぁ、それはいい。それが主催者サイドの決まりだというのなら、ディスコのドレスコードやなんかと同じで、それに従うのが道理です。
キュナード社(クィーン・エリザベス2世号など、世界に名だたる豪華客船を多数輩出している)あたりのワールドクルーズなんかアレですよ、ディナー時に規定に則らない格好でノコノコ現れた客のことは、平気でダメ出しするそうですぜ。
家が一軒建ちそうな費用を払っている客にさえそうなのですから、たかだか一日数千円の入園料しか払っていない分際で、「シーでも仮装させてケロー!!」なんて我が儘は言えません。

だから、おとなしく仮装でランドに行くためにミラコスタからモノレールに乗ってランドに移動しようとした...のですが。
なんと、シーの駅にまでいたのですよ、あの風紀委員みたいなスタッフぅ~(by狩野英孝)が!!

乗車前に水飲み場を訊こうとして改札付近にいたスタッフに近づいたら、我々の訊きたいことにロクに答えようともせず、「分ってます? ここはディズニーシー駅ですよ? 仮装者のくせに何の用があるんですか!?」といったことを一方的にまくしたて始めました。

何の用ってあなた...ミラコスタの最寄り駅はココですから(笑)。

ちなみに、上記の鍵括弧内の台詞に脚色が含まれていると思ったら大間違いです。彼女は本当にそう言いました。仮にもこれが従業員の口調かと耳を疑いましたが、一応本物のスタッフと同じ制服や名札を着けていますし、モノレールのスタッフも咎める様子が無いので、まあ本物なのでしょう。
もちろん名札で名前はチェックしました。この私のプライドの高さと、彼女にされた事を思うと、私が個人名をこういうところで晒す人間ではなかったことに、彼女はむしろ感謝すべきです。

そしたら、ここまで酷い人物ではありませんでしたが、その翌日も同じような使命を帯びたスタッフが改札で待機していました。
しかも今度は二人(笑)。
我々が近づくなり、早速男性の方が飛びかかってきたので(本当にそういう勢いだった)、その意図を察知した私は、「はいはい、私達はこれからランドに行くんですが。ミラコスタに泊まっているんですが。何か?」と先制攻撃に成功しました。

まぁ要するに、春先に空港でやっていたみたいに、新型インフルエンザならぬ仮装者のシー入園に対して水際対策を進めている訳ですね。

でもねぇ。それって、改札口に看板とか出しとけば済む話じゃないの?
目立つようにキチンと書いておけば、それでも入ろうとするような人の事は、そりゃどんな止め方をしたって構わないと思いますよ。
しかし、気合い入れて仮装してくるような人は、シーで仮装したらイケナイなんて事はそれこそ痛いほど知ってます。
それをわざわざ改札口に張り込んで、言いがかりをつけるような真似までしなくたっていいんじゃないでしょうか。

まして、世の中にはミラコスタに宿泊して仮装でランドに行こうとする客もいます。
ミラコスタも同系列の施設である以上、たとえそういう利用者がどれほど少なくても、そういう客がいる可能性を想定しなければなりません。
想定できないんだとしたら、これはもうプロの領域だからハッキリ言っちゃうよ、そのスタッフはバカです(※いつものように「莫迦」と漢字で書かない事に注目)。

我々は駅の出口(つまり駅から見るとシーの入口)の方から歩いてきました。たった一つしか無い改札を、あれほど熱心に見張っていれば、まさかあの派手な仮装の人間が出てくる瞬間を見落とす事は無いでしょう。
つまり、少なくとも「明らかに改札から出てきた」訳ではない。そして、乗車用改札と降車用改札は向かい合った同じ場所にある。
プロであるにも関わらず、上記二点から「この仮装者はもしかしたらシーに着いた訳ではなく、これからランドに行くのかもしれない」という程度の推理を導き出せないようであれば、こりゃもうバカと言って差し支えないでしょう。

そして、さっきも言ったように「本当はシーでしたい仮装」をしてくる人もいます。私達は別にそうじゃないけどね。
私はシー駅で提督姿のミッキーを見ました。彼女が我々のようにミラコスタに泊まっているんじゃないとしたら、きっとせめて写真だけでも撮りたかったのだと思います。

こういった人に対して、せめてゲートの外でだけでも撮影したいという気持を慮る、そのくらいの心の広さは持てないかな。
もし、そういう思いでシー駅に降り立った人が、「シーは仮装ダメだ」と分り切った事をしつこく聞かされたときの気持を思うと、なんだかやりきれません。


結論。改札口に見張りを立たせるなんて、いかにも狭量だし見苦しいからおやめなさい。
それでも、この改札口の見張り役が「疑わしきは罰す!!」という性悪説的立場のもとで置かれている不可避の役目なら、私に提案があります。
すなわち、「私はシーに入るつもりじゃありません」という旨を書いたステッカーを用意し、紛らわしい人にあらかじめ配れば良いのです。
見張りのための人件費を考えたら、経費だってぐっと安く上がりますよ。

来年そういったものが用意されてなかった場合は、私が自主的に制作します(笑)。
いっそ「ミラコスタから来ました」と書いた戦国武将のようなノボリを作って、スタッフがわざわざ飛びかかってくる前に見えるようにしたいな。

今年もハロウィーン!!

2009-10-12 00:17:14 | Disney (パーク、映画&テレビ)
日光けっこうフェスティバルに心血を注ぐこと半月、フト気づいたら既に10月も中旬になって参りました。
ということで、私が最も愛する年間イベント、ハロウィーンの季節です

今年のハロウィーン期に着けるアクセサリーも既に用意してあります。
10月後半に入ると、各クラスのレッスンもその装いで参りますので、生徒さんたちはよろしくお願いします。
あ、もちろんレッスンに支障があるような激しいコスプレじゃないですからそこはご安心ください(笑)。

そういう激しいコスプレ...いえ仮装は、3年連続・ディズニー・ハロウィーンで致します
今年はめでたくディズニーシーの方でもハロウィーンイベントが行われることになりました。わーい。

「わーい。」とか微妙にテンション低いのは、折角シーでもハロウィーンになったというのに、シーは相変わらず仮装ダメだあらです(←おもわず口調がべらんめえ)。
ハロウィーンの時くらい、シーで仮装したっていいじゃんねぇ。ぶちぶちぶち。
なんでダメなのか私にはまったく分りません。仮装の日なんてどうせ期間中の数日しかないんですから、仮装が嫌いな人はその日を避ければ良いのです。

せめて、シー仮装が許される小学生以下の皆さんは、どうか今のうちに仮装を楽しんでくださいね。
うちのスタジオで最年少の生徒さんは、「でも仮装だとマーメイドラグーンとかで遊べないからなぁ~」とおっしゃってましたが、あと数回のチャンスなんだからホント、仮装しといた方がいいって。
それで写真を撮りまくっておけば、あとで仮装できない年齢になってからも、それを見て楽しめるもの。

マーメイドラグーンでは幾つになっても遊べるしね。26歳になってから夜9時以降のガラガラのマーメイドラグーンで一人遊びするのもオツですよ
きっと私、60代になってもあすこで吊り橋とか渡って遊ぶと思います。

まあそんな私信はともかく、シーはダメでもランドなら大人だって仮装オッケーです是非気合いを入れて参りましょう。
しかも、今年は本番の31日が土曜日つまり、いままでハロウィーン当日が仕事などで行けなかった方も、ばりばりに行くことが出来るのです
この貴重な機会を逃す手はありません。仮装したい人も、ただ仮装した人を眺めるためでも(自分も仮装した方が断然楽しいと思いますが)31日のランドへゴーなのです

すでに我々は何人かの生徒さんたちとハロウィーン当日に徒党を組んで出掛ける野望を企てています。
つーか、現在同行の(そして同好の)方を絶賛募集中であります
まぁ、同行のと言っても、行き帰りから一緒な訳ではないですけどね。同じ日に行きましょうというだけで。
実際、現時点で行くことになっている面々も、交通手段からホテルからすべてバラバラです。
それでも会えたりするんですよね~。以前、カウントダウン夜間営業の時にウチの生徒さんご一家とバッタリお会いしたのには驚きました。

ですので、当日「私も行くよ~」という方は是非ご一報くださいまし。
大人数になると、一緒にお食事とかするのは流石に難しいかもしれませんが、シンデレラ城前(にわかコスプレスポットに変貌する)で集合写真を撮るくらいのことは出来るでしょう。
私達はおそらくアトラクションやショーなどは潔くパスし、日がな一日シンデレラ城やその他の仮装者多発スポットを集中的に回っていると思いますので、そうとう見つけやすいと思います。

そして、何が見つけやすいって、この似たような体型の二人がまるっきり同じカッコウしてますからね
って、いつもと同じやん。まあ仮装だから新鮮味はあるかもしれませんが。

では、肝心の仮装のテーマです。これが悩んだんですよね~。
もう開き直ってディーとダムとかやればいいんでしょうけど、なんとか二の線にしがみついていたい、イヤせめて二枚目半くらいには...という足掻きから、今回もそれはやめました。

ぶっちゃけ、昨年のハートの女王コンビは今年もやります。
もちろんそのままではなく、前回の反省点をふまえてバージョンアップしていただきました。
あとは襟部分が出来上がれば完成です。昨年バージョンよりずっとリアルでゴージャスになった感じです。楽しみだぁ。

でも、それだけで新作は無しってのはチョット寂しいので...非常に悩んだんですが...ついに新作のテーマが決まりました。
ハッキリ言って、マニアックすぎて分らないと思います(笑)。
むしろ、説明なしでこれが分る人に会えたら、速攻名刺交換してお友達になりたいほどです。

しかし、私はどうしてもこの格好がしたかった。それも数年前から。
服装で言ったらこれが一番着たかったのです。ただマニアックすぎるために躊躇していたのです。

では、ヒントをひとつ。
もしこれを分る人が見たら、きっと「○○○での×××の時の△△△ちゃんの服装ですか?」と、おっしゃるはずです。
つまり、「キャラクターはメジャーなのに、シチュエーションがマニアックすぎる」ために分らないというパターンです。
「3年前のハロウィーンのデイジーの服装」とかの100倍は分りづらいと思う(笑)。

それでもいいのです。誰一人分らなくたっていいのです。
私はただひたすらにこの格好がしたかったのですから。

そういう思い入れのある衣装なので、生地選びにも難航しました。
と思ったら、あったじゃないですか!! 理想の生地が!! チョット前の衣装を作った残りに!!!(笑)
きっと、これを見た生徒さんは懐かしさを覚えることでしょう。

もちろん生地がこの一種類だけですむ訳はなく、他のは生地屋さんに注文します。
これを選ぶのが大変だった...。なんせマミちゃんは、ついうっかり忠実さよりセンスを追求してしまうのです。
この人のお眼鏡にかなうように生地を選んでいくと、元ネタからはそうとうかけ離れたシロモノが出来てしまいます。ただでさえマイナーなんだから、そこから離れちゃマズいって。
なおも「この色と合わせるには系統的にこっちの方が」と言い続けるマミちゃんに、思わず私が「始まった......」と呟いたら、流石に軌道を戻してくれました(笑)。

まぁ、元ネタがどのくらい分るかはともかく、衣装としては素敵なのが出来上がりそうです。
凄く素敵だったら、手直ししてウチの衣装のデザインを考えようかしら。(実はこれも立派なヒントですね)

海より還りし母娘

2009-03-11 03:10:53 | Disney (パーク、映画&テレビ)
25周年期間中最後の東京ディズニーシーに行ってきました。
いえ、ほんとは25周年イベントはあと1ヶ月ちょっと続くんですけどね。我々が行けるのはおそらく、今回で最後でしょう。
なんせあの飽きっぽい母だもん。

今回は3年目の浮気(=不穏な言い方だが、ようは前回ディズニーランドホテルに泊まったこと)から本命に戻り、ミラコスタに泊まってきました。
そして、これがついに5回目のミラコスタという事で、噂だけ聞いていた5回目記念ミネラルウォーター(ミラコスタ柄♪)&ボトルホルダー(ただし無ロゴ)がテーブルに置かれているのを見たときは、感慨深いものがありました。

旅行会社などを通さず自分で予約した時(バケーションパッケージ含む)の分はちゃんとカウントされており、節目に達するとこうしたプレゼントが頂けます。
しかも、プレゼントには「お帰りなさい!」というミッキー達のイラストつきカードが添えられているのです。

確実にプレゼントをゲットするためには、毎回同じ「名前」と「電話番号」で予約する事と、さっき言ったとおり旅行会社を通さず自分で予約する事が非常に重要です。
特に第一のポイントは、毎回同じ家族や仲間内で泊まっているとついいろんな人の名前で予約をとってしまいがちですから、くれぐれも注意が必要です。
ただし同じ人間の自宅と携帯に関しては、両方とも登録しておくことができるので、どちらかに統一しなくても大丈夫そうです。調べてもらったら私はそうなってました。

同じホテルにリピートすると他にも便利な事があります。
まず、住所や連絡先などが登録されて、いちいちゲストブックを書かなくてすむようになります。するのは同行者の名前の記入と署名のみです。
一緒に新聞の好みも登録してもらえるようです。うちはいつも日曜に泊まるからダメですが、刊行日なら夕刊も入れておいてくれるとか。

また、チェックイン&アウトやカクテルタイム、朝食などにラウンジを使う部屋の場合、管轄する部屋数が少ないのでもっと細かい事まで登録されているようです。
今回の客室に案内された時「こないだと反対側の部屋だわ」と漏らしたら、案内してくれた係のお兄さんはとっくにご存知という反応でしたし、前回カクテルタイムにスタッフのお兄さんがミッキークイズを出してくださった事や、私がノンアルコールカクテルにウォッカをしこたま投入して飲んでた事も覚えておられました。
前回驚くほどに薄かったマミちゃんのウィスキーの水割りがやたら濃くなってた事も、前回「これ薄いわね」と口走った事がどこかにメモられていたのかもしれません。
少ない客の注文をいちいち書き留めているところを見ると、「ワイン3杯にウォッカの自主制作カクテル4杯」などの飲酒履歴もしっかり残されるのでしょう。ううぅぅ.....。
あのラウンジのスタッフの人達がず~~っとデスクでパソコンのモニタを注視してるのは、もしかしてそーゆー情報を頭に叩き込んでるのか.....。

どうせなら、我々が朝食時に4人掛けのテーブルを必要とする事もどっかにメモっといてもらえれば有難いです。
でもまあこれに関しては、そのときどきの混み具合によってそうそう希望どおりに行かないでしょうから、無理強いはしないですけど。
それにラウンジは席数が少ないおかげで、オチェーアノ(階下のレストラン)のブッフェエリアなどと比べてテーブル同士の間隔がさほど狭くないので、圧迫感はあまり感じません。
ただ...我々が広いテーブルを欲するのはそんな理由からではなく、たんに持ってくる皿が並べきれなくなっちゃうからなんですけどね..........。

リアル女王邂逅

2008-11-06 02:37:18 | Disney (パーク、映画&テレビ)
今回のディズニーハロウィーンで利用したバケーションパッケージのうち最も役立ったのは、ハロウィーンパレードのショー観賞券でした。

ディズニーランドのパレード(季節ものならなおさら)は非常に人気が高く、ベストポジションで観ようと思ったら数時間前から場所取りをしなければならない勢いです。
それがこのパッケージに付いている券を使うと、開始10分前までに指定場所に行けばスペース内の一列目かベンチか好きな方に座って観賞することができるのです。
もちろん「ミッキーの目の前」みたいな特等席ではありませんが、それでもカブリツキの場所に座らせてもらえるのですからまことに有難いです。
一つ問題があるとすれば、屋外パレード観賞券なので指定時刻に雨が降ったらオジャンというバクチ性ですな。

幸い我々が観に行ったときは昼も夜も降られることなく、無事に観賞することができました
カブリツキのポジションに今回の仮装に合わせてゲットした赤と白のハート柄レジャーシート(しかしドレスの裾を広げるとほぼ全部隠れる)を広げて着席。
スペース内はとても空いている(ロープで囲われていて、入り口で係のお姉さんがチケットをチェックしています)ため、我々の場所を取り過ぎるドレスで座っても周りの人の迷惑にならずに済みました。
パレードで隣の邪魔にならないように裾をたくし込む練習」とかをしておいたくらいなので、広いスペースで助かりました。

カメラを構えて待機しているといよいよパレードの始まりです。
先導のピンクの魔女ダンサー(ミニーちゃんとお揃いでかなり可愛い衣装)以下、今回のパレードはとにかくダンサーの衣装がかつてなく良かったですね。
去年の使い回しとかもあったけど(笑)基本的にどれも手を抜かずゴージャスに作られていて、通常の昼パレード(ジュビレーション!)より明らかにセンスが良い印象でした。
(というより、ジュビレーションは人間のダンサーさんの衣装ではなく専らキャラクター達の活躍に注目すべきパレードです)

今回のパレードの主役はディズニー作品のヴィランズ(悪役)です。
そして私はヴィランズが大好きです。(断言)
私の今までの記述をどうぞ思い出してください。「着る物は断然黒が好き(白っぽい格好をすると自分の邪悪さが露呈しそうな気がする)」「お姫さまに憧れたことはただの一度もない」そして「崖の上の古城に憧れる」、およそすべての発言が私のヴィランズ好きを象徴していますというより、ほとんど自分自身がヴィランズDEATH...あ、まちがえた...です。
『眠れる森の美女』にて姫の誕生パーティーにたった一人だけ呼ばれず、招かれざる客として城に現れ、姫に呪いの贈り物をした孤高の魔女マレフィセントにグッときた幼稚園児が、この私をおいてほかにいるでしょうか。

そんなわけで今年は我々もヴィランズになりきった仮装をしました。そう、ハートの女王も一応ヴィランズ扱いなのですね。主人公を容赦なく殺そうとしたりとかしているほかのヴィランズたちに比べるとさほどスケールが大きくないですが。

だから女王陛下もパレードに参列なさいます。
そしてなんと、よりによって我々の目の前で立ち止まりました!!!!!

このパレードには3回ほど停止してゲスト参加型のショーモードになる箇所がありまして、素晴らしいことに女王の停止位置がまさしく我々のところだったのです。
ハートの女王がトランプの兵隊を従えて行進してきただけで十分興奮しましたが、その一行が我々の前に到着した瞬間に音楽が変わってショーモードに突入したときはもう悶絶しそうでした

我々が「うぉ~~~~、女王」と叫んでいると、本物の女王陛下も兵隊さんたちも我々の存在に気づきました。
兵隊たちが女王を取り囲もうとしたとき我々と間違えそうになったり、女王がすぐそばまで接近してカメラ目線でサービスしてくださったり、このうえない幸運に恵まれました。

そうこうしているうちにショーは「みんなでヴィランズをやっつけるシーン」となりました。
ミッキーたちの「ヤダ」「ダメ」「ムリ」というかけ声にあわせ、ゲストも一緒に身振り手振り付きで叫んでヴィランズを撃退するのです。
って、撃退されちゃたまりません。
我々もおもいっきしヴィランズなのですから。

もちろんほかのお客さんと一緒にヤダだのダメだの叫ぶわけにはいかず、ヴィランズと一緒に「ひれ伏すのだ~」「なにを~、これならどうだ~」などと言って抵抗しまくったわけですが、多勢に無勢で勝てるわけもなく。
女王以下ヴィランズたちと一緒に撃退されてしまいました。

リアル女王がパレードルート上で苦悶するのに倣い、沿道に座った我々二人も「やられた~~」ともだえ苦しみました。
しかしそこで「女王もう立ち直りました」との兵隊さんの鋭いツッコミ(笑)。
顔を上げれば、おお、確かにルート上の女王陛下は早くも立ち直っています。
「さすが陛下」と誉め称え、最後はテンション上げてパレードを見送りました。


こんな超絶に楽しいパレード観賞を終えて、ディズニーの皆さんに提言です。
パレード沿道に「ヴィランズ応援エリア」を作ってはいかがでしょうか。
当日はヴィランズ仮装をしている方をたくさん見かけましたし、それ以外にも内心やられるばかりのヴィランズに同情する人や元々ヴィランズ好きの人もいるはずです(本国のパークにはヴィランズグッズ専門店もあるとか...行きた~~~い!!!)。

で、ヴィランズ応援エリアに行った人は心おきなくヴィランズを応援し、一緒に「ディズニーは我々のものになるのだ~」とか叫んだらすっごく楽しいと思うんですけど。
......あれ。これって、私が中学の演劇クラブで演じた悪役の台詞......。
やっぱり自分自身が一番ヴィランズなのか、私。

シー遠征

2008-11-05 02:48:40 | Disney (パーク、映画&テレビ)
やったやった~!!一日ぶりにインターネットが繋がった~!!!
さ、この機を逃さず投稿投稿
(↑うかうか喜ぶ前に根本的な対策をとった方がいいのでは....)
ともあれ、これで昨日パソコンに入れておいたディズニー画像ができます♪

こちらはランドの仮装写真ではなく、ディズニーシー遠征用の世を忍ぶ仮の姿です。
って、全然世を忍んでません。
あまりにも特異な我々の装いに、シーに入園するや否や一般のお客さん(すごい一眼レフ所有)から「写真を撮らせて」と言われてしまい、従業員の人からは不審人物(=シーに仮装で入ろうとする輩)と間違われそうになりました。
だーかーらー、コレ仮装じゃないんです!!私服なんですよおお!!!

そんな世を忍ぼうとして忍びきれなかった格好で無謀にもシーに入場し、アメリカンウォーターフロント・ニューヨークエリアで撮ったのがこちらの写真です。
あ、周りの枠はバケーションパッケージ限定の枠です。お食事券やファストパスなどのパッケージキットの中に「フォトお仕立券」があり、そこにコッソリ書かれたパスワードを園内で写真を注文する際に入力すればこのオリジナルフレーム付きで現像してもらえるのです。
季節によって柄が微妙に違うそうで、私が利用した時にはミッキーとグーフィーがついてました。グーフィー好きの私としてはラッキー

この黒ワンピースは某大阪(おお、今度はアッチが某になった)にて魔女ルックの際に着用したドレスです。
さすがにあの時のように袖無しのまま歩くわけにもいかず、この素敵なペプラム付きの上着を羽織ってみました。
この上着は曰く付きで、今年の春にハワイを出る間際、もう空港に向けてホテルを発たなくちゃならないギリギリの時にマミちゃんが失踪して戻ってきてみたらコレを持っていたという代物です。よくあの僅かな時間に見つけてくるよな。
しかしマミちゃんの見る目は確かだったようで、我々のワードローブ(=やたら仰々しい物が多い)にはけっこう合います。

で、上着に輪をかけて仰々しいこの帽子
うちでは某男爵にあやかって「ルネッサンス帽」という名誉なんだか不名誉なんだか分らない名で呼ばれています。
マミちゃんと私のデザインは微妙に違います。マミちゃんの方が女性らしい形ですね。てか、チュールとか付いててどう見ても堅気の人が被る代物ではありません。
まあ、私の帽子もじゅうぶんに人の事言えないレベルだな。やたら背が高く、私のような小さい人間が被っているのに下手なところをくぐろうとすると上にぶつかります。

こうして写真で見てみると、自分の被り方が非常に気に入りません。後ろで被り過ぎです。
私はそもそも帽子を後ろで被るのはあまり好きじゃありません(もちろん形にもよりますが、私の好きな形は深く被るのが向いている物が多い気がします)。
顔が隠れるのを嫌がって帽子(またはレイポオ)を後ろに被りたがる人が多いけれど、あなたに対面した人はあなたの顔そのものだけではなく「帽子+あなた」のトータルで見ているわけですから、このバランスが良い方がいいに決まっていますね。

この主義主張から鑑みてこの被り方は我ながら許せないんですが、今回ばっかりは理由があるので仕方ない。
なぜならこの帽子の下に女王の王冠を隠しているからです。
帽子の被り方とか偉そうに言うなら横着せんで冠外せーと自作自ツッコミを入れつつ、魔がさして冠の上から被ってみたら思いのほか綺麗にスッポリはまったもので、思わず嬉しくてそのままにしてしまったのです。
なんとこの帽子の中に冠も自分の髪の毛もしまい込むことができました。いや、むしろ帽子の大きさこそ驚嘆すべきなのか...。

帽子好きは完全に母マミちゃんの影響です。
彼女は私よりも頑に「ファッションの画竜点睛は帽子」と信じています(たぶん「画竜点睛」て言葉は知らないでしょうが)。
そういうわけでうちの衣装にはしばしば帽子が用いられ、帽子の形にも被り方にも装飾にもマミちゃんの帽子美学がふんだんに見られます。

マミちゃんは日常の私服の時点で既に「まああ、素敵な衣装(←だから私服だってば)」とか言われている人間なので、いわんやステージ衣装をや、というところですな。

東京ディズニーランドホテル

2008-11-02 04:49:23 | Disney (パーク、映画&テレビ)
10月29(水)・30(木)の2日間、バケーションパッケージ(ハロウィーンプラン)を利用してディズニーリゾートに行ってきました。

先日ご紹介したとおりバケーションパッケージでは一日の間にランドとシー両方へ行けるパスポートがついてくるんですが、ぶっちゃけ、ハロウィーン目当て(特に仮装したい人)にとってはほとんど役に立ちませんでした(笑)。
まったく、猫に小判とはこのことでしたね。

ランドがハロウィーンのあいだ、シーでも別のイベントをやっているのですが、こちらに入るためには一度仮装を脱がなければなりません。
でもこれ、ハッキリ言って無意味な決まりです。シーに来る人はふつうランドでハロウィーンをやっているのを知っているでしょうし、そもそもランドで仮装できる日にちも僅かに限られているのですから、仮装者を見るのが嫌な人(どんな人だ)はその期間を避ければ良い訳ですし。
決まった期間だけランドにもシーにも仮装で入れるようにすれば、泊まり掛けで滞在する人やランドとシーを行き来できるパスポートを入手しようとする人が増えて、一石二鳥だと思うんですが....。
けっきょく、なるべく簡単に変身できるようにしておいた我々でさえやっぱり面倒で一度しかシーに入りませんでした。カエルさんにも会えなかったし

ともあれ、今回はこのパッケージを使って7月にできたばかりの東京ディズニーランドホテルに泊まりました
ホテルはほかのディズニーホテルも選べるのですが、いつもお世話になってるミラコスタはヴェネツィア・サイドかトスカーナ・サイドしか使えないため断念。
いくらミラコスタが好きでも、せっかくのホテルに一度は泊まってみたいですしね。

こないだの下見のときも思ったとおり、ディズニーランドホテルはとにかく巨大でした。
なんだかエレベーターだけで4~5か所あります。一般に使うエレベータが2つしかないミラコスタとはえらい規模の違いですね。
その数多あるエレベータの一つは駐車場用です。つまり、駐車場に行くためには一度ロビー階にいき、改めて駐車場用エレベータに乗り直さなければなりません。そこが若干面倒かな。まあ、駐車場エレベーターではプルートが喋る(というより吠える)という素敵なオマケがつくので許しましょう。

それと「パークとの近さ」という点ではやはりパーク一体型のミラコスタにはだいぶ及びません。
ランドとホテルの間に駅が横たわっている上、せっかくランドの正面に出てもほとんどの時間帯はランドの正面ゲートが開いてないので、大きく端まで回っていって入場しなければならないのです。
まあ、それでももちろんランドからの距離でこのホテルに勝るホテルはありませんので、シーには行かず徹底的にランド派の人には便利といえましょう。

ロビーでチェックインすると、ホテルスタッフのお姉さんが部屋まで案内してくれます。ここはミラコスタと同じですね。
案内された部屋もかなりのところミラコスタに近く、既視感を覚えるほどでした。聞くところによると我々の知らないアンバサダーホテルも近い感じだとか。まあ、同系列のディズニーホテルですから当り前なんですが。

最大の違いはアルコーヴ(部屋のくぼみを使ったスペース)があることです。
ミラコスタの部屋にあるソファの代わりにこのスペースがある感じで、広さとしては変わりないんですけどね。
そのままベッドとして使える分ふつうのソファより奥行きが広く、家から来たダイちゃんショーちゃんたちも存分に手足を伸ばしてくつろげました。
ただ、バケーションパッケージのプランは最大4名でこの部屋を使うことができるようになってるんですが、大人4人でこの部屋はちょっと無理がある気がします。
大人なら最大3名が妥当な広さではないかと。

我々の部屋からはおもに向かい側の棟しか見えませんでしたが、横の方をよく見るとスペースマウンテンや来年オープンのモンスターズインクがチラ見できます。
なおかつ、窓の前の柵がミッキー型だったのがツボでしたね。ほかにも随所に隠れミッキーがいて、壁紙やベッド周辺を見ると面白い発見がいろいろできます。

さて、ホテルといえば気になるのがアメニティグッズです。
ディズニーランドホテルに備え付けられている備品はほぼミラコスタと同じで、あちらではルネッサンス風のミッキーたちの絵が描かれている部分に、ランドホテルでは『魔法使いの弟子』のミッキーが描かれています。

ちなみにボディタオル(短めのアカスリ)のかわりに球状のボディスポンジが備え付けられています。私としてはタオルの方がいいかな。マイ・ボディタオルを持ち込んでいたので、けっきょくそちらを使いました。
逆にナイトウェアはランドホテルの方がいいです。ミラコスタの寝間着はこじゃれた浴衣みたいな代物で、バスローブとしても使いようがないので自分のパジャマを持ち込む羽目になるのですが、ランドホテルはごく普通のパジャマで着心地も悪くありません。

残念だったのはランドリーバッグですね。
ミラコスタのは布製で美しいロゴが入っており、帰宅後最も有効に使えるグッズなのですが(旅行の着替え入れにとっても便利)、ランドホテルにあったのは「ランドリーバッグ」とデカデカと書かれただけの代物で本当に洗濯物入れにしかなりそうにありません。

あ、スリッパも非常に便利です。
今やスリッパが置かれているホテルがかなり多くなりましたが、それでも用意してないところもありますし使い捨てではない物しか置いてない場合もありますので、旅行にはディズニーホテルでいただいたスリッパを必ず持っていくようにしています。
布製の袋もついていて持ち運びにも便利ですし。意外と丈夫で一週間くらいのホテル滞在には保ちます。

もうひとつディズニーホテルのアメニティーでお気に入りなのはバスジェルですね。
一日遊んだ後でこれをたっぷりバスタブに入れて泡立てて入りますと、疲れがすべて洗い流される快感を味わえます。
ランドホテルのバスジェルやシャンプーは、ボトルの形もホテルの建物を模していて可愛らしかったです。

つまり客室の設備としては、ミラコスタとほぼ同じディズニーホテルのクオリティを備えているといえましょう。
むぅ~、そうなると今後ミラコスタかランドホテルかちょっと迷うな(笑)。チェックイン時もランドホテルに泊まるのは初めてなのに「福田様、いつもご利用ありがとうございます」とか言われたんで、スタッフ側も建物は違っても同じ管轄内とみなしているのでしょうか。

まあ、次回はとりあえずミラコスタに戻ってみて、それから比較検討します。

クィーン見参

2008-11-01 04:10:37 | Disney (パーク、映画&テレビ)
「クィーン」といっても今日はマカロンとかケーキとかの話ではありません(笑)。
今年の「ディズニー・ハロウィーン」の仮装、クィーン・オブ・ハートです

『ノートルダムの鐘』のエスメラルダに扮した前回とは打って変わり、今年は女王様に変身しました。
決め手は何と言っても我々に近い体型です。
かなり小さくかなり太め。これなら、我々が着てもイタくないですね(笑)。
それを言ったら前回のエスメラルダは仮装者との体型のギャップがそうとう激しかったですが、まぁあちらは着慣れたジプシースタイルってことで押し通しました。

しかし体型が同じなだけに、そっくりそのまま真似しただけではチビデブが強調されるだけです。
そこでシルエットのカスタマイズをはかりました。もちろん、原作に忠実な範囲内で。

ちなみに、先日書いたとおり我々の女王は園内にいるキャラクターではなく、アニメの絵をベースに作っています。
どのキャラクターもアニメと実物はかなり違うので、仮装している方のほとんどは両方の折衷ではなく、どちらかに似せて衣装を作っています。
見たかぎり、我々以外のハートの女王仮装だった方は皆さん園内の実物を模していましたね。

アニメと実物の最大の違いはスカートです。
園内のパレードを闊歩する女王陛下を見てみると、スカートの形状は中世イングランドのドレスのような富士山型(=下に行くに従って広がっているスタイル)の膨れ方で固まっています。
しかし原作の女王は富士山よりも釣り鐘に近い(=上から丸みを帯びて膨らんでいるスタイル)のに加え、あの赤と黒の部分はオーバースカートになっていて、ピラリと持ち上げれば黒と黄色のアンダーが見えるようになっています。

もう一つの違いは襟の形状です。
実物の女王はよく猫ちゃんが治療の時にかぶるアレ(端から見ると可愛いが本人としてはたまらんだろう)みたいに丸く首周りを覆うような形なのに対し、アニメの女王の襟は端が尖っていて、もっと外側に立っています。

だから再現しましたさ、アニメ版を忠実に。
まずスカート、これが一番苦労しましたねえ。最初に赤黒のガウンを作ってもらい、その下に着脱可能な黒黄の縞柄の前掛けを仕込みました。
これで原作どおり上の部分だけピラッと持ち上げることができるようになったのです。

襟も工夫したところの一つです。
原作の「襟の端が尖ったバージョン」であることに加え、本当に原作どおりにしてしまいますと我々の短い首が女王と同じように埋もれてしまいますので、可能な限り襟周りをすっきりさせました。

我々のコスプレにおける重要な美学は「原作に忠実であること」「シルエットを良くすること」、そして「安っぽくならないこと」です。

生身の人間が着て、なおかつそれを人様にお見せするわけですから、ショボい格好をするのは礼儀に悖ると我々は考えます。
まあそれは日常のダンスの衣装(←ダンスの衣装は日常かってツッコミはさておき)にも言えますけれどね。
部屋でくつろいだり近所へ買い物に行く格好ならどんな物でもいいけれど、誰かに見ていただこうとして装う限り、恥ずかしい代物を着てはなりません。

というわけで女王コスプレにもゴージャスを求めました。
きちんとした生地を使うのはもちろん、大量に使った時に安っぽくならないよう、色合いも気を遣います。
そうして選んだ赤と完璧に合わせた色の口紅やリボンもゲットしました。

黄色を選ぶのも苦労しました。ただでさえ一歩間違うと安っぽくなりがちな色ですし、特に今回は赤と合わせて使うので使うのでなおさらでした(赤と黄色ってフラでも高貴な色としてよく使う組合せですが、センス良く合わせている人はあんがい多くありません)。
今回は赤と金の両方に合う黄色をチョイス。小さな色見本でだけ見るとハートの女王の色とは少し違う感じなのですが、こうして組み合わされた全体図を見ると女王らしくなったのでホッとしました。
とか偉そうに言ってるけど、選んだのは私じゃなくてマミちゃんですから~~切腹。私にはそんな色彩センス無いっす。

冠はコスプレ専門店にお願いして作っていただきました。
エ?布製??金属でなく???と最初は思ったけれど、かぶってみたらこれで大正解。柔らかいのでいくらでも好きな形にできますし、軽くて頭への負担は一切なく、櫛を使えばどんな中途半端な位置でもしっかり留まってくれます。さすがはプロのお仕事ですね。
ハートの錫は既製品を自分で見つけてきました。夜はライトとしても活躍する優れ物です。

これにてクィーンの完成です。
次回はこの格好で出没したディズニー・ハロウィーンの様子をお話ししますね。

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