ここは蟻天国。メリダにも結構いたが、田舎な分多いと思われる。家も敷地も大きいのですぐ入ってくるというわけではないが、食べかすなんかには注意していないと行列を発見する羽目になる。まぁ、建設工事の品質の問題で隙間だらけの家なんで。大きさも色も様々で、奴ら間ではきちんと共生が成り立っている。
せっかく植えた植物もやられてしまう。これまで、内陸部ではガンガン育つらしいアボカド・マンゴー・パパイヤだけでなく、海辺でも大丈夫なはずのメロンもやられた。相棒が植える木とか花も、大きく育つまでは要注意。
引っ越してきてすぐ、相棒がインド栴檀というミラクルな木を見つけたと1メートルくらいの苗木を買ってきて、植えた。なにやら、人や作物に害を及ぼさないのに防虫効果があり、健康にもいいとかインドでは枝で歯磨きをするとかああとかこうとか。つまりとっても有用らしい。
4年前に買ったときは、1メートルくらいの苗木。あまり育っても困るんでてっぺんは切ってあるそうだが、今、高さ4メートルくらい。もちろん、枝はしょっちゅう剪定する。
ここの蟻に葉っぱを齧られてなかなか育たなかったが、ついに今年の春、相棒の忍耐が勝って1号が花を咲かせ実をつけた。せっかく実がなったので改めて調べて、蟻除け剤を作った。日本語のサイトでは(バカ高い)オイルがどうのこうのと言ってるので、田舎に住んでいるっぽいインド人の動画に従った。
完熟すると地面に落ちるはずなんだが、これまではとんと見かけなかった。鳥が持ってくんだと思って諦めて、春に落ちる前の実を収穫して乾かし、種を取り出して、砕いて水に漬けておいた。
あんまり期待してなかったのが、撒いてみたらなんと!蟻が消えた! これは実を無駄にせず真面目に取り組む価値あり!
…と思ったら、蟻除け効果を確認したその翌日、なんと地面に落ちているのも発見。信じてもらえないかもしれませんが、ホントにこれまでは見つからなかったんですよ。植えて1年目は蟻との戦い、2年目3年目と背丈が急成長、4年目に花が咲いて実がなったんで、人知の及ばないことはいくらでもあるんじゃなかろうか。
瓶底の大きさ直径10センチ弱なんで、150mlくらいでしょうか。これを4リットルくらいに水で薄めて撒く。ビックリの効果であった。おそるべし、ニーム。
片持ちの階段部分のひび割れが大きくなってきている気がするので、補強柱にする。カラマツだけど、ないよりましだと思う。サイダーよりは役立ってくれるはず。
逆隣は売りに出していて、うちとの境に見苦しい囲い込みを作った。3メートルおきくらいに丸太を地面にさして、鉄条網でつないである。で、その囲い込みを作るために、うちの土地側の枝を全部切り落としてしまった。テメエの土地と違ってうちは管理が行き届いているので、こっち側から作業したほうが楽なのである。
この豆の木には蛍がいっぱいいたんだが、サイズが半分になったら全然来なくなってしまった。去年までは7月8月と毎晩たくさん飛んでたのに、今年はまったくいない。残念。
ここんとこ朝からピーカンだったので、焼けるのは久しぶり。
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