La Ermita の記録

メキシコ隠遁生活の私的記録と報告
 @ユカタン半島。

むかつくが相変わらずオモシロイ隣地の現場

2023年04月07日 | 新築

なんと最初に現場監督から聞いた「そっちの景色は妨げない」は間違っていたと判明。妨げないどころか窓の目の前(とはいえ5mくらい離れてるが)にバーンと壁が建った。

 おまけに2階部分が例の寝室の窓の目の前

完全に視界ブロックである。もう少しずらせば1階の屋根かテラスが煩わしいだけで、ベッドの中から見る朝日はOKだったのに。

 この時期あたりで嫌な予感が。

夜明けすぐはまだ暗い状態になってしまったため、目覚めるのが遅くなった。よく言えば、なんとも自然に任せた呑気な生活ではある。

さらに、こうして家の外壁を塀がわりにして敷地境界ギリギリに建てるのはここでは普通なので、今までラッキーだっただけ。こんなに急に人口が増えると思ってなかったのもある。実はわたくし、ここが初めてではない。穴場を見つけるのが上手いというか、先見の明というか見つけるのが人より早いだけで、見つかるようないい地域を選んでいるのだからしょうがない。

気を取り直して笑うことにする。

 コンクリを掘った跡。

よくある間取りじゃないので、よく間違える。これは排水管を入れる前に梁を打ってしまい、設備屋に怒られてカンカン壊したとこ。なぜ梁の中を排水管が…は、家の外壁を樋が走るのは考えられんというメキシコのデザインと、工程決定のまずさゆえ。

というか、基礎の時もそうだったがとにかく監督が来ない。週に1回くらい顔を出す程度で、最近は来るたびに何らかの間違いが見つかる。直させて現場はムッとして(文句を言うことはない)…の繰り返し。もう嫌気がさしてワーカー達もますますテキトーに進めているのか知らないが、硬いコンクリートを壊さなければならないのは自分たちなのに、前もって確認するとか一切しない。あまり気にしていないんだと思う。毎日相棒と、あそこどうするんだろねw と話題に事欠かない。

 事故。

でもやっぱり現場の士気は大切だ。案の定事故が起こった。屋根ブロックが外れて落ちたらしい。ちょうどその上に立っていたワーカーは、近くにいた仲間に動物的反射神経で助けられて転落を免れた。確かうちの現場では、このブロックを並べるときは最初から本番の位置にきっちりはめ込みながら並べていってたが、このグループはとりあえず梁に載せてあとから位置を整えるやり方。元々うちでのやり方より危険なんじゃないかと思う。

 

 というわけで、夕日。

もう東面からの朝日は望めない。すぐ近くの藪からすでに昇りつつあるお日様ってのは1階からも見えるが、以前のような遠いココ畑(地平線に近く感じるレベル)から日が出るのを堪能するのは隣人になる。むかつくな、けどしょうがない。

個人的に夕日は水平線に沈むのが好きなんだが、相棒はこっちの方がいいと言う。とはいえ、間取り的に西面に窓を作るのは難しいし、どうせ夕方なんか寝室にはいない。



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