La Ermita の記録

メキシコ隠遁生活の私的記録と報告
 @ユカタン半島。

おしゃれじゃなくていい

2024年05月20日 | 新築

【5/17, 18の作業】 床スラブ下地盤準備、カウンター

 

作業量としては少ないが、近々の床スラブ打ちを控えてあれこれ。ここの現場では、床タイルどころかコンクリ打ちの前にカウンターを作る(なぜ前なのかは謎)そうで、流しやガスコンロなど「そのうちに選んで買おう」と思っていたものを急遽買いに行く。どのみちそろそろ買わなければならなかったんでいいんだが、買うことより選ぶのが大変で面倒臭い。

この暑いユカタン内陸でオーブンを使うとは思えないので、よくあるオーブン付きのはやめることにしていた。オーブンの熱が暑いというより、パンなど粉物の発酵も、できるにはできるんだがガチでイーストの扱いが難しく(慣れの問題だが)、わざわざ手作りして微妙な好みを実現させる根気がない。ロースト系は、薪を使って豪快にしたいということで、オーブンなし。

ところがそうなると、なぜか贅沢なシステムキッチン系のガス台が多い。IHのみたいなすっきりしたやつで、なぜか五徳の形もオサレ。フツーのでいい…というか別に豪華に見えなくてもいいんだが、金をかけない人向けには卓上コンロ!ということらしい。あと、家で何か食べ物を作って売る人が多いので、そうなると商業用のステンレス加工業者に行く。中間がない。例によってメリダまで行って、多少はラインアップの多い中から選んできた。

 うめるとこ。

卓上コンロじゃないと説明しておいたのに親方も現場もコンクリカウンターの上に設置するんだと言い張っていたが、現物を見て納得。一旦は張った鉄筋を切って型枠を作った。

 正面に流し。

 左角に飲み物コーナー。

とにかく水分をよく摂るので(摂らなきゃならないので)、専用スペースを作る。持っている冷蔵庫のドアが逆開きになるが、しょうがない。

ところでキッチンだけじゃなくて洗面台も同じなんだが、8年前と違って「おしゃれ製品のラインアップ」が増えている。洗面台のボウルは、カウンターの上に設置する型のほうが多い。まったくもってうざったい。底がカウンターに接する部分の掃除が大変だ。おまけにオーバーフローがついてない。これはカウンター埋め込み式のボウルも同じで、付いてないタイプが増えている。今度の家には掃除用の大きいシンクがあるので、あまり洗面台で水を貯めることはないと思うが、我々も齢くってくるので予防的なものがあるほうが望ましい。

埋め込み型でオーバーフロー付きで形と大きさが気に入るものがなかなかない。結局アマゾンで買った。円安の恩恵を…と思ったが、それこそ日本には据え置き型しか売ってない。考えたら当然だ。ユニットバスでいいもの、いくらでも売ってますもんね。洗面ボウルを別で買いたいのなんて、変なことしたい人だけであろう。日本の施工品質ならそれもありだが、ここでは余計なことはしちゃいけません。水回りは冒険しない!(風呂だけは許して)

 

 テレビ台。

こちらは埋め込むものがなくて簡単なので、もう作ってあった。

 奥の居室に水糸。

以前はスラブはいっぺんにと言っていたが、どのみち玄関など段差がある部分があるし、ちまちまと間仕切りがある家なので、何回かに分けて打つように変えたんだと思う(けど分からないw)。



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