La Ermita の記録

メキシコ隠遁生活の私的記録と報告
 @ユカタン半島。

晩夏

2021年10月02日 | 設備/外構/庭

海の近くのこのへんではメリダ以南のように「食べられるものがなる」植物が少ない。ヤシの実と海のぶどうくらいじゃないですかね。なので、海のぶどうが終わると、ニホンジンは「夏は終わった。でも秋か?」と思ってしまう。

最近ようやく最高気温が31℃、最低気温25℃くらいになってきて、1月には最低気温が15℃まで下がって寒い寒いと大騒ぎするので、まあそれもまちがいではない。だが、一番暑いのが3月末から5月で、そのあと普通に暑い夏が来て…と変なので、四季感が狂う。植物も変な時期に芽を出す。今、真っ盛り。気温の話だけじゃないのだ。

 落ちた実から芽が出た海のぶどう。

 黄色い花が咲く木。よく街路樹に使われている。

 うちの畑のメロン。

  ドラゴンフルーツ。

もちろん、メロンとドラゴンフルーツは自然のものじゃなくて、買ってきて食べたあとの種だが、真夏だと暑さで死ぬのもあるので、35℃まで上がらなくなってから育てるほうが発芽率が高い。

ドラゴンフルーツはサボテンの一種なので、メキシコ中にある。ちなみに、ピタヤという。正確にはピタアヤ。ピタヤという果物は別にあるんだが、スペイン語人は長音短音の区別がつかないので、ピタヤで通じる。

 こういうふうに生産する。

放っておくと地面にデロデロ伸びるタイプなので、ある程度の高さになるまで丸い枠をかましたり、ぶどうみたいに棚を作ったりして育てる。

ーーー

一応、ススキっぽい草が生えてきたり、インドゴムという木の葉っぱが黄色くなって落ちるんだが、秋っぽいという気はしない。

 シュロの芽も急に大きくなり出した。

ずっと細長い1本の葉だけだったのが、ここへきて2枚目が。日本の春みたい。

 相変わらず、ビーチも快適。

拡大してもらうと、プログレソの埠頭に着いた客船が見えます。コロナがましになってきたので、クルーズ船が復活している。相変わらずユカタンだけで毎日死者10人以上だけど、来るものは拒まない・観光業大切!なので、そのへんは気にしない。

 手前のがペリ太郎。

1羽、頭の黄色い部分が他のと違うのがいて、泳いでるとずっと眺めている。眺めてはいるが以前のように警戒してないのがわかる。いつまでも泳ぎにくるヒト(個体)として認識したのか。お礼に名前をつけてやった。

 ピッグビーチの子豚。

2センチくらい成長してた。体育の授業(海水浴)を見たくて行ったんだが、獣医が来ないとかで時間割を変更されてた。残念。

 ピッグビーチの反対側。

村の漁師が船を止めているラグーンと海の間の水路。遠くに見える橋は、いつもプログレソへ行くときに渡る橋。

 海軍士官学校協会のユカタン支部。

基地もある。逆か。

 仏像ホテル。

ちょっとオリエンタルにしてみました風のトタン屋根。これからゴテゴテ飾るんだと思う。赤いゲートには何とか酒店の文字。よくできました。

 最近の朝。

太陽が昇るのがだんだん南にずれてきた。冬になるとココ林の上から日が出て、朝焼けが多くなる。こんな真っ平らなところで、こうして毎日観察してたら、マヤ人じゃなくともカレンダーくらい思いつく。



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2 コメント

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Unknown (hebao)
2021-10-06 07:38:39
先日、近所の家の軒先で、このドラゴンフルーツのサボテンを見た!
実も付いていて、一瞬ドラゴンフルーツかと思ったが、あまりにも痩せこけていたので、違うか~と通り過ぎたけど、数日後通ったら、全部収穫されていた(笑)
収穫されたのか、台風の雨風で落ちたのかは不明。
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Unknown (ぬし)
2021-10-06 21:20:00
寒くてかわいそうだな😅
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