オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

ペットはお金がかかる

2023年03月28日 17時41分11秒 | 海外移住

今日のお題は「ペットはお金がかかる」です。今朝、散歩をしていたら、住宅地ですれ違った人の7、8割は犬の散歩でした。小さな子犬でもペット屋さんで買うと数千ドル(数十万円)するのが普通です。勿論、餌代や獣医代、グルーミング代(シャンプー、ヘアーカットや爪切り)、また、忙しくて犬を散歩に連れていけない人は、散歩代、旅行に行く時にはペットのホテル代もかかります。グーグル検索したところ、平均すると、一年に犬一頭で20万円近くかかることになります。2頭なら、その倍かかってしまいます。平均で、犬一頭1(平均寿命12年程)にかかる費用は25000ドル(約230万円)だそうです。つまり、犬一匹我慢すれば新車が買えますね。猫は犬程はかかりませんが、それでも飼育費用は一年に平均で1700ドル(15万円)かかるそうです。

これって高くないですか。僕の想像では、ペットを飼い始める人はあまり先の事を考えずに飼い始めるのではないでしょうか。まさか、子犬を買った時、或いは貰ってきた時に、まさか犬を飼う費用は新車の値段と同じだと考える人は殆どいないと思います。

そういえば、日本のニュースでは犬や猫の多頭飼育崩壊が時々ニュースになりますが、オーストラリアでは、そもそもブリーダー以外に去勢されていない犬や猫は買えないので、この問題は聞いたことがありません。

僕が小学生の頃、学校帰りについてきた野良犬を飼ったことがありますが、餌は、犬の餌ではなく、白いご飯に味噌汁をかけたものでした。特別に犬の餌を買うなど考えたこともなかったです。獣医に連れて行ったこともなく、自治体が毎年行っていた狂犬病ワクチン接種に連れて行っただけです。猫も同様で、大抵、どこからか貰ってきた子猫を家で育てたのですが、猫用の餌などはなく、ご飯に味噌汁、たまにご飯に鰹節がかかったものをやっただけです。それでも美味しそうに食べていた記憶があります。

因みに家の牧場で馬を預かっている馬主のシェイレンに餌代がいくらかかるのか尋ねたところ、馬2頭とポニー1頭(全部で3頭)で週に200ドル、つまり1月に800ドル(7万円)かかるそうです。つまり一年に9600ドル(90万円)だそうです。これに牧場代、獣医代、蹄切り代などを入れると一年に200万円近くになると思います。3頭の馬が30年生きるとすると、6000万円です。何と高い趣味でしょう。多分、手取り収入の半分以上は馬の趣味に使っていると思います。まあ、馬が生きがいの人にとっては、良いと思いますが。

家では、妻がチャボを3羽飼っていて、餌代の他に、シラミや虫下し薬代など、年に200ドル(1万8千円)くらいは使っていると思います。因みに僕はペットを飼っていませんが、野鳥に来てもらう様に軒下の餌箱に野鳥の餌をやっていますから、これは年に100ドル(9千円)くらいでしょうか。

この様にペットにはお金がかかりますが、心を癒してくれることは確かです。一人暮らしの高齢者など、人と話す機会が少ない人達にペットは精神衛生上、大変有益な様ですし、運動不足の人が犬を散歩に連れていくことによって、自分も運動が出来ます。

今まで僕の家で犬や猫などのペットを飼わなかった理由は3つあって、娘が動物アレルギーだったことと、家族で旅行する時など、ペットのホテルの預ける費用は一日で30-35ドル、一か月だと1000ドル以上になってしまい、それで一人分の日本往復の飛行機代が払えてしまうくらい高額だからです。最後の理由は、小学生の時に家で飼っていた犬が、謝ってネズミ毒を食べて死んでしまったのです。その時は、あまりに悲しすぎて、あの悲しみは二度と経験したくないと思ったからです。

でも、子供達がいずれ独立して家を出ていくでしょうから、そうなったら犬を飼うかもしれません。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

 

 

 

 


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