オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

オーストラリアのバレンタインデー

2023年02月15日 07時01分40秒 | 海外移住

昨日は2月14日、バレンタインデーでしたね。男性も女性もドキドキする日だったことは、間違いないと思いますが、いかがでしたでしょうか。

残念ながらというか、幸運にもオーストラリアや日本以外の国には、女性が意中の男性にチョコレートをプレゼントするという習慣がありません。この習慣は日本のお菓子の会社が売り上げを増やすために行った宣伝活動に国民が上手く乗せられたというものらしいです。

日本の女性にとって、バレンタインデーは年に一度だけ許される告白の日とも言えるかも知れません。男性にとっても女性にとっても、異性に告白するというのは、とても怖いことですよね。意中の人は別の人が好きかも知れないし、あなたに興味がない可能性もあるし、拒否されるだけでなく、軽蔑されたり、後で学校や職場で噂になったりすることを考えると告白するのは恐ろしくてズルズルと先延ばしにしてしまうのが、普通ではないでしょうか。でもチョコレートを渡すだけで告白ができるなら、非常にありがたい習慣ですよね。貰った方も、悪い気はしないでしょうし、、、。

日本と違って、オーストラリアでは、告白によって男女の関係が急速に縮まるのではなく、徐々に縮まっていくようです。このため告白そのものがないし、必要ありません。幸運にもオーストラリアでは、告白しなくても良いのです。

オーストラリアでバレンタインデーと言えば、、、カップルの日だと言えます。仕事の帰りに夫が花束を買って妻にプレゼントすることが多いですが、、、そうしなければならないというプレッシャーはありませんし、プレゼントをしてもしなくても、カップルにとってもっと大切なことは、この日に限らず、次の日も、その次の日も協力して家事をしたり仕事をしたり、一緒に食事をしながら話をしたりすることだと考えられています。

ですから、プレゼントをしなかったからといって、愛情がないわけではなく、プレゼントをしたからといって、愛情が沢山あるわけではないです。

オーストラリアではこの日は特に宣伝もされていませんし、知らない人も多いようです。我が家では、「あっ、今日はバレンタインデーだったっけ? それで?」と言う感じで終わりでした。

日本でこの日は、特に独身の男女双方がストレスを感じる日ではないでしょうか。笑うのはチョコレートの会社とデパートだけのような気がします。

さて、今日は朝、軽い朝食の後、散歩のついでに、昨日使ったアウトリガーと呼ばれるアルミの器具をニールの家に返しに行きました。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

 

 

 

 

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