水仙のこぼれ話

         風に揺れる水仙の花から時折余談が零れ落ちてくる

迷子の風

2014-09-11 | 頭の空回り
                   

                    芒穂の迷子の風を招きをり


「少子化というのは結局、(中略)・・・未来を信じられないことが原因で子孫を残すことをためらうという、一種の「自傷行為」なのではいかと。(中略)人間の価値は、誰かに「あなたはかけがえのない人だ」と言ってもらえるかどうかで決まる。人との絆を回復することで、そして自分を生かしてくれる自然の恵みとのつながりを回復することで、ようやく「自分は自分でいいんだ、かけがえのない自分なんだ」ということを実感できる。そのとき初めて人は、心の底から子どもが欲しいと思うようになる。(中略)この自分の幸せを、生きている幸せを、子どもにも味わって欲しいと心の底から思うとき、ようやく人は子どもを持つ一歩が踏み出せる。」(藻谷浩介他著「里山資本主義」角川書店)

スーパームーン

2014-09-09 | 頭の空回り


「20~24歳の女性の出産の三分の二近くが「できちゃった婚」によるものである。
つまり、25歳未満女性で、「結婚後妊娠して、子どもを産む」というパターンは、少数派に転落している。」
(山田昌弘著「少子社会日本」岩波新書)

新宿ぶらぶら

2014-09-02 | 散歩の写真
夏に戻ったような今日、新宿をぶらぶらしました。
先ず、新宿三丁目の「世界堂」へ額縁を見に行き、
その足で新宿二丁目の「太宗寺」の閻魔様を参拝しました。




「太宗寺」から「花園神社」へ。



「花園神社」裏の「新宿ゴールデン街」の路地をうろうろして、歌舞伎町へ。
ラブホテル街を通過し、工事中のコマ劇場を見ながら、
人出の少なくなった大久保のコリアンタウンへ。
石焼ビビンバと焼肉ランチを食べて、
山手線沿いにできた新しい道路で高田馬場方面へ。




諏訪通を東進。学習院女子大学を通り過ぎ、「穴八幡神社」と「放生寺」へ





早稲田大学の大隈会館ロビーで無料の休憩。
正門前のバス停から都バスで高田馬場へ。
訪れた神社やお寺はいずれも立派でした。支える方たちが凄いのでしょう。

興味本位の「熟年探偵団」の17,000歩の冒険旅行でした。
なお、興味深い地域の写真は撮りませんでした。


稲絵

2014-09-01 | 旅の写真






北杜市市制10周年記念プロジェクトとして、
市の動物のふくろうを小海線沿線の田んぼに稲絵として描いている。
小海線の車内放送もなく、気付く人は少なく、勿体なく思った。


鳥遊ぶ棚田の二百十日かな

夏去りぬ

2014-09-01 | 旅の写真


芒穂の真直ぐに揺る若さかな



   栗の赤ん坊



   真弓の実


夏休みは終わってしまった。
今年の夏は何だったんだろう。
猛烈な暑さから強烈な台風、その後は梅雨のような長雨。
既に野は本格的な秋になっている。
夏の思い出を作らないうちに秋になってしまった。
こんな年もあるのだなあ。

さて、これからの秋の日々を大切に過ごしていこう。