美味しいの基準。

札幌でいちばん「美味しい」
中華の店を教えて下さい。

よく聞かれる質問ですが
返答に困ります。

好きな店は言えるけどね。

先日は

「美味しい」中華の店

ベスト５を教えて下さい。

と聞かれました。
これはもっとムズカシイ。

なぜならば
私とあなたの「美味しい」は違うから。

「美味しい」の基準は人それぞれ。

十人十色です。

ガイドブックのレビューや
グルメガイドの星の数は

自分じゃない他人が決めたもの。

あくまで参考にとどめて

自分の「美味しい」は
自分で決めるべきです。

「美味しい」を

自分の舌に合うものは「美味しい」。

と規定すれば、

「美味しくない」ものは
自分の舌に合わないもの。

自分の舌に合うか合わないかは
食べてみなければ分らない。

自分の舌に合わないものも
食べて初めて
自分の舌に合うものが分る。

私はそう思います。

味はいくら口で説明しても
食べてみなければわかりません。

自分の「美味しい」は
自分の舌を基準にするべきです。

自分の口に合わなかったものを
「美味しくなかった」と
喧伝する人を見かけます。

本当にやめてほしいです。

料理人が自信を持って
愛情をこめて作る料理は
基本的にどれも「美味しい」。

これはまちがいありません。

岩見沢のちいさな中華店で
「美味しい」中華を食べました。
私の舌にとてもよく合います。

この店の中華料理は
だれもが「美味しい」と言います。kyokukenzo