4年まえ。
小雪のちらつく寒い朝。
あの人は永遠の旅に出た。
最期の最期まで凛として。
それから私は毎日泣き続け
そして途方に暮れた。
見る物すべて色が変わり
同じ景色が違って見えた。
辛い気持ちを紛らわせるため
最低限まで交友を断ち切って
一心不乱に仕事した。
その人は
半世紀前に出会った
運命の人。永遠の恋人。
心がきれいな人。心が強い人。
料理が大好きだった。
いま。
仕事がら毎日のように
いただく美味しい料理。
それは確かに美味しい。
でも、
でも、あの心の料理に
あの魂にまさる料理はない。
その後、
人と会うことで私の
仕事も順調になっていった。
辛く悲しい別れ。それは
確かに辛く悲しかったが
でも、
そこから始まるものがあると
ようやく気付いた。
会う人会う人に支えられた。
下を向いてなんかいられない。
いつもあの人が空から私を見てる。
大丈夫だよ。私は元気です。kyokukenzo
小雪のちらつく寒い朝。
あの人は永遠の旅に出た。
最期の最期まで凛として。
それから私は毎日泣き続け
そして途方に暮れた。
見る物すべて色が変わり
同じ景色が違って見えた。
辛い気持ちを紛らわせるため
最低限まで交友を断ち切って
一心不乱に仕事した。
その人は
半世紀前に出会った
運命の人。永遠の恋人。
心がきれいな人。心が強い人。
料理が大好きだった。
いま。
仕事がら毎日のように
いただく美味しい料理。
それは確かに美味しい。
でも、
でも、あの心の料理に
あの魂にまさる料理はない。
その後、
人と会うことで私の
仕事も順調になっていった。
辛く悲しい別れ。それは
確かに辛く悲しかったが
でも、
そこから始まるものがあると
ようやく気付いた。
会う人会う人に支えられた。
下を向いてなんかいられない。
いつもあの人が空から私を見てる。
大丈夫だよ。私は元気です。kyokukenzo