京医ボート部ブログ

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琵琶湖周航トピック-1

2012-08-18 16:51:19 | 日記
ここで、琵琶湖周航って何よ?という方々のために、琵琶湖周航の歴史について語ります。

まず、周航のブログのはじめに載せているのは、琵琶湖周航の歌の歌詞です。この歌詞に沿って、現在の周航は行われています。
琵琶湖周航歌は京都大学が三高と呼ばれていた時代の校歌であり、大正7年に旧制三高の小口太郎が琵琶湖周航中に作詞したのが始まりとされています。つまり、そんなに昔から琵琶湖周航というのはあったということです‼
琵琶湖周航歌は現在でもOB会の締めくくりなどに歌われており、それこそボート部でなくても、例えばテニス部でもこの歌を歌ったりします。それだけ琵琶湖周航は夏の一大イベントだったのです。
京都大学ボートから医学部ボート部が独立した後もその伝統は続き、当時はフィックス艇(シートが固定されて動かない艇)で行われていました。
医学部ボート部における重大な事故はまだ一度も起こっていませんが、決して安全なものではなく、琵琶湖の波風は極めて危険なものなので、細心の注意を払って行われています。
医学部ボート部における琵琶湖周航はフィックス艇、あるいはナックル艇で1980年まで行われていましたが、その後約20年の空白がありました。しかし、1999年に当時医学部3回生だった田嶋先生がナックルを使ってY字型航路(湖北まで行かない)にて琵琶湖を周り、およそ20年ぶりに琵琶湖周航が復活しました。
その後、2000年に反時計回りで全周を達成。その後琵琶湖周航の歌に沿って時計周りの周航が行われ、一応の形が完成しました。
そして昨年2011年、琵琶湖周航のために独自に開発された琵琶湖周航艇"さざなみ"と"とまりび"が完成し、琵琶湖周航の歴史に新たな一ページが加わりました。これも歴代のOBの先生方の周航への愛ゆえでしょう。
こうして琵琶湖周航の伝統は年々京都大学のボート部の間で受け継がれてきました…とさ。

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