京医ボート部ブログ

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こたつとみかんと長濱ねる、新年にむけて

2017-12-29 00:25:45 | 日記

みなさん、年末はいかがお過ごしでしょうか。

この時期は今までの一年を振り返るとともに次のシーズンに思いを巡らせるいい機会だと思います。

2月の選考はもちろん,その先の8月に向けて自分はどうしたいか、そしてそのためにどう準備していくべきか、そのプランを今から持つことはとても意味のあることだと思います。

プランと言っても漠然と勝ちたい、速くなりたい、出来ればモテたい?、そう思うだけでも効果はありそうなものですが、具体的な数値があればより効果的でしょう。

勝つための水上タイム、そのためのエルゴタイム、それを艇速に反映させられる技術を得るのに必要な練習量、どの時期にどんなタイムを出していたいか、そしてその先にいいことがあるかもしれない、そういったことを逆算すると自分がすべきことがわかりやすくなるかもしれません。

 

憶測で書くと、例えば西医体の表彰台は(1~3位はあまりタイムが変わらないのでそう書く)

4+が3分15~18秒、2×が3分20~20秒後半、1×が3分40~50秒ぐらいでしょうか。

つまり2×なら3分20ならメダルはまず取れそう・優勝を狙ってもいい、3分28なら年によってはメダルは取れるかも、といったところです。逆に今年の4+の混戦パターンだと15秒で表彰台ぐらいですね。

そうしたタイムのために最終的に欲しいクルー平均はどれもだいたい3分15~20秒ぐらいでしょうか。小艇はうまければ25秒でもいけるかもしれません。

そのタイムを超えている人は平均の底上げのためにもさらに成長、届いていない人は8ヶ月で近づけていきましょう。

個人差はありますが1000mで3分20秒は、30分漕で1分58〜2分00秒を出していれば狙えるタイム、2000mだと7分ジャストぐらいの数字だと思います。

シンプルに考えればこうしたタイムを目標にして、今のタイムとの差を月やシーズンの数で割ればどれくらい頑張らなければいけないのかわかりやすいでしょう。

特に下回生は具体的な数字をイメージするだけでも練習への取り組みのイメージがわいてくる思います。

 

ある程度数字を念頭に置きつつ、目標のタイムまでフィジカルを上げ、誤差をうまく乗艇のテクニックで補正(エルゴが回らない人はとにかくうまく漕げるようにする)し、また水上でのt.tやGPSストロークコーチからフィードバックを受ける。そして練習にしっかり取り組んだ後は休んでビデオを見たりして体と脳を強くする。

よく言われる単語を使うと、目標に向けたPDCAサイクルをしっかりとこなしていくのが大事なのではないでしょうか。

 

注)PDCAサイクルPDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。 Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)の4段階を繰り返すことによって、製品と業務を継続的に改善する.

Wikipediaより。

 

さらにいうと、そういったことを組織として全員ができるようになればとても強い集団になるのではないでしょうか。

 

と、ここま書きましたがその一方で

本当に強くなる方法、結局後先考えずにとにかくやってみる、がむしゃらにやってしまうことかもしれないとも思います。常に全力で取り組み、目標を日割りにしたりせず、日々限界を超え続ける練習。本当に強い選手になるのはそういった練習でしょう。

しんどくなってきてよく頭が回らないようになっても、とりあえず普段の限界よりちょっとだけ頑張ってみる、そうした姿勢を続ければ精神面でも大きく成長するでしょう。

しかし何ヶ月にもわたって全力で取り組むことは余程のものがなければ大変なことだと思います。そうした時に役立つのが最初にいった長期的なプランではないでしょうか。

つまり局所的には追い込みながらも全体的にはプランを持って継続する事が強くなるポイントではないでしょうか。大きく長く、強いドライブの後はフォワードでゆったりと準備しそれを日々続けていくイメージ。そうすれば毎日の成長を感じ、自信を持って夏の試合に臨めると思います。

 

とにかく次の1年が充実したものになるように過ごしていきましょう。モテたらいいな。


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