京医ボート部ブログ

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体の動きに対する意識

2011-12-05 20:03:07 | 日記
こんばんは。 ブログをのぞきに来て見ましたが、勝尾さんがまだ書いてないようなので少し書いてみようと思います。

実は昨日、 「今日は何の日?」というタイトルでブログを書こうと思っていたのですが、えっちらおっちら組織の勉強をしているうちに気付けばもう即刻寝ないといけない時間になっていました。


そのため諦めて暇があれば今日書こうかなと思っていた次第です。

昨日組織の勉強が中だるみに差し掛かり、そろそろ休憩したいなぁーと、テレビのスイッチを入れてみたところ、将棋の番組がやっていました。 確かこの時間は午後4時半すぎで、なんでこんな時間に将棋の番組がやっているのか不思議でした。

この将棋の番組に鉢合わせしたのも本当の偶然で、というのもNHKの、お昼ののど自慢をたまたま見てそのままのチャンネルだったからでした。

確か岩手県のほーるで行われていたようです。どうやら第一部のわんこそば対決が終わって第二部のチーム将棋をやっているところでした。

よーく目を凝らしてみると、解説は久保利明2冠、対局者の中には行方久史8段、佐藤康光9段がいるではありませんか!!!

聞き手のほうに目をやると、矢内理絵子女流4段もいる! 何という豪華ゲスト!


そう、昨日は「将棋の日」だったのです。

第三部は、次の一手名人戦。 

これはプロ同士の対局を解説者が途中で止め、プロが次に指す手を会場の方が当てるというものです。

解説は谷川9段と矢内女流4段。 

対局者は、渡辺明竜王と森内俊之名人で戦型は相矢倉で、先手の渡辺竜王が攻め、森内名人が受ける展開。それぞれの持ち味が出た一局でした。最後は渡辺の攻めを森内が受け切り勝ちました。

本当はすぐにテレビを消すつもりだったのですが、1時間ぐらい見てしまいました。
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ここからは、最近考えている話をします。

突然ですが、今この京大医学部ボート部で、ドライブ中に腕が曲がり、かつ前からまっすぐ押せないのはこの僕ただ一人です。

入部したころからこの癖が治らずとうとうここまで来てしまいました。

今日のサーキットでもそうだったのですが、何とかまっすぐ押そうと思ってもなぜかパワーローをしようとすると勝手にバトンが上にあがってきて、腕が曲がってきて、キャッチの位置が低くなってしまいます。

僕はこの原因をこのように考えてみました。

1、腕が曲がる原因

うまく肩甲骨の固定(からの上体の固定)ができていない。
そしてそれゆえエルゴの重さを体幹で支えられていない。

2、まっすぐ押せない原因

キャッチ位置がとにかく低すぎる。
上体の固定ができていない。


今日サーキットが終わってからいくつか試してみたのですが、もっとリカバリーで腕を前に前にストレッチする感覚で上体を固めることで直せるのではないかと感じています。フォワード中に腕をだらんとすると、キャッチの準備ができていないせいでキャッチ前にロスが生まれるのと、武良さんが言っておられた通り、艇と漕手の体を合わせた剛性が低下するため良くないです。

そしてさらに最近大竹さん、荒井さんに良く言われるのが、ドライブ中にもフォワード中にも体軸が曲がっている、ということです。

エルゴだったら普通はあり得ないことなのですが、よくない癖がついてしまったようです。
もっと正面の鏡を見てまっすぐだライブできていることを確認するように言われました。

すなわち、僕は縦方向にも、横方向にもドライブ中にぶれているということです。

これなら当然エルゴにも、そして水にも力は伝わらないし、エルゴが回るわけもなく、また船が進むわけもありません。

練習中には気をつけながらやろうとはしているのですが、なかなか感覚がつかめないときは(というかこういう時ががほとんどですが)、だんだんイライラしてきて意識を途切れさせてしまってめちゃくちゃになってしまいます。

先週2000m×3をした時も、一本目が良くて、残り二本は最初の感覚を忘れてしまって我慢していたのですが、一本目ほどの感覚は思い出せずに終わってしまいました。

テニスをしているときはどうすれば、どうすれば自分の打球感が戻ってくるのかを知っているので、おかしくなってもすぐに元に戻るのですが、ボートではどうしたらいいのかが、まだまだ分かりません。

イライラしても、ひたすら意識を切らさず地道にやっていくしかないとは分かっていても、それを体の動きとして表現することが苦手なのでしょうか…

最終的にはエルゴのタイムだと考えておきながら、結局意識が途切れてしまうのは、それとは正反対なことだと知りながらもなかなかできない。


でも、なかなかできないのだからこそできた時の喜びは大きいし、そのためにボートをしているといっても過言ではないと思います。中学校の時に将棋にはまったのもそういうことだったのだとも思ったりして…

そろそろ勝尾さんが来るころかなと思いますのでこれで失礼します。

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