ヒロベです。
2つ前のブログでも書いてくださっていますが、僕は日曜日に中村さんと一緒にMESSのスピーチ大会に行っていました。
そしてなんと、結果は優勝でした!
さすがにこれは嬉しかったです。夏とは違って新人の大会ではないので、その中で優勝できたのは本当に驚きです。
久しぶりにお会いした先輩にも、そんな笑顔久々に見たと言われました。えへへ。
ボート部のブログに書くべき内容ではないのかもしれませんが、せっかく珍しくも明るい気分なので
今日は明るい話題でのブログ更新にしようかなと思います。
出場者は40人ちょっとでファイナルには9人が進むのですが、そのうちの4人が京大でした。僕と中村さんと、他に1回生2人です。
3つの教室同時進行で、3人ずつの小ブロックによる予選を5回行います。
僕のブロックからは3人とも決勝に進出しました。
また、こういった大会は「西日本のMESS連盟」みたいなものの中で行っているので、いわゆる強豪として名を馳せる方々もいらっしゃるわけです。
中村さんはNYSEファイナルの常連ですから、そのうちのお1人でしょう。
優しい気持ちになる内容、デリバリーで、さすが中村さんだなあと思いました。
尊敬しかしてないです。
そのため、予選でも面白いスピーチはいくつもあったのですが、やはり決勝ではどれも他とは違う、100人を超す聴衆を7分間聴き入らせる何かがありました。
ネイティブみたいな方や、最後の締めの一言がとても粋な方、人生観としてとても大切な話をしてくださった方もいて、
大会に関係なく単純にそれらを聴くだけでも興味深く十分に楽しめるものばかりでした。
ちなみに、スピーチ前にマイクテストの時間があり、基本的には原稿の一文目を読むのですが、ここでもユーモアあるものが見られました。
中村さんはただ"I love natto."とだけ、今年のスピーチの内容とは全く関係のない一言で、会場を温めておられました。
ジャッジ受けが良かったです。
どのスピーチもとてもいい刺激になりました。
僕自身も点数にこだわることなく、たくさんの聴き手の方にスピーチを聴いてもらえるという機会を十分に楽しめたので満足していたのですが、
その評価としてこのような結果をいただけると、また違った嬉しさがあります。
ではここから、少しずつボートのことも絡めながら、僕が最近考えていることを話していきたいと思います。
スピーチ大会とボートのレースという2つの競技はどの点で似通っていて、どの点で異なるのでしょうか。
どちらも、高得点をとったり早いタイムを出したりといったゴールに向かって様々なアプローチをしていくという点では似ています。
決められたことを如何に美しくこなすかといったことはなく、どのような内容を読み、どのような抑揚やジェスチャーで伝えていくかも、
どのようにフォームを意識して、どの部分で他艇に差をつけていくのかも、全て自由です。
また、そのためにはあくまで基礎となる部分、文法や発音、力を伝えやすい漕ぎ方などを身につけなければならないのも同じです。
一方で、その評価基準については、両者は大きく異なっています。
スピーチは人と人のコミュニケーションの上に成り立つもので本来点数化できるものではないですし、これを無理やり評価しようとすると、
ジャッジさんごとにどのような視点を持っていて何を重視するかは異なってしまいます。
同じスピーチをしてもお客さんによって様々な受け取られ方をして、ジャッジさんの点数が同じになるわけでもないのです。
点数に固執する意味はないですし、だからこそ工夫のしがいがあって面白いのですが。
しかしボートの評価は簡単です。ただタイムさえ見ればいいのですから。
正直これに関しては僕は苦い思い出しかもっていません。とくに新人の西医体で印象的です。
もちろん艇速は漕ぎがあってこそですが、その過程は評価に含まれません。
僕はMESSとボート両方に入っていますが、中にはそんなの無駄だと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
この2つになんの共通点もないし、どちらか片方に集中するべきだと。
ただ、僕はそうは思いません。
相互にフィードバックすることができると考えています。
まず、僕はボートから学んで、MESSにおいてもっと基礎の力を身につけていかなければなりません。
ボート部の売りである、文化部出身でも無理なく体力をつけていけるというのは伊達ではなく、
日々エルゴや筋トレを続けることで、シーズンごとに成長を実感できています。
僕はMESSにおいてこの姿勢が足りません。
今回の大会のジャッジさんは、発音や流暢さよりジェスチャーや表情、アイコンタクトを重視する傾向があったように感じます。
また、厳しくみるポイントについても、ファイナリストの中でも何人か非常に不利なスピーカーがいました。
つまり、所変われば点変わるということで、僕は今回減点されにくかったであろう、基本的な英語力をつけるべきです。
そのためのアドバイスもいただきましたので、反省を生かして日々のトレーニングを続けていくことが、
英語が苦手な僕の個人的目標になりそうです。
そして、ボートにおいては、漕ぎ方の工夫とそのときのタイムの出かた、艇の進みにもっと敏感になるべきでしょう。
30minに対して短漕が遅いのは、体力はもちろんのこと、フォームの意識が30minほどできていないことや力の出し方、ペース配分などの模索が
まだまだ足りないからだと痛感しています。計測週で僕が失敗したのは、その前の調整週で作ったプランを上手く活用できなかったことが大きな原因です。
ゴミのようなタイムを出しているのもよくないことですが、なにより達成可能な目標タイムすら届かなかったのは大きな反省点です。
また、来週からは春夏シーズンが始まります。ボート部ライフの中で長い間付き合っていくことになるダブルですから、
矢部っちに迷惑がかかることのないよう基礎を固めた上で癖は直し、また、自分の生かすべき点は生かしていくことが求められるでしょう。
とりあえず来年こそは今年の目標は切れるように努力していきます。
計測週、NYSEと、この数週間は自分の反省点がたくさん見つかり、非常に有意義だったなと思います。
やるべきことは山ほどあります。
せっかく両方の部活とも、最高の環境が整っているのですから、来週からは心機一転、さらに精進していきます。
MESS、ボート両方の先輩方から、まだ何も始まってもいない1回生のくせに何を大層な口をきいているんだと思われそうです。
実際そうですよね。すみません。
暗い気持ちになってきました。
今後の僕の方針の備忘録ということで勘弁してください。
最後になりましたが、中村さん、ありがとうございます。中村さんとスピーチをすることができて本当に楽しかったです。
長々とお時間いただきました。
それでは失礼します。
2つ前のブログでも書いてくださっていますが、僕は日曜日に中村さんと一緒にMESSのスピーチ大会に行っていました。
そしてなんと、結果は優勝でした!
さすがにこれは嬉しかったです。夏とは違って新人の大会ではないので、その中で優勝できたのは本当に驚きです。
久しぶりにお会いした先輩にも、そんな笑顔久々に見たと言われました。えへへ。
ボート部のブログに書くべき内容ではないのかもしれませんが、せっかく珍しくも明るい気分なので
今日は明るい話題でのブログ更新にしようかなと思います。
出場者は40人ちょっとでファイナルには9人が進むのですが、そのうちの4人が京大でした。僕と中村さんと、他に1回生2人です。
3つの教室同時進行で、3人ずつの小ブロックによる予選を5回行います。
僕のブロックからは3人とも決勝に進出しました。
また、こういった大会は「西日本のMESS連盟」みたいなものの中で行っているので、いわゆる強豪として名を馳せる方々もいらっしゃるわけです。
中村さんはNYSEファイナルの常連ですから、そのうちのお1人でしょう。
優しい気持ちになる内容、デリバリーで、さすが中村さんだなあと思いました。
尊敬しかしてないです。
そのため、予選でも面白いスピーチはいくつもあったのですが、やはり決勝ではどれも他とは違う、100人を超す聴衆を7分間聴き入らせる何かがありました。
ネイティブみたいな方や、最後の締めの一言がとても粋な方、人生観としてとても大切な話をしてくださった方もいて、
大会に関係なく単純にそれらを聴くだけでも興味深く十分に楽しめるものばかりでした。
ちなみに、スピーチ前にマイクテストの時間があり、基本的には原稿の一文目を読むのですが、ここでもユーモアあるものが見られました。
中村さんはただ"I love natto."とだけ、今年のスピーチの内容とは全く関係のない一言で、会場を温めておられました。
ジャッジ受けが良かったです。
どのスピーチもとてもいい刺激になりました。
僕自身も点数にこだわることなく、たくさんの聴き手の方にスピーチを聴いてもらえるという機会を十分に楽しめたので満足していたのですが、
その評価としてこのような結果をいただけると、また違った嬉しさがあります。
ではここから、少しずつボートのことも絡めながら、僕が最近考えていることを話していきたいと思います。
スピーチ大会とボートのレースという2つの競技はどの点で似通っていて、どの点で異なるのでしょうか。
どちらも、高得点をとったり早いタイムを出したりといったゴールに向かって様々なアプローチをしていくという点では似ています。
決められたことを如何に美しくこなすかといったことはなく、どのような内容を読み、どのような抑揚やジェスチャーで伝えていくかも、
どのようにフォームを意識して、どの部分で他艇に差をつけていくのかも、全て自由です。
また、そのためにはあくまで基礎となる部分、文法や発音、力を伝えやすい漕ぎ方などを身につけなければならないのも同じです。
一方で、その評価基準については、両者は大きく異なっています。
スピーチは人と人のコミュニケーションの上に成り立つもので本来点数化できるものではないですし、これを無理やり評価しようとすると、
ジャッジさんごとにどのような視点を持っていて何を重視するかは異なってしまいます。
同じスピーチをしてもお客さんによって様々な受け取られ方をして、ジャッジさんの点数が同じになるわけでもないのです。
点数に固執する意味はないですし、だからこそ工夫のしがいがあって面白いのですが。
しかしボートの評価は簡単です。ただタイムさえ見ればいいのですから。
正直これに関しては僕は苦い思い出しかもっていません。とくに新人の西医体で印象的です。
もちろん艇速は漕ぎがあってこそですが、その過程は評価に含まれません。
僕はMESSとボート両方に入っていますが、中にはそんなの無駄だと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
この2つになんの共通点もないし、どちらか片方に集中するべきだと。
ただ、僕はそうは思いません。
相互にフィードバックすることができると考えています。
まず、僕はボートから学んで、MESSにおいてもっと基礎の力を身につけていかなければなりません。
ボート部の売りである、文化部出身でも無理なく体力をつけていけるというのは伊達ではなく、
日々エルゴや筋トレを続けることで、シーズンごとに成長を実感できています。
僕はMESSにおいてこの姿勢が足りません。
今回の大会のジャッジさんは、発音や流暢さよりジェスチャーや表情、アイコンタクトを重視する傾向があったように感じます。
また、厳しくみるポイントについても、ファイナリストの中でも何人か非常に不利なスピーカーがいました。
つまり、所変われば点変わるということで、僕は今回減点されにくかったであろう、基本的な英語力をつけるべきです。
そのためのアドバイスもいただきましたので、反省を生かして日々のトレーニングを続けていくことが、
英語が苦手な僕の個人的目標になりそうです。
そして、ボートにおいては、漕ぎ方の工夫とそのときのタイムの出かた、艇の進みにもっと敏感になるべきでしょう。
30minに対して短漕が遅いのは、体力はもちろんのこと、フォームの意識が30minほどできていないことや力の出し方、ペース配分などの模索が
まだまだ足りないからだと痛感しています。計測週で僕が失敗したのは、その前の調整週で作ったプランを上手く活用できなかったことが大きな原因です。
ゴミのようなタイムを出しているのもよくないことですが、なにより達成可能な目標タイムすら届かなかったのは大きな反省点です。
また、来週からは春夏シーズンが始まります。ボート部ライフの中で長い間付き合っていくことになるダブルですから、
矢部っちに迷惑がかかることのないよう基礎を固めた上で癖は直し、また、自分の生かすべき点は生かしていくことが求められるでしょう。
とりあえず来年こそは今年の目標は切れるように努力していきます。
計測週、NYSEと、この数週間は自分の反省点がたくさん見つかり、非常に有意義だったなと思います。
やるべきことは山ほどあります。
せっかく両方の部活とも、最高の環境が整っているのですから、来週からは心機一転、さらに精進していきます。
MESS、ボート両方の先輩方から、まだ何も始まってもいない1回生のくせに何を大層な口をきいているんだと思われそうです。
実際そうですよね。すみません。
暗い気持ちになってきました。
今後の僕の方針の備忘録ということで勘弁してください。
最後になりましたが、中村さん、ありがとうございます。中村さんとスピーチをすることができて本当に楽しかったです。
長々とお時間いただきました。
それでは失礼します。
ボートとMESSを兼部している人はいませんでした。
手探りの中、両方頑張ろうとしてはみたものの、
結局自分はMESSでは存在感を示して役割を
果たすことが出来ずに後悔しています。
そんな中、さとしとひろべはこうしてスピーチに
やりがいを見出し、結果も残してくれて本当に
嬉しく思います。それぞれの部活での立場が
あって、悩むこともあるでしょうが、これからも
貪欲に両方頑張ってください!