Yさんの閑日好日雑記

徒然に、気まぐれに何かが見つかれば

都電と案山子

2013年08月31日 | 日記
過日友人のKさんの鉄道写真展の帰りに、雑司ヶ谷から池袋まで歩いて
いた途中の風景である。
都電の停留場でいうと「鬼子母神」と「都電雑司ヶ谷」寄りの所になる。
話しが飛ぶが、都電を含めた路面電車は駅とは言わない。
我々の子供時代から停留場である。それを受け継いでいるのがバスで
「バス停」と云っているが、これも正式には「バス停留場」である。
話しを戻すと、この案山子のある一角は不思議な空間であった。
精々20坪程度の広さと思われるが、右手に青々とした稲?に案山子が
立ててあり、左手は水車と小さな納屋風の建物がある。
普通に考えると喫茶ルームとか何かの商売をしているのかと思うが、
そんな様子はない。
ただ走っている都電からも見えるので、昔の雑司ヶ谷はこんな長閑な
風景だったのだと見せているのかも知れない。
いずれにしろ謎多き一角である。