Yさんの閑日好日雑記

徒然に、気まぐれに何かが見つかれば

AからAへ

2017年04月30日 | 日記
表題だけだと判じ物のようだが。GWの初日に秋葉原から浅草へと
ぶらぶら歩いた。
秋葉原には、少し前に動物のフィギュアを探しにぶらついたが、今回は
はっきりした目的があり、「模型店P」へHOゲージの模型を処分する
ために行脚した。

浅草は、昨年も訪問したが台東区にある都立産業貿易センターで、
開かれている「鉄道模型市」をちょっと覘いた。
こちらは、ガレージセールで且つHO、Nゲージが主体なので、本当に
覗くという程度。

「模型店P」もOスケールの模型はまったくないが、初めてなので各階を
散見した。
2階にNゲージのレンタルレイアウトがあり、連休の初日ということも
あってか、老若男女で賑わっていた。Nゲージなので老男はいない。
ただし女性は、お母さんらしき男の子の付き添いで、やはり鉄道模型は
男の趣味なのだろう。
最近、鉄子、鉄女と云ってマスコミなども有頂天に囃し立てているが、
所詮は鉄道と旅、そしてグルメなど、模型まで手を出している「おなご」は
少ないのではなかろうか。差別のつもりではない。

あまり欲しくない・ぬいぐるみ

2017年04月29日 | 日記
京王線の高尾山口駅のお土産物売場にあった「ぬいぐるみ」。
蛇の「ぬいぐるみ」をあまり見たことがないので、写真に収めた。
確かに高尾山は、これからの季節は蛇も出て来る、私も登山の途中で
何回か見てはいる。

アオダイショウ、ヤマカガシ、ニホンマムシ、シマヘビ、・・・など
多くの種類が高尾山には生息しているとある。
本物にあまり出会いたくない生き物であるが、「ぬいぐるみ」を買って
帰る人がどれだけいるのであろうか。
売られているデザインは、ヤマカガシとアオダイショウであろう。
特にヤマカガシは、毒を持っている蛇である。

兎角、嫌がられる蛇君も「ぬいぐるみ」から、何とか愛着を持ってと
いうことかな。でもお客さんは素知らぬ顔で視線が反対を向いていた。

模型の貨車(10)

2017年04月28日 | 日記
いよいよどん尻に登場する貨車「ワフ」。
右側の無蓋車は、2回目で石炭を積んで紹介した「ト」である。
いろいろな積載物が便利に運べる貨車なので、防水用の幌を掛けた
姿で再現している。積荷は何かな。

さて「ワフ」は、大抵が長い編成の最後尾に連結される緩急車である。
緩急車は、客車にもあるが車両に車掌や制動手が乗込む場所があり、
ブレーキを掛ける装置が取り付けられている。
この車両の記号2列目の「フ」は、あのムラサキではなく、ブレーキの
濁音を取ったものである。13トン以下なので積載量の表記はない。
ワフの場合は、有蓋貨車+車掌車になる。車掌車のみの場合は「ヨ」と
いう記号で分類されトイレ付の車両もある。

以上、模型の貨車の話を連載して来たが、以前にも何回か記したが
この貨車は3線式を2線式で走れるように改造した鉄道模型である。
この改造は、横浜の工場長にお願いしたものであるが、振り返ると
筆舌に尽くし難い大改造であった。
特に足回りはたいへんであったようだ。模型の作り方が統一されて
いないのと、経年劣化で台車がボロボロの車両やら、工場長でなくては
とても出来ないような作業であったと思っている。
また車軸には、ボールベアリングを装着して滑らかな走行を実現した。
「ワフ」は、窓ガラスも入れて、室内灯を設置してさらに尾灯が点灯
する細工もしていただいた。電源は単三乾電池1本である。
連載の最後にあたり、横浜の工場長に心からの感謝を述べたい。

模型の貨車(9)

2017年04月27日 | 日記
4軸(ボギー台車)貨車の最後は「ワキ」。
持っている模型の貨車の中では、この「ワキ」を編成に入れると
不自然かも知れない。

何故なら、急行便用の識別塗装が施されているからだ。
本来なら、オレンジ色の帯と急行便の文字がない登場時の姿が良い。
ただ模型の編成のバリエーションとしては変化が付いて良いかも。

ワは以前説明したワゴンリーの略称で有蓋貨車である。キは積載重量。
ワキ1形の誕生は、1930年(昭和5年)に軍の部隊輸送を目的に
製造されたとある。荷重25トン。
特長としては貨車であるが、貫通路があり、窓ガラスが嵌められている。
模型では貫通路は再現しているが、窓ガラスはない。これからの宿題。

そして戦後の1949年(昭和24年)に宅扱輸送の「急行便」として
復活したとある。要するに、小口扱いの貨物用として活躍した。
かなりザックリした説明である。
宅扱輸送については、かなり長い説明が必要なのと直接関係がないの
で省く。ただ現在の宅配便制度とは、まったく違うものではあった。

明大前駅の電車接近メロディ

2017年04月26日 | 日記
新宿へ出る時は、本八幡行区間急行に乗り明大前で特急に乗り換える。
先日、電車を待っていたら、いきなり明治大学の校歌のフレーズが
鳴った。電車が接近する警告メロディだった。

明治大学の校歌は、山田耕筰が作曲した大学の校歌の中では秀逸である
と思っている。
明大前駅は、戦前から明治大学の和泉キャンパスがある。

少し長くなるが、調べて見ると次のようなことが分かった。
《今年の3月35日から明大前駅(東京都世田谷区)の列車接近メロディを
明治大学校歌に変更すると京王電鉄が発表した。実施場所は1・2番線の
京王線ホーム。京王線と井の頭線の乗換駅である明大前駅は、すべての
列車が停車する主要駅。明治大学の文系1、2年生が通う和泉キャンパスの
最寄駅でもあり、多くの大学関係者が利用する。
今回のメロディ変更は、京王電鉄と明治大学、明大前商店振興組合、世田谷区の
4社が共同で行った。》とある。因みに和泉キャンパスは杉並区にある。

2番ホームの上り線が♪白雲なびく~♪、1番ホームの下り線が♪(おお)明治♪
校歌の最初と最後のフレーズになっている。
聴いて気持ちの良いメロディであるが、学生を含めた大学関係者以外の一般の
乗降客が『ああ明治大学の校歌か』とどれだけ分かるかな。
写真はイメージで青空と白雲。