Yさんの閑日好日雑記

徒然に、気まぐれに何かが見つかれば

放送博物館と玉音盤

2013年08月07日 | 日記
8月6日
愛宕山のNHK放送博物館に行って来た。
8月になると何故か玉音放送、終戦、ラジオとかが連想されて、
もちろんリアルタイムで玉音放送を聞いたという年齢ではない。
何故か8月は終戦と玉音放送が、若い時から頭の中にありそれはラジオの
影響かなと思う。
私の子供の頃は、一番の情報源がラジオであった。
そのラジオの本放送を始めた所が、愛宕山の放送博物館の場所である。
放送博物館には数々の展示物がある。
その中で玉音放送の録音盤は、是非実物を見たかった、それも8月に。
写真は、玉音放送のレコード盤である。
実際は、昭和天皇はテイク2(2回)録音をしていたとある。
当時の録音盤は1枚が3分間しか録音できず、約5分近い玉音を2枚に分けて
テイク1とした。録音盤が4枚あるということである。
昭和天皇は、もう1度と3回目の録音をやりたかったようであるが、
恐れ多いことと当時の下村情報局総裁が断ったとある。
昭和天皇が、なぜもう1回と云われたのかはこの録音盤の重要性を分かって
いたのであろうか。(8月14日夜~15日正午までの陸軍のクーデターは
「日本の一番長い日」として映画化されている)
展示されているのは、予備のテイク2の1枚であろうか。
しかし、そんなことはどうでも良い、昭和天皇が戦争を終わらせるために
録音した録音盤の1枚であることに間違いはない。
(撮影禁止がどこにもないのが有り難かった)