Yさんの閑日好日雑記

徒然に、気まぐれに何かが見つかれば

昨年の今頃

2015年07月30日 | 日記
昨年の今頃、川越を散策していた。
川越の郵便局を周りながら、蔵造りの街をブラつくのが目的であった。

川越の有名な「時の鐘」。
川越の街の中心部、蔵造りの街並みに建てられているので、誰でも川越に
行けば眼にするだろう。
地元では、鐘撞童(けねつきどう)と呼ばれている。
高さ16メートルの3層構造の塔で、古くは鐘撞き守が決まった時間に時を
知らせていたとある。

現在は、機械式で1日4回(午前6時、正午、午後3時、午後6時)に時を
知らせる鐘の音を鳴らしている。
この青空を見ると、今年も暑いが昨年も暑かった。
猛暑日、熱中症の言葉は、夏の決まり文句になってしまった。

下北沢検証

2015年07月29日 | 日記
7月28日
1000人展に参加していただいた先輩、また友人の写真ボードの返却を
兼ねて久し振りに下北沢で集まる。

下北沢は、3月に立寄ってから4ケ月が過ぎた。
あのアーケード街は、健在であったが周りの区画整理の工事は着々と
進んでいる。

夏祭りが近いのか、「阿波踊り」と書かれた提灯がここかしこに吊り下げて
ある。
それにしても東京の町は、「阿波踊り」、「よさこい踊り」、「サンバ踊り」など
街を練り歩く祭りが多くなった。
昔のような中心に櫓を組んで、その周りを「東京音頭」などで踊る盆踊りが
少なくなった。

都心では、スペースの問題もあろう。広場が少ない。広い土地と云えば
学校の校庭であろうが、最近校庭内は災害などでないと入れてくれない。
仕方ない事情で、練り歩く祭りが多くなったのであろう。

それにしても、鳥居の様に誇らしげな商店街のランドマークである。
区画整理中のため、周りの商店街が未完成のため、やけに目立つ存在で
あった。

旅で出会った鉄道(7)・リゾートあすなろ竜飛号

2015年07月28日 | 日記
東北、野辺山の旅で出会った鉄道の最後。
弘前駅での季節臨時列車「リゾートあすなろ竜飛号」の準備運転の模様。
ホームで特急「つがる1号」を待っていると、この列車が先に入線して
来た。駅員数人が乗車位置マークを付けているところである。

7月4日(土)から9月27日(日)までの土日・祝日に運転される。
弘前発9時6分、新青森、青森、蟹田、今別と停まり三厩まで走る。
車両は、青森車両センターに配置されているHB-E300系気動車の2両
編成である。HBとはハイブリット車両の略。

愛称の「あすなろ」は、青森県の県木「青森ヒバ」の別名で『明日への希望を
イメージさせる』という由来らしい。
カラーリングは、夏祭りの熱気を表す「赤」と下北半島に咲く菜の花畑の「黄」、
豊かな森をイメージした「緑」の3色で青森らしさを表現しているとある。
「リゾートあすなろ竜飛号」は、青春18きっぷで指定席券を買えば乗れる。

それにしても帽子を見ると助役クラスの駅員さん数名が、『もう少し右だろう、
いや左かな』と楽しそうに位置決めをしている。
これが、新幹線が通っていない駅の空気感だろうと感じた。

旅で出会った鉄道(6)・特急つがる1号

2015年07月27日 | 日記
弘前駅に進入する特急「つがる1号」E751系電車。
先日ボロクソに書いたE653系の特急「いなほ」に似ているが、この辺の
Eシリーズの顔とデザイン形状は良く似ている。

東北新幹線が新青森まで開業したことにより、奥羽本線の特急列車が再編され
特急「いなほ」、「かもしか」が「いなほ」に統合され、八戸―青森ー弘前間を
走っていた「つがる」は青森ー秋田間で運転される特急に変更された。

前回、旅で出会った鉄道(2)・特急つがる3号のところで書いた、485系の
疲れ切った車両に比べれば元気溌剌である。
青森車両センター所属で、りんごをイメージした配色なのであろう。

弘前駅は、今後も新幹線とは縁の薄い街として続くのであろうが、新青森から
特急で30分弱の距離なので、必要に応じて「つがる」を走らせれば良いの
であろう。現在は1日5本運行されている。

新幹線が近くを通っていて見放された主要駅は、日本中で数多くある。
駅舎は、多少近代化されて新幹線の駅と似たような造りになりつつあるが、
細かいところに古さを残しており、そこに漂う空気感は新幹線の駅舎より
は好感が持てる。何故だろう、結論は慌しさがないからである。