Yさんの閑日好日雑記

徒然に、気まぐれに何かが見つかれば

銀座の鉄道踏切遺跡

2013年08月21日 | 日記
8月20日
午後から写真協会のボランティアでJCIIへ出かける。
夜は、銀座6丁目で元会社のOB会の暑気払い。
半蔵門から銀座に向かう途中、新橋で降りて銀座の踏切跡を撮影する。
以前に撮影した写真を再利用するつもりでいたが、どうしても写真の引出しから
見当たらなかったので再撮する。
この踏切跡は、1985年(昭和60年)まで引込み線の線路があった場所である。
なぜここに踏切があったかは、国鉄時代に汐留の貨物駅から築地の魚河岸へ
海鮮類を運ぶ貨物列車が走っていたのである。
昭和60年と云えば、物流輸送は鉄道から自動車へ切り替わっていたで
であろうが、ほそぼそと残っていたのだろうか。
この年引込み線は、完全に撤去された訳であるが、地元の産業に大きな役割を
果たしてきた引込み線の記憶を残すため、地元有志の手によって警報機だけが
永久保存されることになったとある。
昭和40年代~50年代の銀座の8丁目付近を良く知っている人たちは、
ここを貨物列車が通るのを目撃したのであろう。
私たちが、現在目にしている三原橋地下街なども、30年も経てば地下街が
あったことなど未来人は露も思わないだろう。