Yさんの閑日好日雑記

徒然に、気まぐれに何かが見つかれば

旅で出会った鉄道(30)・JR九州813系

2017年01月31日 | 日記
バーチャルでも福岡まで旅をしているが、こちらは現実の話題。
JR九州の車両は、多彩な特急列車や近郊電車、またディーゼルカーと
鉄道ファンを楽しませてくれる。九州なので東京から頻繁には行けない。
先日、福岡への出張で見た博多駅での813系の荒尾行快速電車。

813系は、鹿児島本線北部地域の主力郊外電車である。
1994年(平成6年)3月から製造されているとある。
またこの電車は、あの水戸岡鋭治氏のデザイン事務所が外装を手掛けた
最初の車両。

博多駅で何気なく見て、写真に収めたがこの電車、門司港駅から荒尾行
(熊本県)の快速。
門司港を12時18分発、博多13時43分、荒尾着14時51分。
151,6キロを2時間33分かけて走破している。
このような電車の長距離運転は、関西圏の米原―姫路間の198,4キロ、
首都圏の湘南新宿ラインの小田原―宇都宮間194,3キロ、中部地方の
菊川―岐阜間の174、1キロに次ぐ長さである。
鉄道ファン以外は、結局どうでも良い話しかな。
写真はチョット手振れようだ。

1956年の時刻表でバーチャルトリップ(2)

2017年01月30日 | 日記
1956年(昭和31年)11月某日、新宿から中央快速線のチョコ
レート色の63系国電で東京駅に向かう。
東京駅14番ホーム、12時35分発の急行「きりしま」で博多まで
乗る。「きりしま」は荷物車を入れると16両と長い編成である。

当初は、2等寝台のAで行こうと思ったが、昼間が長い乗車になるし、
またAは二人個室で誰とも知れない御仁と狭い個室でバーチャルとは
いえ厄介である。
そのため1夜を明かす汽車旅であるが、特別2等車のリクライニング
シートを選んだ。スロ54形である。

隣の15番ホームには、12時30分発の特急「はと」が停まっている。
帰路は、この「はと」の上り列車で京都から帰って来る。
12時30分「はと」が見送りの人々を残して出発していく。
急行「きりしま」は鹿児島行である。鹿児島着は明日の18時18分。
実に29時間43分走り続ける。

発車のベルが鳴り出し始めた。EF58形機関車が警笛を鳴らす。
旧型客車で編成された列車は、独特の走行音と共に東京駅を後にする。
※写真はスロ54の車内、嵌め込みの左側ぐらいに倒したら寝られるであろう。

「鴨鍋」の新年会とアクシデント

2017年01月29日 | 日記
恒例のカメラマン宅での新年会。
駅に行くと人が集まっている。京王線が走っていない。
悪しくも、会場は同じ沿線なので振替輸送なんて意味がない。

約2時間弱、2階にある本屋と改札口を数回行ったり来たりしたが、
疲れたのでホームに降りて運転再開まで待つ。
日本人は、辛抱強いのかな、皆静かに動くのを待っている。

3時スタートの会に結局5時前に着く。
2時間立っていたので疲れたが、メンバーの顔を見ると元気が出て来た。
それから8時過ぎまでワイワイと飲んで、食べて盛り上がる。
昨年は「あんこう」、15年は「ふぐ刺」そして「ふぐ鍋」と「金目鯛」、
14年は「鱈」がメインディシュであった。
外食すると結構お高い素材を手軽に食べようという企画でもある。
そして今年は「鴨鍋」。仕上げに雑炊で〆る。
良く飲み、良く食べ、良く語り、いい気持になり散会する。
散会時には、来年は何にするかなどと、気の早い話題が出ていた。

1956年の時刻表でバーチャルトリップ(1)

2017年01月28日 | 日記
12月に1959年の時刻表でバーチャルトリップを書いたが、
『面白かったですよ』という方がいたので、また豚になって木に
登らせてもらう。
今回は1956年(昭和31年)11月号の時刻表で乗り鉄をする。

東京から博多へ行き、博多で1泊。博多から京都へ、そして1泊。
京都から東京への3泊4日(1泊は車中)の旅である。
何でこんな計画なのと云われても困るが、第1には特急『はと』に
乗って見たい。第2は特急「かもめ」に乗りたかった。

この1956年11月は、東海道本線が全線電化された時である。
11月19日からダイヤ改正があり、特急「つばめ」、「はと」が東京―
大阪間の所要時間を戦前から抜けなかった8時間の壁を破って7時間
30分になった。
また「つばめ」、「はと」の電気機関車、客車が淡緑色に塗装され、世間を
あっと云わせ、そして東京―博多間に特急「あさかぜ」が走り出した。

こんな11月号の時刻表だが、いたって今まで通りの列車時刻掲載で
別稿に小さく12月号を早目に発行しますとの注意記事があるだけとは、
現在から比べるとのんびりした情報の発信で済んでいた世の中であった。
※このバーチャルトリップは架空なので連続して投稿することが厄介です。
そのため時々に続きを投稿するつもりです。ご容赦を。

ねぎみぞれそば

2017年01月27日 | 日記
2年程前に1度触れたことがある「ねぎみぞれそば」。
そじ坊の冬場限定そばで、何となく美しい名前ではないか。
具は大根おろしと刻み葱しかないが、胃腸にも優しいそばである。

私は、蕎麦屋に行くとそば焼酎のそば湯割りを注文する。
このそば湯が問題な蕎麦屋が多い。
本格的な蕎麦屋は、ちゃんとそばを茹でた残りの本来のそば湯で
割ってくれる。
大概の蕎麦屋は、そば湯の素の様な粉を溶かした即席そば湯が多い。
何処が違うかと云えば、一目瞭然コクとまろやかさが違う。

「ねぎみぞれそば」から話がそば湯にいってしまったが、左の蕎麦猪口
がそれである。即席の粉を溶かしたもの。下に沈殿している。
飲むときはかき回して撹拌するだが、体に良い物かどうか判然としない。
それでも、蕎麦屋ではお湯割りで無く、そば湯割りを頼んでしまう。
今年のような寒波が来ている時には、温かいそばとそば湯割りが寒い
夜には堪らないセットである。