Yさんの閑日好日雑記

徒然に、気まぐれに何かが見つかれば

あるホームの終焉・その後

2013年08月27日 | 日記
7月30日に「あるホームの終焉」と題して、小田急線・旧下北沢駅
ホームのことを書いた。
下北沢駅は、我が家から井の頭線で渋谷へ出る時の途中駅である。
私は時々、下北沢駅で降りて小田急線・旧下北沢駅ホームがどのように
なっているか気にしている。
写真は、先週末の状態で上の線路が、京王・井の頭線である。
そして小田急線のホームはその真下にあった訳であるが、影も形もなくなった。
左手下が上り線ホームと線路があった場所。真中の石柱の左端から右側の
石柱の少し右寄りまでが下り線のホームであった。
「あるホームの終焉」は、下り線のホームである。
すべてが無くなった姿を見ていると、如何に狭苦しい場所にホームと線路が
存在していたものだと感心する。
因みに世田谷区が考えている将来のイメージ図は、ホーム跡は緑地化して周りに
ビルを建てる案であるそうだ。(もちろん決定されている訳ではない)
下北沢というと劇場があり、ごちゃごちゃした町並みにファンション関係の
店がありで若者の街という印象が強い。
時代の趨勢と云えばそれまでだが、下北沢駅周辺がビル化されていくと街の
様子も変わっていくのであろうか。











JCII

2013年08月27日 | 日記
8月26日
写真協会のボランティアで午後からJCIIへ出掛ける。
私のブログでJCIIという言葉が良く出てくるが、何だろうと思う方も
いるのではないだろうか。
このJCIIは、ギャラリーである「フォトサロン」を2つ持っており、
また「日本カメラ博物館」、「JCIIライブラリー」などを管理している。
そのJCIIビルの4階に「日本写真協会・PSJ」があり、また3階には
「日本写真家協会・JPS」が入っている。
ある意味で日本の写真界に関する、ある部分の総本山と云えるだろうか。
ボランティアの場合は、ほとんどがこのビルの4階へせっせと通っている。
今1階のフォトサロンでは、~幕末・明治の写真展~「フェリーチェ・ベアトが
見た日本 Part1」の展示である。
私は、特に記録写真が好きなので先日じっくりと見させてもらった。
フェリーチェ・ベアトに関しては、興味のある方はウィキペディアでJCII
フォトサロンで検索していただきたい。
私が感心するのは、写真そのものではなく幕末から明治時代のスナップの
中身である。
この写真から当時の日本の寸景が読み取れるが、如何に清潔で、且つ綺麗で
あったかが垣間見られる。
昨今外国人観光客などが日本は、ゴミなどが少なく清潔であると云われている。
この幕末から明治時代の写真を見ても、道端にゴミなどが落ちていないのである。
日本人の清潔好きは、この時代から受け継がれたDNAであろう。
夜は、ボランティアの先輩たちと喉を潤して帰宅する。