りな便り （追記あり）

卒わんりなのお家からメールをいただきました。

リなが家に来て、もう直ぐ９ヶ月になります。
本当に短かったです。（いろいろありすぎました）

りなの手術のことをキチンとご説明しようと思いましたので、
長くなりますが、書きます。

りなは８月に膝蓋骨脱臼の手術（骨組織の再建術・軟組織の再建術）と
前十字靭帯断裂のために脛骨高平部水平化骨切術TPLO）をしました。
膝蓋骨脱臼だけでも大変なのに、
前十字靭帯の方の手術がすごい手術で、骨を平らに切って回転させ、
十字靭帯がなくても普通に暮らしてゆけるようにする手術だそうです。

手術前に院長先生から、りなの月齢の場合、きっていい骨の部分と
これから成長する部分があるので、余計大変な手術であると伺いました。
しかし、りなは骨の回復が早く、通常３～６ヶ月の間に入っている金属プレートを
取る手術をするのですが、２ヶ月半ぐらいで（右足は２ヶ月未満で）行いました。
私たちも心の準備がまだだったので、ビックリしました。
しかし、りなは傷の治りが遅いです。
それは、舌が長くエリザベスカラーがあっても舐めるし、
最初の手術でりなが退院してくるときに、体重１２ｋｇに４Lのエリザベスカラーが・・・
トメボタンが留められないから、ガムテープで止めてありビックリしました。
入院中にケージにカラーの端を引っ掛けて自分がバックしてカラーを取ったり、
長～～い舌を使って舐めて、菌を付け、右足の手術を二十日間も延ばしてしました。
そして、家でも何回か舐められてしまい、最後には先生に私が厳重注意を
りなちゃんはもっと注意しないと・・・って、りな入院中にまだ何かしたの？

１１月１０日にやっと総ての包帯がとれて、後は定期検査だけになりました。
１２月の中ほどに、レントゲンなどの検査をします。
その結果が良かったらもう大丈夫だそうです。
今、右足をつかない時が結構あります。
獣医さんは、左右の手術の間隔があいた為で、心配ないとおっしゃったのですが、
筋肉のつき具合のせいか、心のせいか
私たちは、気になるので検査のときに、もう一度診てもらうつもりです。

最近のりなの生活は、兎に角、飛び跳ね遊びができないので、
寝室のベットも、りなの飛び跳ね遊びの道具になるので、
主人がリビングに布団を敷いて寝ているので、お布団の上が大好きです。
後、手術をしてから、カーペット敷きにした床に主人か私が座ると
そこに腰掛ける（人が椅子に座るように）のが大好きです。


最近のお気に入り


膝に腰掛ける

一人でいるときは、窓から外を眺めています。
まだ、知らない人が怖く、子供は声を聞いただけで震えます。
新しい物も怖く、新しい経験も怖がります。
怖がり卒業プログラムの練習の途中で手術になってしまいましたので、
その間に、甘えん坊になってしまいました。
また、はじめから怖がり対策の練習をする予定です。

篠崎の犬親会は、ビビリ克服の練習にもなりますので、また伺わせていただきます。


（追記）
りなの手術の件は、もし他の子が同じようになった時のご参考になるのではと、
キチンとお伝えしたかったのです。

先天性の膝蓋骨脱臼の子でも、小型犬や超小型犬の子だと、
手術をする子と一生手術しないで済む子がいるそうですが、
りなが悪くなったのは、体重と飛び跳ねがとても好きだったことです。
後は、私どもが手術をためらっている間に、十字靭帯までダメにしてしまいました。
本当にそのことだけは、りなに申し訳なく思っています。
りながストレスを感じないで、運動を制限してゆきたいと思っています。



先日のいぬ親会の写真も送ってくださいました。
仮父に甘えるりなちゃん


仮母にご挨拶してくれるりなちゃん
そばには姉妹のゆなも写っています。



H様、メールをありがとうございました。

りなちゃんの手術に際しその都度ご家族からお話をうかがってはいましたが、
こうしてメールを読ませていただき、りなちゃんの膝の状態がたいへん深刻で、
とても難しく大がかりな手術だったことを今改めて実感しています。

手術前後のご家族の心配はどれだけ大きなものだったでしょう。
手術を終えた後も傷を舐めさせないように、無理な運動をさせないように…と
ずっと気の休まる時がなかったのではないかと思います。

H様に見守られながら無事に手術を乗り越え、包帯が取れるまでに回復したりなちゃん。
H様、本当にお疲れさまでした。

りなちゃん、この数ヵ月間よくがんばったね。
元気になって本当によかった…。

パパやママと一緒にまた篠崎に遊びに来てね。
仮母、楽しみに待ってるよ！