くるりんしっぽ隊

『ちばわん』で保護犬の一時預かりボランティアをしています。
預かり犬のいぬ親さん探しの日記です。

咲歩(さくら)、元気でね!

2013年03月02日 | 咲歩→さくら2013.3.3卒業(23/3/13虹の橋へ)
今日は咲歩が仮宿で過ごす最後の日なので、「さくら」ではなく「咲歩」と書きたいと思います。


今朝はいつものように哲&あずきと一緒にお散歩に行きました。






その後、お世話になった獣医さんのところへ行って
爪切り&肛門腺絞りをしていただきました。




病院から帰宅後シャンプーを済ませ、午前中に盛りだくさんのメニューをこなした咲歩。
かなり疲れたようで、午後はぐっすり眠っていました。





我が家で約半年間過ごした咲歩。
明日、本当の家族が待つお家に巣立っていきます。

今までたくさんがんばってきた咲歩。
そんな咲歩の姿をここに残したいと思います。


咲歩は我が家に来る前の約2ヵ月間、愛護センターで子育てをしていたお母さん犬でした。

愛護センターで子育てしていた頃の咲歩。
(写真はセンターレポートからお借りしました)

昨夏の猛暑の中、4頭の乳飲み子を必死で守り育てていました。








2ヵ月間の子育てを終えた頃には、咲歩の体はガリガリに痩せ、体中傷だらけ、
至る所に脱毛が見られました。



2012年8月28日
ようやくセンターを出ることができました。
今まで子育てがんばったね。お疲れさま。




運搬ボラの姫菜ママさんの車で我が家に到着した咲歩。
あまりにひどい皮膚の状態に、我が身を削って子育てした苦労がうかがえました。

咲歩の脱毛は広範囲に見られ痒みも伴うため、
痒い部分を夜中ずっと口で噛んでいました。







皮膚の状態が悪かったため、治療(投薬)がひと段落するまで3ヵ月以上かかりましたが、
年末頃にはガリガリだった体がようやくふっくらし被毛もフカフカになって
可愛さに磨きがかかってきました!
なかなか生えそろわなかったシッポの毛もすっかりきれいになりました。






最初の頃はあまり犬には興味を示さなかった咲歩でしたが、
時間の経過とともにみんなと遊ぶようになり、
若犬らしい無邪気な動きも見られるようになりました。

穏やかでひかえめな咲歩は、すぐに仲間として認めてもらえました。

みんなと仲良くいっぱい遊んだね♪

















咲歩が得意な前足トントン(笑)
そばにいくたび何度も「撫でて」と催促されました。
普段ひかえめな咲歩の唯一の自己主張だった気がします。

咲歩、明日からは誰にも遠慮せずパパやママにいっぱい撫でてもらえるね!




咲歩、明日から本当の家族との生活が始まるよ。
パパとママと小さな2人のお兄ちゃんとの生活、今からとても楽しみだね。

今までたくさんがんばってきた咲歩。
咲歩の本当のパパとママは、咲歩の今までのがんばりや苦労をよくわかってくださっているから、
そしてどんな時も咲歩のことを守ってくださるから、咲歩は何も心配せずパパとママに甘えていいからね。

優しいご家族と一緒に楽しく暮らしていくんだよ。

咲歩に出会えて嬉しかったよ。
幸せになるんだよ!

最後に、咲歩、絶対に拾い食いしちゃダメだからね~!!
コメント (4)
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