「まん延防止等重点措置」では拡大を防げない

国内の新たな感染者は2606人、感染者の累計は47万8486人
国内では1日、新たに2606人の感染が確認されました。
感染者が急増している大阪府では過去4番目に多い616人となりました。
これで国内の感染者は47万7774人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は47万8486人になりました。
また、新たに確認された死亡者は18人で、死亡者の累計は9207人になりました。
重傷患者は前日より2人減の380人となりましたが、患者数の増加や高水準の死亡者数を勘案すると医療提供体制は依然としてひっ迫していると思われます。

都内の新たな感染者は475人、感染者の累計は12万1461人
東京都では1日、新たに宣言解除後最多の475人の感染が確認されました。
これで都内の感染者の累計は12万1461人となりました。
このうち、10歳未満から30代が201人で全体のおよそ49%、重症化リスクが高い60代以上の感染者は21%の88人で、60歳以上の割合が高くなっています。
1日までの7日間平均は372.3人で、前週比では116.4％と増加しています。
また、経路不明の感染者はおよそ57%の271人です。
なお、新たに確認された死亡者は4人で、死亡者の累計は1774人になりました。

新規感染者数の動向


患者と死亡者の動向

国内事例・空港検疫の合計

身近な人々の命と暮らしを守るために
感染爆発が全国に波及すれば、国民の命だけでなく終息後の経済を立て直すことすら不可能になります。
ワクチン接種が一般的なものとなり、感染拡大を抑え込むまでは、人と人の接触を8割減らすより強い対策を講じ、抑え込んでから経済に総力で取り組むことが、経済の再生に有効なことが多数の経済の専門家により分析されています。

最前線で新型コロナと戦う医療関係者支援で、私たちにできることは、「感染しないこと」「感染させないこと」です。
「私たちはもう感染している」と認識して、「不要不急の外出はしないこと」「人と接触しないこと」で、これ以上の感染拡大に歯止めをかけましょう。

最前線で戦っている医療従事者に感謝して、解除後も不要不急の外出を自粛しましょう。

国内の感染状況

世界の感染者1億2917万人超え、死亡者は282万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間2日午前3時の時点で1億2917万4928人となりました。
また、死亡者は282万503人となりました。

国別の感染者は、アメリカが3048万5635人と最も多く、ブラジルが1274万8747人、インドが1222万1665人、フランスが470万5284人、ロシアが450万3291人などとなっています。
また、死亡者も、アメリカが55万2604人と最も多く、ブラジルが32万1515人、メキシコが20万3210人、インドが16万2927人、イギリスが12万7006人などとなっています。

主な国・地域の感染状況