感染爆発が始まった！

国内の新たな感染者は4532人、感染者の累計は52万6829人
国内では16日、4532人の感染が確認されました。
新規感染者が4500人を超えるのは2日連続です。
感染者が急増している大阪府は3日連続で過去最多を更新する1209人で、18日連続で東京都の新規感染者数を上回りました。
兵庫県の510人、新潟県の40人、石川県の35人も、1日の感染者としてはいずれも過去最多を更新しました。
これで国内の感染者は52万6117人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は52万6829人になりました。
また、新たに確認された死亡者は46人で、死亡者の累計は9605人になりました。
重傷患者は前日より39人増の670人となりました。
重症化しやすい変異ウイルスの急拡大で関西圏を中心に医療提供体制や病床はひっ迫しており、首都圏でも変異ウイルスが急拡大していますので医療提供体制などがひっ迫する一歩手前まで来ています。
何としてもオリンピックを開催したい政府与党はより効果的で強力な対策を打ち出そうとしていませんが、大阪府の吉村知事は緊急事態宣言の発出を国に要請する考えを表明しています。
政府は、来週20日から来月11日まで、埼玉、千葉、神奈川、愛知の4県に「まん延防止等重点措置」を適用する方針ですが、人と人との接触を抜本的に減らさない限り、感染爆発を止めることは不可能です。
残念ながら菅内閣からは強いメッセージは期待できず、最前線で治療にあたる医療関係者から落胆の声が上がっています。

都内の新たな感染者は667人、感染者の累計は12万8781人
東京都では16日、667人の感染が確認されました。
これで都内の感染者の累計は12万8781人となりました。
このうち、10歳未満から30代が394人で全体のおよそ59%、重症化リスクが高い60代以上の感染者はおよそ14%の91人でした。
16日までの7日間平均は542.0人で、前週比では122.9％と増加しています。
また、経路不明の感染者はおよそ60%の402人です。
なお、新たに確認された死亡者は8人で、死亡者の累計は1836人になりました。

新規感染者数の動向>


患者と死亡者の動向

国内事例・空港検疫の合計

身近な人々の命と暮らしを守るために
感染爆発が全国に波及すれば、国民の命だけでなく終息後の経済を立て直すことすら不可能になります。
ワクチン接種が一般的なものとなり、感染拡大を抑え込むまでは、人と人の接触を8割減らすより強い対策を講じ、抑え込んでから経済に総力で取り組むことが、経済の再生に有効なことが多数の経済の専門家により分析されています。

最前線で新型コロナと戦う医療関係者支援で、私たちにできることは、「感染しないこと」「感染させないこと」です。
「私たちはもう感染している」と認識して、「不要不急の外出はしないこと」「人と接触しないこと」で、これ以上の感染拡大に歯止めをかけましょう。

最前線で戦っている医療従事者に感謝して、解除後も不要不急の外出を自粛しましょう。

国内の感染状況

世界の感染者1億3950万人超え、死亡者は299万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間17日午後6時20分の時点で1億3950万1416人となりました。
また、死亡者は299万2237人となりました。

主な国・地域の感染状況