沖縄の街角(旧名:北京の街角)

沖縄と天津でIT関係の会社を経営しながら、仕事を通して考えたことを発信する。

奇跡の生還

2010-10-15 20:36:28 | コーヒータイム
約ひと月前に天津に出張したときに、キリギリスを買った。

北京の会社に持ち帰って、小さな籠に入れて、毎日キュウリをあげて飼っている。
最初は、ほとんど鳴かなかったが、半月もすると盛んに鳴くようになった。
ふつうは20-30秒続けて鳴いたら一休みするが、長いときは30-40秒
鳴き続ける。

毎日いい声で鳴いてくれるので、気持ちもすっきりして、社員たちにも大好評。
太郎という名前をつけてみんなでかわいがっている。

ところが昨日退社時間に、太郎が籠から脱走してしまったことがわかった。。
毎日エサをやっている掃除のおばさんが、うっかりして籠の扉を閉め忘れていた。
事務所の中を社員全員で探したが、小さいから全然見つからない。

もう寒くなってきたので、脱走を続けていると、間違いなく死んでしまう。
みんな太郎を心配して今朝また部屋中探したが見つからない。
ほぼ諦めかけて、会議を始めたら、ギリギリと鳴き声が聞こえた。
鳴き声は会議室の中のローボードの後ろからから聞こえる。
会議を中断して、ローボードを動かしてみると、後ろの窪みに隠れていた。

さっそく捕まえて、籠にもどして奇跡の生還を全員で祝った。まるでチリの鉱山の33人を
迎える人たちのように。

でも、籠に戻してから太郎は一度も鳴いてくれない。
たぶん、自由を奪われて怒っているのだろう。
明日から二日間休みなので、二日分のエサを籠に入れて退社した。
来週になれば機嫌を直して、また鳴いてくれるといいんだけどね。

尖閣での領海侵犯事件

2010-10-03 07:55:09 | コーヒータイム
日本のマスコミは最近はこの事件で持ちきりだが、
今回の事件で、民主党には頼れない事がはっきりした。
更に、中国が普通の国でないことを、やっと日本人は知った。
政府の外交は全く素人丸出しで、フラストレーションは極限まで溜まったが、
前述の2点を日本人が今回再確認できた事はよかった。
今からでも遅くないので、日本国民は自分の子孫にこれ以上の難儀をかけないために、
今後の対応策を真剣に考えるべきだ。
日本が中国の対応に疑問を持って騒ぎ出したので、
多分中国政府はあわてているはずだ。次にはきっと態度を軟化させて
友好を呼びかけてくる。そのとき、管内閣は渡りに船で
中国側の呼びかけに応えるはずだ。なんの戦略も準備せずに。
事態が平静化すれば、日本人の「水に流す」気質が働いて、
また元に戻ってしまい、中国が普通の国でないことを忘れるかもしれない。
日本人はいい加減に戦後のアメリカ政府の洗脳政策から目覚めて、
能動的に自らの力で平和を守るべきだ。